呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

国権 純米大吟醸 てふ Tefu

2019-05-13 | お酒
今回は福島のお酒 国権の純米大吟醸 てふ tefu です。
絵柄から見るにてふてふ(蝶)ですね。

国権は福島県の国権酒造株式会社さんのお酒です。
http://www.kokken.co.jp/





今回のお酒、東京の日本橋にあるアンテナショップ ふくしまMIDETTEさんで購入しました。
日本酒推しの福島だけあってその量はかなり豊富。
うちで飲んだ事のある『あぶくま』『廣戸川』『大七』「風が吹く』そして今回の『国権』と
多くのお酒が並んでおりました。
更には見た事の無い銘柄や大七の生酒もありました。
アンテナショップでここまで日本酒が揃っている場所は見た事が無い気がします。
しかも全部福島産という凄さ。
久しぶりにお酒選びで迷いました。


開封
強くはないですがしっかりと吟醸香があります。
果実風とはまた違った華やかな香りです。
色はここ最近見た日本酒の中でもかなり薄いです。
酒器に注いでも本当に僅かに黄色が分かる程度。

では頂きます。
口に含むと開封時に感じた香りが口に飛び込んできますが
サラリと消えます。
味はほんのりの甘味とそれを僅かに上回る酸味。
これらも消えるのが早いので柔らかな甘味のある水?という
感想も出てきそうです。
後口に存在感を残すかのようなこれまたほんのりの苦味が
出ますが本当に余韻という程度。

とても上品で尖った所の無い優等生なお酒でした。
純米大吟醸といえば酒造の箱入り娘な訳ですが、まさにその名に
恥じない完成度でした。
ここまで整っていると甘味、酸味、香りが突出して欲しいな
等と贅沢を言いたくなりますね。


初日のおつまみは枝豆
大分陽気も良くなりこれから本番ですね。
で、今回のお酒なのですが・・・悪くない。
甘味が薄いので枝豆の旨みを増してる感はあるのですがどうにも
歩み寄りが足りない。
なんというか優等生なりに及第点まではいくのですがはっちゃけが
足りないという感じ。
おしいお酒です。


さて二日目。
全体的に味が濃くなっている感じがします。
これはこれで悪くない。
ただ甘さを感じる度合いが増えたのでまた食中酒からは遠退いています。

大変美味しいお酒で『どうだ!純米大吟醸だ』という感じでした。
が。福島のお酒なのでこの位は当然でしょう という気も出てきてしまうのは
良いんだか悪いんだか。
今のところ福島のお酒はどれも旨い説が継続中です。
コメント
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