玉川春日神社

連休中、野田藤ゆかりの地、「玉川春日神社」に藤を見に行きました。



かつては「吉野の桜、野田の藤、高尾の紅葉」と称えられた景勝地だったそうですが
今は普通の住宅地になっています。
この春日神社も昔は広かったそうですが（800坪あったのだとか）、
今は住宅街の片隅にひっそりたたずんでいます。

豊臣秀吉が茶会を開いたという藤家の邸宅「藤庵」の庭園は
下福島公園の一角に移設されているそうです。
公園内の遊具が立ち並んでいるあたりに、
たしかにそう書いた石碑があったような…。



私が福島区に引っ越しして着た頃よりも、花房が大きく長くなったように思う。



淡い紫色の房が風でふわりふわりと揺れる様子はとても優雅でした。


「玉川春日神社」
住所：大阪市福島区玉川2-2-7

参考「大阪市福島区『野田藤』発祥の地　のだふじの会」

参考「福島区歴史研究会　野田藤と福島区の歴史」

区内のあちこちの公園にも藤棚はあるのですが、
「お花見」というほどにはあまり規模が大きくないのが難点。
区内の公園（例えば下福島公園の藤庵庭園跡地）を整備して
藤の名所らしくすることはできないのかなぁ。
かつては藤棚ではなく、大木にからませていたらしいので
そういう仕立てのものがあってもいいと思います。

大阪府下には「信達宿の野田藤」という藤の名所がありますが
これくらい（動画参照）大きくなってほしいものだなぁ。

信達宿の野田藤（?）HD「大阪ミュージアム」2011.05.01


※「福島区の風景・街並み」