福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

vegetable&wine queue

2017-12-31 | 福島
福島五丁目、あみだ池筋沿いのJR環状線の高架下からちょっと南下した所にある
ナチュラルワインと野菜料理のお店「キュー」に行って来ました。
今年の夏にオープンしたばかりの新しいお店です。
以前は「イル・フィーコ (il Fico)」というチーズ料理のお店が入居していました。



お隣は和食店「う越貞」。



店頭にはおしゃれなリース(たぶん生花)が掲げられていました。
コットンフラワーと赤い実がクリスマスらしさを感じさせます。
クリスマスにコットンフラワーというと、
私世代だと今井美樹の『あしたがあるから』を思い出しますね。



お店の前に出ていたランチの写真に心惹かれて入店。
内部もとてもお洒落でした。
客席はカウンターのみのとても小さなお店です。
蚊取り線香みたいな渦巻(というか同心円やったかも)の模様の壁や、
天井から下がっていた照明兼用のグラスホルダーが格好良かった。
あれ、材はオークかなぁ、美しい木目が入っていて
照明がグラスに反射してとてもきれいだった。

ランチは一種類、ごはん(三分つき米)+スープ+おかずの盛り合わせで1200円。
オプションでドリンク各種やミニデザート有り。



すんません、写真が下手でおかずの美しさが全然伝わらん…。



メインは大根のフライ、他に紫キャベツ等の生野菜サラダ、イモ類のサラダ、
里芋のごまみそあえ、ヒジキと蓮根の和え物、キャロットラペ等。
野菜料理というとボリュームや味のバリエーションが足りないというイメージがありますが
全然そんなことはありません。
衣はサクサク、中身はとろとろの大根フライはボリュームたっぷりでしたし
他の野菜料理もそれぞれ複雑な味わいで、食感も素晴らしかった。
歯ごたえがしっかりしているので、満腹感が増すのかも。
味覚には「五味」と言いまして、
「甘味・辛味・苦味・塩味・酸味」という5個の味の種類がありますが
後にそれに「旨味」が加わり、最近では「脂味」というものが加わったそうで。
こちらのおかずプレートには確かにそれら全ての味わいが詰まっていました。

中でも感動したのがヒジキのおいしさです。
私は海藻類はわりと好きなんですが、ヒジキの煮物は磯の風味がちょっと苦手でした。
でもこちらのヒジキは全然臭くない。
見た目も違う…私が知るヒジキはマスカラを盛りすぎたまつげみたいなものですが
ここのヒジキは透明感があり、むちっとした食感でした。
生ヒジキと乾燥ヒジキの違いもあるのかなぁ。
大阪では昔から毎月8の付く日は「『め』の日」と言って、
ヒジキやアラメの煮物を食べるという習慣があるのですが
(若い人はもうこんな習慣はご存知ないかも…)
こんなヒジキ料理やったら、8の付く日が楽しみになるやろなぁ。

追記
2018年8月よりランチが予約制になったらしい。

追記
残念ながら閉店。
店主の方のインスタグラムによると、今は移動式カフェやイベント出店などで活躍されている様子。
跡地には2019年7月より「酒と氷 やまみちさき」というお店がオープンしています。

「vegeatable&wine queue(キュー)」
住所:大阪市福島区福島5-17-20
電話:080-1461-7466
営業:12:00~15:00 18:00~23:00(LO22:30)
休日:月曜日・火曜日・日曜日+イベント出店等の休み有 
備考:queue.s - Instagram

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