福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

ふじめぐり(2018年)「大阪大開郵便局」

2018-04-30 | ・大開:風景・建築・史跡
大開郵便局前の広場にも藤棚が設置されています。





藤棚2基の他に、樹木に巻き付いている藤も。



ちょっとわかりづらいかな…



少ないけれど(しかもしぼんでるけど)、ちゃんと花が付いています。


鉢植えも並んでいるのですが、周囲がごちゃごちゃしてて
ゆっくり花を観賞したくなるような気持ちになれない。
駅から近いし、場所は良いんですけどね。
もったいないなぁ…。



ハシゴはちゃんと固定されてるのかしら、倒れたりしたら怖いな。

「大阪大開郵便局」
住所:大阪市福島区大開1-20-13

【過去記事】
福島ズボラーヌ:福島区の花「のだふじ」

【のだふじについて】
のだふじの会 
大阪市福島区:のだふじ巡り2018を開催します
・のだふじ開花情報(自動音声) 電話06-6464-9923

ふじめぐり(2018年)「大開公園」

2018-04-26 | ・大開:風景・建築・史跡
23日頃には見頃が終わってしまったという、のだふじ。
最盛期でなくてもいいから、どこかに咲いている藤は残っていないだろうか。

頼みの綱の聖天さんは残念な結果となりましたが、
開花がゆっくりめの藤は他にもあります。
そのひとつが大開にある一丁目にある大開公園の藤棚。
規模は大きくないけれど、毎年豊かな花房の藤を咲かせる藤です。



…やはり遅かったようです。







長い花房はかすかに見えるけれど、どれもしぼんでいます。
聖天さん以上に期待してたので、ものすごくがっかり。

2016年にUPした大開公園の記事を再読したところ
一昨年も花期が早くて、のだふじ祭りより前に花が終わってたようです。
(全然記憶にない)





上記2点は2016年4月25日に撮影。
早い早いと言うても、一昨年は25日でこの状態でした。

「大開公園」
住所:大阪市福島区大開1-18


【過去記事】
福島ズボラーヌ:福島区の花「のだふじ」

【のだふじについて】
のだふじの会 
大阪市福島区:のだふじ巡り2018を開催します
・のだふじ開花情報(自動音声) 電話06-6464-9923


ふじめぐり(2016年)「大開公園」

2016-05-01 | ・大開:風景・建築・史跡
今年の藤は開花時期がとても早くて、残念ながらほとんどの場所が
連休どころか、のだふじ祭りの前に最盛期を終えてしまいました。
来年はどうなのかなぁ、
もしかしたら、のだふじ祭りの時期を前倒しにする必要が出てきたのかもしれません。

さて、大開地区で一番の藤の名所と言うと、松下幸之助の石碑が置かれている大開公園。
わりとここの藤は開花時期が遅い方です。
なお、このページの写真は25日に撮影しました。



ここの藤棚の周囲には松下電器産業(現パナソニック)の来歴を記した案内板が設置されています。
この地がまさにパナソニック創業の地なのですが、
会社の建物等は現存せず、当時の面影は全くありません。
かつては立派な洋風の事務所棟や松下夫妻が住んでいた邸宅があったそうです。



以前、福島図書館で昔の松下邸の写真を見たことがありますが
重厚で立派な和風建築でした。
事務所もカッコいいモダニズム建築でした。
古建築好きにとっては、
「公園にせず、博物館として保存してくれたらよかったのに」という気持ちがありますが
維持管理が大変でしょうし、仕方なかったのかもしれません。



昔の事務所の写真はネット上でちょいちょい見かけるのですが
松下邸の写真はほとんど見かけません。
「創業の家」という小さな長屋時代の写真はありますが
成功したのちに建てた大開の家は個人所有の写真にしか残っていないのでしょうか。



私が福島図書館で見たのは、野田恵美須のお祭りの風景でした。
松下幸之助はかつて野田恵美須神社の氏子総代を務めていたのだそうです。



今はそういう歴史も石碑と説明板だけなので、ちょっと残念です。

「大開公園」
住所:大阪市福島区大開1-18

【過去記事】
福島ズボラーヌ:福島区の花「のだふじ」

【のだふじについて】
のだふじ巡り2016 ←マップ、開花状況を掲載。
大阪市福島区のだふじ巡り - Facebook ←速報ならこちら。

【備考】
福島区「大開町と松下幸之助に関する事業」委員会

ふじめぐり(2016年)「大阪大開郵便局」

2016-04-24 | ・大開:風景・建築・史跡
野田阪神駅前商店会の中、阪神高速の高架下にある大阪大開郵便局の前に
藤棚が設置されています。
私の見たところ、藤棚の状態はちょっと…という感じなのですが
その下には立派な鉢植えが並んでいました。







どれも豊かな花房を持つ素晴らしい鉢ばかり。
難を言うなら展示方法です。

藤は垂れ下がる花房を鑑賞するものです。
こんな地べたに並べると魅力が半減します。
鉢を頭上よりも高い位置に置くのは安全対策上、難しいとしても
せめて目の高さくらいに置いてもらえないものだろうか。
藤の花が素晴らしかっただけに残念です。

「大阪大開郵便局」
住所:大阪市福島区大開1-20-13

【過去記事】
福島ズボラーヌ:福島区の花「のだふじ」

【のだふじについて】
のだふじ巡り2016 ←マップ、開花状況を掲載。
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大開公園(2015年 のだふじ)

2015-05-02 | ・大開:風景・建築・史跡
阪神野田駅(JR海老江駅)から西へ少し歩いたところにある
大開公園の藤棚を見に行きました。



野田藤 - 大阪市福島区のだふじの会
大阪市 福島区 のだふじコーナー
大阪市福島区のだふじ祭り
福島区のだふじ祭り!(Facebook)

福島区「大開町と松下幸之助に関する事業」委員会



藤棚の下にある「道」と大書された石碑は
この大開が松下電器産業㈱(現パナソニック㈱)の創業の地であることを
示す記念碑です。

松下電器産業が門真市に移転したのち、本店の跡地は大開公園と幼稚園に変わりました。
昔の写真を見ると、事務所の建物は昭和初期に流行したモダニズム建築です。
古建築好きとしては、事務所棟を保存して記念館にしてほしかった。
松下邸は純和風建築でした。
以前、福島図書館の展示で、松下邸と鯛鉾(幸之助はむかし、野田恵美須神社の氏子総代でした)を
映した写真を見たことがあります。
蔵のある立派な邸宅でした。



藤棚はこの石碑のところにある一か所のみ。
ですが、長い花房が非常に長く見ごたえがありました。



今年は福島区北部の藤棚はほとんど見れてないので
来年こそ、きちんと計画を立てて藤を見て回りたいものです。

「大開公園」
住所:大阪市福島区大開1-18

大開一丁目(6)

2013-05-26 | ・大開:風景・建築・史跡
福島区は一部をのぞいて、多くの地域がかつては農村だったそうです。
しかし、工業化・都市化が進むにつれて、多くの人が住むようになりました。









「最新大大阪市街地図」昭和12年。
明治時代の地図と違い、書き込みがものすごく増えていて
都会になったのだな~と思う。
明治時代、この辺りはまだ「大阪市」ではなく西成郡だし。

西野田工科高校の前。
上記の地図によると、この辺りは茶園町ではなく大開町。





この細い道には今回、初めて入ったのですが
こんな大きな家があってビックリしました。


※「福島区の風景・街並み

大開一丁目(5)

2013-05-25 | ・大開:風景・建築・史跡
商店街から少しそれると、そこは住宅地。
古い長屋があちらこちらに残っています。





袖壁がいい感じ。



ここにも石畳が健在でした。



「新町名入大阪市街全圖」(明治33年)
水色はたぶん水路や河川だと思う。
明治時代の福島区北部は水郷の村だったのでしょう。
地図の上の方に書き込まれた集落は海老江。

※「福島区の風景・街並み

大開一丁目(4)

2013-05-24 | ・大開:風景・建築・史跡


山根乳業。

うろ覚えの記憶なのですが、鷺洲三丁目にも山根乳業さんの建物ありましたよね?
今は「ビバーチェ・サギス」という名前のマンションになっています。
昔はたくさん配達の車が停まっていたような。
少なくとも10年前は鷺洲で営業されていたように思う。





裏手には石材が置いてありました。
石畳の残骸か何かかな?

福島区を散歩していると、
「山根乳業」と「岡崎牛乳」の古い牛乳箱を時々見かけます。
どちらも今でも営業されているんだろうか?
大阪府牛乳協会の名簿には2社とも掲載されていません。

※「福島区の風景・街並み

大開一丁目(3)

2013-05-23 | ・大開:風景・建築・史跡
野田阪神本通をちょっとうろうろ。



味のある看板建築「浦島堂」。
お隣も看板建築の建物だったように思うのですが
いつの間にやら無くなっていました。



一階全面を覆う面格子がかっこいい家。
佇まいからすると、前は何かのお店屋さんだったのかな。



面格子が素敵と言えば、この喫茶店「コーヒーハウスなにわ」。



「實地踏測大阪市街全圖」大正7年。
以前の地名は「西野田茶園町」。
「職工学校」は「西野田工科高等学校」。
今、北港通と呼ばれている所は当時は川でした。
この川にかけられていた橋の名が「新橋」で、
新橋筋商店街の名前の由来になっています。


※「福島区の風景・街並み

大開一丁目(2)

2012-10-01 | ・大開:風景・建築・史跡
大開の商店街近くにもたくさん古い家があります。



この写真の長屋はわりと新しいものだと思いますが。
今やったら、長屋にせずに縦にも伸ばしてマンションになってしまうだろうな。
長屋が最後に作られたのは、大体いつくらいのことなんだろう。
私が子どもの頃は新築の長屋は無かったように思う。
やっぱり昭和30年代が最後なのでしょうか。

この写真を撮影した日は、とても暑い夏の日でした。
ウロウロしていると、リヤカーみたいなのを引いたお兄さんに出会いました。
大開のとある飲食店の名前が書いてあり、野菜の移動販売をしていました。
いまどき、移動販売なんて珍しい…。
暑い日はどこにも出かけたくないし、こうして家の近くに八百屋が来てくれたら
お買い物に行かなくて済むから楽やろな。
でも、たんぱく質(肉やら魚やら豆腐やら)は別に調達せなあかんから
結局は出かけざるをえないのか…。

私がウロウロしている間、誰もお兄さんから野菜を買うことは無く
お兄さんは若干さびしそうな感じで去っていきました。
ちょっと気になったのは、炎天下なのに野菜にシートも何もかぶせてなかったこと。
野菜が傷まないのだろうか、ちょっと心配。
せめて木箱に入れてフタをするとか…。



格子のある家って、何故か涼しげに見えます。何ででしょう?
日陰って感じがするからかな?

※「福島区の風景・街並み