福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

道頓堀今井 リーガロイヤルホテル店

2009-08-31 | 北区中之島
大阪ミナミの老舗うどん店、「今井」の支店。

私はうどんが好きです。
最近は「うどん=讃岐」というイメージが定着したせいか
関西においても讃岐風の歯応えあるうどんを扱うお店が増えました。
もともと大阪のおうどんは、
讃岐より柔らかくつるんとした食感が身上。
「コシが無い。」なんて悪評をいただくことがあり
大阪うどんファンとしては、言い返したくなることもしばしば。
麺が主役のさぬきうどんと違い、
お出汁や具とのハーモニーを楽しむのが
大阪うどんの魅力だと個人的には思っております。

さて、そんな大阪うどんの名店と名高い「道頓堀今井」。
恥ずかしながら、私は一度も食べたことがありませんでした。

大昔働いていた職場に関東出身の上司が着任。
大阪人率90%の懇親会において
「大阪にウマイもんなんてあるのかねぇ。
 お好み焼きとかたこ焼きだけでしょ?
 本当に美味しいものはね、首都である東京に集まってんだよ。」
とかましておりました(あ、言葉遣い悪いですね)。
憤慨した他部署の部長が「道頓堀今井」に連れて行き、
「こんな旨いものがあるとは」
と感嘆させた…と聞いたことがあります。
以来、食べたいとは思っていたのですが、
ミナミの喧騒が大の苦手でして、一度も訪れた事がありません。

そういえば、ロイホ(我が家ではロイヤルホテルをそう呼ぶ)の
地下にあったなー、とようやく思い出し、
8月のある日出かけてみた次第です。



おうどん単品では足りないように思い、
丼&おうどんのセットをオーダー。
おうどんは、きつねうどんの他、きざみ・おぼろに変更可。
私は実は、甘いお揚げが苦手ですので、きざみを頼みました。
そして、丼は季節限定の「鱧丼」。
同行者は親子丼&きつねうどんを選択。

鱧丼は、鱧とささがきごぼうを卵とじしたもの。
甘い出汁+卵とじって、
どうしてこんなに美味しいんでしょう。
「ソース+粉もんこそ大阪人のソウルフードだ」
と言い切る人も多いですが、
私としては
「出汁の効いた卵とじ」こそ
大阪人がこよなく愛する味覚じゃないかと思います。
高野豆腐も卵とじが一番美味しいしね。

さて、主役たるうどん(ただし小サイズ)。
美味しい出汁の形容としてよく登場する
「黄金色」とは、まさにこちらのことを言うのでしょう。
香り高く、透明感のあるお出汁は実に素晴らしく
石ちゃんじゃなくても
「これ水筒に入れて持って歩いて良いですか」
と思ってしまうほど。
おうどんもつるつるしてて美味しい。
(讃岐うどんも美味しいけど顎が疲れる)
懐かしい味なんだけど、
それを上品かつ上質に仕上げた素晴らしいおうどんでした。

さて、こういう麺&丼のセットメニュー、
食いしん坊の私は大好きですが
ちょっと苦言を呈したくなることがあります。

それは、ここ「今井」さんもなのですが、
麺が「ミニサイズ」で、
丼が「レギュラーサイズ」なんですよね。
その逆は出来ないものか?
蕎麦屋にせよ、うどん屋にせよ、
麺を食べたくて行っている訳で
「ちょっと物足りないから、ご飯もの追加したいわ」
という気分なのです。
レギュラーサイズのうどんにミニ丼って無理なのかなぁ。
まぁ、だったら麺類単品+かやくご飯を頼めば良いのでしょうが。

道頓堀 今井 リーガロイヤルホテル店
住所:大阪市北区中之島5-3-68
   リーガロイヤルホテルB1
電話:06-6448-0880
備考:テイクアウト有。お弁当が美味しそうでした♪


パン工房Nishigaki

2009-08-17 | 吉野
JR環状線高架下に新しくオープンしたパン屋さん。

以前より工事中の様子を盗み見しては
「一体、何屋さんができるんやろ?」
と楽しみにしておりました。
当ブログのコメント欄で親切な皆さんに
「パン屋さんが8月にオープンしますよ」
教えていただいて、開店が一層楽しみに。
夏休みのある日、
ようやくお邪魔することができました。

緑色のテントに木製のドア、
入口両脇に並ぶ観葉植物も良い感じです。
フルーツがたっぷり入った菓子パンが食べたいな、
いや初めて買うなら王道の食パンか?
などとウキウキ気分でドアを開けました。

「…???」
なんだか気持ち薄暗い店内。
女性店員が一人、片付けごとをしておられます。
そして、パンの姿が無い。

「すみませーん、もう営業終わりですか?」
と声をかけたところ、夕方4時頃でしたがほぼ完売とのこと。
がーーーん!
残っていたのは、一種類。
ケシの実ペーストのデニッシュのみ、でした。
少々悩みましたが、せっかく来たこともあり、
そのデニッシュを購入致しました。

「明日来たら、いろいろ種類はありますか?」
とたずねたところ
「明日から夏休みなんです…すみません。」
とのことで、残念ながら再訪問は数日後のお楽しみとなりました。

ケシの実デニッシュは、
ほんのりバニラの香り漂う美味しいパンでした。
洋菓子みたいな感じで、コーヒーによく合います。
デニッシュ生地もパサパサでも脂っこくもなく
少し甘味の感じられる美味しい生地でした。

次回訪問が楽しみです♪

「パン工房にしがき」
住所:大阪市福島区吉野1-14-6
電話:06-6447-9355

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2013.08
帰省のたび訪問してますが、シャッターが開いているところを見たことありません。
植木鉢の木も枯れ、長らく店舗前の清掃もされていない様子。
特に告知の張り紙等はありませんが、閉店されたのでしょうか。
オレンジ食パンが食べたいよう。

2013.09
月末に前を通りかかったところ、枯れた植木鉢は撤去されてました。
看板も無くなってたのと違うかな。
やっぱり閉店ですかねぇ。

カレーハウス Virgo

2009-08-09 | 海老江
阪神野田駅構内、アプラにあるカレー専門店。

毎日、暑い日が続いてます。
寒さ暑さに非常に弱いワタクシ(単なるヘタレ)。
日々ぐったりで、冷房かけまくりです。
電気代の請求も恐ろしいですが
それ以上に怖いのが、冷房バテ(と言うのか?)

外出→暑くてバテる。
帰宅→エアコンかけすぎで冷える。

この悪循環です。
起きている間は、まだコントロールできるのですが
問題は就寝中。

(1)エアコン付けて就寝。
   気温設定は28度、風量は微風に設定。
(2)寝ている間に、だんだん寒く感じる。
   暑いから冷房かけてるのに、タオルケットでぐるぐる巻き。
(3)これではイカン!と冷房を消してみる。
(4)暑くて同居人が起き、冷房を付ける。
(5)(1)に戻る。

そんなこんなで、二人そろって朝起きた時はグッタリ。
こんな生活を軽く10年は送ってます。
何か妙案は無いでしょうか。
ちなみに、窓を開放して寝ますと落ち着いて寝れないタチです。
(ご近所に中央卸売市場勤務の方が何人かおられ
 深夜にご出勤されるので、その音で目が覚める)

さて、こんな暑い時、ばてている時こそ
「カレー」です!
インドカレー、スリランカカレー、マレーシアカレー等
世界中のカレーが食べれてしまう福島区ですが
このたび、お邪魔したのはごくごく一般的な
いわゆる日本風の「カレーライス」専門店。

アプラ内にリニューアルオープンした
「カレーハウス・バーゴ」。
以前は、現在パン屋のヴィドフランスがあったあたりに
入口がありました。
その時は、入りづらくて一度も行った事が無かったのですが
ガラス張りのオープンなお店に変身したこともあり
安心して(?)お邪魔できました。

こちらのカレーは、まずベーシックなカレーソースがあり、
トッピングの種類によりお値段が変わるようす。
その種類はフライものやら、オムレツやら多彩。
私がいただきましたのは
先日、当ブログのコメント欄で
おすすめいただいた野菜カレー。



ベーシックカレーの上に、
角切り野菜の素揚げが乗っております。
夏野菜がジューシーな感じに仕上がっていて
なかなか美味しいカレーでした。

この日はたまたまかもしれませんが
周囲のお客様は会社帰りと思しき
男性のお一人客ばかり。
皆さん、ガッツリ系の揚げ物カレーもしくは
スタンダードなカレーを頼む人ばかりで
野菜は全然、出てませんでした。
何で~??美味しいのに…
カレー単品だと野菜が足りないし、
サラダを追加しても淡色野菜中心なので
この野菜カレーはなかなかバランスよいと思うのですが。

「カレーハウス VIRGO(バーゴ)」
住所:大阪市福島区海老江1-1-17
   アプラ内。ブックファースト横。
備考:お持ち帰りも可能。

お食事処 きはら

2009-08-02 | 吉野
JR野田駅近く、環状線高架下にあるお店。
「とんかつ きはら」という看板も出ており
とんかつがメインのお店の様子。

私のあまりあてにならない記憶によると
かなり前からこのお店はこの地にあったように思います。
トンカツ屋だし、古いお店だったら
ちょっと脂臭い、あまりキレイなお店じゃないかも…
という私の不安ははずれ
中は明るい色調の清潔感漂うお店でした。

この日の日替わりランチはとんかつならぬビフカツ。
どうでも良いですが、
 ●豚のカツレツ→とん・かつ
 ●牛のカツレツ→ビ(ー)フ・かつ
なのは何ででしょう?
確かに「牛カツ」って書いてるお店もありますが
少なくとも大阪では少数派のように思います。



気軽なランチにしては、
なかなかボリューミーな大きさのカツ。
そして、お店の雰囲気からして、
ちょっと意外だったのが(失礼)
付け合せのキャベツ達の美しさでした。
とんかつ屋さんの付け合せと言えば
千切りキャベツをもりっと
乗っけただけのお店が多いですが
こちらは、キャベツの上に
パプリカやカイワレ、スライスオニオン等が乗っている
洋食屋さん風。
見た目もきれいですし、
勿論、食べても美味しいです。

私が訪問したのは、ランチタイムでしたが
日替わり定食を除く各種定食は夜もやっておられる様子。
晩御飯に気軽に入れる定食屋が少ない野田界隈ですので
結構ありがたいなぁ、と思ったしだいです。
次回は看板メニューである「とんかつ」に挑戦する予定。

「お食事処 きはら」
住所:大阪市福島区吉野3-1-39(JR環状線高架下)
電話:06-6461-5505

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 追記
JR高架の工事に伴い、閉店。
2019年に改良工事が終了しましたが、きはらさんは帰って来られていない様子。