福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

大開一丁目(1)

2012-09-30 | ・大開:風景・建築・史跡
野田阪神駅前通商店会から野田阪神本通へ移動中、古い蔵を見かけました。



「蔵」と聞いて思い浮かぶ白壁とは全然違うくすんだ色調なので
最初はピンと来ませんでした。
一回通り過ぎてから、「あれ、今のんは…?」と引き返して再確認。



商店街のこんな近くにあるなんて!
周囲は古い長屋があちらこちらにあるので、
思えば蔵があっても変じゃないんですが。
古い建物を見ると、嬉しくてワクワクしますが
その中で一番、ワクワク度が高いのは、やっぱり蔵かなー。

こうして古びた色をしていると
「戦争でも生き残れたんかしら…」とジーンとします。

もしかしたら、戦後の建築かもしれんけど。

そうそう、「野田阪神駅前通商店会」と「野田阪神本通商店会」。
どっちがどっちか頭の中でごっちゃになってます。

野田阪神駅前通商店会」…阪神電車の高架沿い。

野田本通商店街」…りそな銀行の隣から入っていく方。

我が家では「りそな横のとこ」「高架の横のとこ」と呼んでいます。

※「福島区の風景・街並み

Cutina Italiana La Strada

2012-09-29 | 福島
莫大小會舘(メリヤス会館)1階にあるイタリア料理店「ラ・ストラーダ」。

このお店が出来る前は、アンティーク家具屋さんや
ワイン販売店(「ニコラス」という名前やったかな)でした。
入り口から客席に至るまでに、一段上がるのですが
これは家具屋さんだった頃から、すでにこういう段差があったように思います。
クラシカルな建物を生かしたインテリアで
男性が一人で入っても気恥ずかしくない、適度なカジュアルさがあり
落ち着いた雰囲気です。
奥の方(川側)の鉄格子の入った窓が格好良かった。

訪問したのはランチタイム。1500円のランチをお願いしました。
内容は前菜+スープ、パン、パスタ(2種類から選択)、デザート。
私がお邪魔した時は、男性が厨房も接客も一人でこなしていました。
客席は満席だったし、とても忙しそうでしたが
お料理も手抜きなし、接客も丁寧でした。
席からカウンター奥の厨房の様子が見えるのですが
あわただしいランチタイムでも丁寧に作業をしておられました。
でも全然待たされなかった。
手際が良いのだなぁ。

自家製パンはほかほかだし、前菜は器もお料理もひんやり。
パスタも熱々で、もちろんとても美味しかった。
メリヤス会館は大好きな建物ですが、ゆっくり食事を楽しめるお店が出来たのは
初めてなのと違うかなぁ。
(お隣は喫茶店だし)
次の帰省の時も是非、お邪魔したいです。

「La Strada(ラ・ストラーダ)」
住所:大阪市福島区福島3-1-39 メリヤス会館1階
電話:06-4256-6616
休日:水曜日

福島区は土日休みや夏季休業を取るお店が多いので、こういうお店は貴重。
私が行ったのはお盆でしたが、ランチタイムも営業されていました。

ところで、
メリヤス会館の前の道路。ここが蜆川(曽根崎川)の跡やったんですね。
曾根崎心中のイメージが強いので北新地の辺りを流れていたんやろな、と思ってましたが
福島区玉川の船津橋付近で堂島川と合流していたのだそうです。

蜆川と堂島川にはさまれた土地、つまり
ほたるまちやこのメリヤス会館があった所が「堂島」という細長い島。
次に帰った時には、この蜆川跡を上流(西天満)から下流まで歩いてみたいと思ってます。

EL PONIENTE OLA

2012-09-07 | 福島
夏休み、ほたるまちのスペイン料理店「エル・ポニエンテ・オラ」に行って来ました。

以前、訪問した中之島の「カボ・デルポニエンテ」の姉妹店。
残念ながら、CABO d EL PONIENTEはダイビルの解体とともに閉店しました。

エル・ポニエンテ・オラの建物は、ほたるまち完成後に増築されたものです。
以前は空き地というか、広場の一部でした。
建物が他の店舗と違って独立しているせいか、ちょっと入りづらい雰囲気です。
開店当初はお手頃なランチメニューは無かったように思いますが
わりと最近、1500円というリーズナブルなメニューが店頭に掲示されるようになりました。
(私が気づいたのはゴールデンウィークですが、それより前からあったかも?)

お店の中は、カボ・デルポニエンテのような外国の食堂みたいなカジュアルな雰囲気ではなく、
大人っぽく高級感のあるインテリア。
照明が薄暗く、涼しげな印象です。

さて、お手頃な1500円のランチメニューは下記の通り。
ちなみにお店のホームページには何故か紹介されていません。
お店の雰囲気に似合わない安さゆえに、あまり知られたくないのでしょうか。



冷たい野菜スープ、ガスパチョ。
お店によっては、きゅうりの青臭さが目立つ所もありますが、
こちらのガスパチョは青臭さはあまり感じませんでした。
パプリカの甘味がほどよく効いていて、とても美味しかった。

お店に着くまでに、ものすごい大汗をかいていたのですが
このスープですっと体内の暑さが引くような感じがしました。
夏野菜って偉大だなぁ。



メインは何やったかなぁ。思い出せない…
アスパラの芯の部分が甘くて、にゅるにゅるした食感が楽しかったのと
オリーブの塩味がよく効いていたのは覚えています。



食後にはデザートとコーヒー。
この日のデザートは氷菓。桃のアイスが特に印象に残っています。

写真に写っている白地に鮮やかなブルーの模様の入った食器は、
お店のHPによると、「サルガデロス」というスペインの高級ブランドのものだそうです。
スペインの陶磁器というと、色鮮やかな色調で、素朴でざっくりしたデザインという
イメージがあったのですが、見事に覆されました。
白×青のお皿って、お料理が美しく美味しそうに見えます。
そういえば、日本の食器も白地に青い模様が多い。
このお皿に何となく懐かしさというか親近感を感じるのはそのせいかなぁ。

EL PONIENTE OLA(エルポニエンテ・オラ)
住所:大阪市福島区福島1-1-48 (ほたるまち)
電話:06-6453-9191
営業:11:30~15:00(L.O.14:00)、18:00~23:00(L.O.21:30)
休日:火曜日(夏季休業、年末年始休業あり)
備考:「El Poniente Ola エル・ポニエンテ オラ」(お店のブログ)

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※追記 2013.03 
残念ながら閉店されました。

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※追記 
現在は「ad hoc(アド・ホック)」というフランス料理店に変わっています。
2014年9月頃にオープンされたらしい。
参考:ad hoc

福島ズボラーヌ日記(12年9月)

2012-09-05 | ■その他
楽しかった夏休みはあっという間に終わってしまいました。

大阪到着当日、大ショックな出来事が。
この盛夏に自宅リビングのエアコンが壊れました。
しょうがなく、別の部屋で過ごすことになったのですが
そこには冷蔵庫が無いので、苦労しました。
御飯をテーブルで食べられないのが一番面倒くさかったなぁ。

しかも、元気だったのは最初の数日だけで、あとは熱出して寝込んでしまいました。
休みに浮かれて、滅多に行かない人混み(しかも子ども多数)に出かけたので
何やら悪い菌をもらってしまったようです。

さらに運の悪いことに、帰る日にゲリラ豪雨に遭遇。
大雨の中、荷物抱えて環状線の駅に行ったら、
ちょうど電車が止まってしもた後でした。

運行停止しているのは環状線だけと聞いて、京都線に乗るべく
タクシーに乗って大阪駅へ。
しかし、大阪駅に着いたら、京都線も止まってました。
ダッシュで御堂筋線梅田駅に向かいました。
あんなに必死で走ったのは、本当に何年ぶりだったでしょうか。
新幹線には無事、間に合いました。

体調を崩している間に、終わってしまった夏休み。
それなりに楽しかったけど、やっぱり不完全燃焼です。
冬休みまでに、もう一回帰りたいと思います。
夏休みをやり直すために。