福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

モード和食総本店 笹次

2011-08-30 | 福島
楽しい大阪・福島ライフですが、
毎回悩むのが
「日曜祝日、お盆・年末年始は休んでるトコが多い」。
土曜日はわりと開いている所が多いのですが、
8月半ばですと夏休みをとっていることが多いです。
中央卸売市場が休みだから、仕入れが出来ないのもあるんやろな。

そんな休日に頼りになるのが、「ほたるまち」。
定休日のあるお店もありますが、大体どこか営業しています。
今回は「笹次」にランチを食べに行って来ました。

中は節電とは無関係だと思いますが、少し薄暗い。
店内の半分近くをキッチンスペースが占めています。
昔のテレビ番組「料理の鉄人」のキッチンスタジアムみたいな感じ。
客席との間には仕切りも何もなく、調理している様子がよく見えます。
でも居酒屋のようにカウンター越しに
料理人と客が会話をするスタイルでは無さそう。
調理の様子を見せるのをアトラクションにしているんでしょうね。

キッチンの奥には水槽。
ふだんは生簀代わりになっているのかな?
私がいったときには、ウツボ君が一匹、のんびりあくびをしていました。

一番リーズナブルな1000円のランチは早々に売り切れ。
とのことで、1890円のランチコースを注文。

内容は下記の通り。

【前 菜】
ヘルシーなチカラとハーブ入り“一番出汁”への想い スープ仕立て
     
【鮮 魚】
中トロプレート(酢橘・山葵・紅蓼・莫大海・水前寺海苔・味噌・花茗荷)

【主 菜】
牛肉のランプステーキ 初夏野菜 林檎をすりおろしたソース
  または、
パン粉をまとった鳥取県産 大山地鶏のクリームチーズ包み揚げ
トマトの旨味たっぷりソース

【仕上げ】
桜海老と明日葉のかき揚げ茶漬け
  または
モード和食新開発 北海道産仔牛の煮込み黒カレー

【お飲み物】
コーヒー or 紅茶

まず、前菜ですが、メニューを見ただけではチンプンカンプン。
お店の方の説明によると、「焼き茄子のすり流し」。
冷たく冷やした茄子を硝子の器に入れ、
上にドーム状の透明硝子のふたを乗せます。
そして、フタと鉢の隙間から、白い煙を吹き込むという演出。
フタを取ると、浦島太郎のように煙が立ち上ります。
焼き茄子のスモーキーな香りを強調する演出なのかな…?
こういうところが「モード和食」なんでしょうか。

お魚はまぐろ中トロのお刺身。
大きなプレートにペタッと一枚お刺身を置き、
その手前に薬味をポチポチと一列に並べています。
ぺろっと一口で食べられる大きさでは無いので、
添えられたナイフとフォークで食べる。
お造り⇒お箸、というイメージが強固な私にはちょっと馴染めず。
中トロはとても美味しかったです。

メイン料理はステーキを選択。
りんごのソース、どんなんかなぁと楽しみにしてました。
醤油や薬味が入って和風テイストです。
一口食べた感じ、
「エ●ラの焼肉のたれに似てる。」
同行者も同じような感想なので、本当に似てると思う。

ご飯物は、桜海老のかき揚げ茶漬けにしました。
出汁茶がよい香りでした。

器や盛り付けが凝っていてとても面白かったです。
食事中、他のお客さんのお料理を見たのですが
他のコースも演出がすごいです。
お造りの盛り合わせのガラス鉢に生きた蟹が忍ばせてて
「水族館仕立て」とか…。
(うつわの断面が凹になってて、上のくぼみにお造りが乗ってます。
 内側の空洞に沢蟹が入っている)
あの蟹は食後どうなるんだろう…。

ただ「変わってるなぁ」という印象が強すぎて
お料理の味の事は意外と覚えてない…;

キッチンが丸見えなので、作業がよく見えるのですが
全体的にゆっくりしています。
作業スペースとの間に仕切りは無いですが、
店内が静かなのはそのせいかも。
コース仕立てなので、ある程度時間がかかるのは予測してたんですが
思った以上に長居してしまいました。

途中、隣接する「プラチナキッチンOSAKA」の従業員の方が小走りに
入って来られたりとちょっと落ち着かない雰囲気だったのが残念。

モード和食総本店 笹次
住所:大阪市福島区福島1-1-48 (ほたるまち内)
電話:06-6344-4655
休日:不定休

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追記 2015.06

残念ながら、ほたるまちのお店は閉店されました。
お隣にあった系列店も閉店。

堂島ホテル ベーカリー・ケーキショップ

2011-08-26 | 北区堂島・堂島浜・西梅田
一時期、大人気だったモンシュシュの堂島ロール。
渡辺橋まで延びる大行列が話題になりました。
今は一重タイプのロールケーキは珍しくありませんし
モンシュシュのお店も全国に広がったので
行列は見かけなくなりました。
東京大丸の「ベビー・モンシュシュ」も一時期はかなり並んでいましたが
今は楽勝でお買物できるようです。

さて、ご存知の方も多いと思いますが
堂島ロールには、モンシュシュ以外にももう一つあるのです。
それは、堂島ホテルのベーカリーショップで売られている
「堂島ホテルロール」。
この二つ、見た目ソックリですが、レシピもほぼ同じだとか。

以前、モンシュシュは堂島ホテル内にお店を構えていました。
その時の縁でレシピが共有されているらしい。
私のぼんやりとした記憶では、ホテル正面から見て左側に
モンシュシュの店舗があったような。

並ぶことが大嫌いな私は、ここ何年も堂島ロールを食べていません。
かすかな記憶をたどりつつ、比較してみました。

ミルキーな味わいのクリームはよく似ています。
植物性ホイップクリームを混ぜていると聞いたことがありますが
私は結構この味が好きです。
コンビニデザートのホイップは胃にもたれるのですが
堂島ロール&堂島ホテルロールを食べた時は
あれだけの分量なのに大丈夫でした。何でやろ??

スポンジ生地は少し違うように感じました。
堂島ホテルの方がきめこまかくしっとりしているような。
たまごの風味が強く、口どけも良いです。
私のアテにならない記憶で比較した感じ、
ホテルロールの方が好きかな…

以前は価格差がありましたが、モンシュシュ側が値上げした結果
今は同じ値段です。
パッケージや紙袋はホテルの方が茶系でシック。
モンシュシュのオレンジの紙袋は遠くから見ても
「あ、堂島ロール持ってはるわー」と分かるほど派手なんで
持ち歩く分にはホテルの方が恥ずかしくなくていいかな…。

堂島ホテル Bakery&Patisserie
住所:大阪市北区堂島浜2-1-31 堂島ホテル1F
電話:06-6341-3070
営業:11:00~20:00

堂島ホテル、一時期葬儀屋さんが入ってませんでした?
あれ、何やったんかなぁ…。
宿泊施設としては廃業中でしたが、
堂島の一等地、しかもホテル跡地で何故…?
近くで働いてたのですが、見るたびに不気味に思ってました。

バドワイザーのお店が入ってたこともあったように覚えてます。
職場の男性陣がバドガール見学に行ってました。
(ビアホールなのに、ビールが主役と違うのか?)

堂島ホテル


東京に引っ越した頃がまさに堂島ロールの人気絶頂期でした。
なぜか、堂島ロールを東京のお菓子だと思っている人がいた…
堂島って全国区の地名じゃなかったんだと思い知らされました。
バームクーヘンでお馴染みのクラブ・ハリエの事も
東京のお菓子屋さんだと思っている人がいたなぁ。
最近だと、カステラの黒船。
大阪の老舗カステラ店「長崎堂」の新ブランドで
一号店は梅田阪急らしいですが、
こちらも何故か東京のものだと思われています…。

福島ズボラーヌ日記(11年8月)

2011-08-25 | ■その他
楽しみにしていた夏休みがあっという間に終わってしまった…
東京に戻ったばかりなのに、
「さて、次はいつ帰れるんやろ?そして今度はどこ行こ?」
などと考えている私…。

久しぶりの大阪は本当に楽しかったです!
出発前は関西電力の電力事情の報道を見てびびっていたのですが
到着して、大阪各地の明るさにビックリ。
東京の方がかなり暗いです。
関電管内より余裕があるはずなのに…。

とりあえず、夏の暑さはだんだん落ち着いて行くでしょうが
冬になるとまた心配ですね。
この状態はいつまで続くんやろう…。



どこもかしこも見覚えのある映像ばかり…懐かしい。
(この間行ったとこですけど)
この街並み、梅田からスグの所とは思えませんね~。

そうそう、東京には「地蔵盆」は無いそうです。
(参考:「地蔵盆(wikipedia)」)

私は子どもの頃は福島区ではなく、
大阪郊外の新興住宅地に住んでいました。
そこでも地蔵盆の風習は無かったなぁ。

夏休みの終わりごろに子ども会の行事で
お菓子の詰め合わせをもらいましたが
それが「地蔵盆の名残」だったみたいです。

福島区に引っ越して来て、はじめて地蔵盆の様子を見たのですが
参加している子ども達がとても楽しそう。
大人達も大変そうですが、やっぱり楽しそうに見えます。
地域親睦の為にも、これからも続けて欲しいな。

※この動画は、数年前のもののようです。
「兼平地蔵」が置かれていた建物は解体され、
井戸も無くなってしまったのだとか…。残念。
跡地は今はコンビニになっていますが、
お地蔵様はすぐ近くにお引越しされ、今も野田の町を見守っておられるそうです。