呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

斬九郎 特別純米 生酒

2022-04-10 | お酒
今回の一本は斬九郎 特別純米 生酒
長野県の日本酒です。





斬九郎は長野県の合資会社 宮島酒店さんのお酒です。
https://www.miyajima.net/


開封
フルーティーさとはまたちょっと違った感のある
吟醸香でしょうか?強めの香りがあります。
辛口風の匂いにもとれますね。
色はガラスの酒器に注いでギリギリ分かる程度の
黄色です。

では頂きます。
ほうほう、これはストレートな辛口です。
甘さはほぼ無く尖った酸味が飛び込んできて
そのまま鼻に抜けます。抜けが早いです。

後口にはこれまた辛口を象徴するような強めの
苦みが比較的長く残ります。
ただ飲んだ後の感想は苦いより酸っぱいですね。
抜けたはずの酸味の残骸が後になって出るようです。

鼻から抜けた香りは酸味の陰に藁のような麹風の
香りが残ります。
日本酒度でいうと+12~+15くらいあるかもしれません。

初日のおつまみは日本酒の友、イカ。
最近登場が多い気がするイカソーメン(乾物)です。
今回のお酒と合わせるとお酒の苦みこそ弱くなりますが
酸味は強くなる感じがします。
もちろん辛口のお酒なのでつまみとの相性は良いです。
普通に塩辛さメインの味付けのイカでしたが案外唐辛子
等の辛い味付けでも行けるかもしれません。



さて二日目
口当たりが少しなめらかになったように感じます。
それでも強い酸味に後味に残る苦みは健在ですので
辛口感は変わりません。

二日目のおつまみはピリ唐の唐揚げ棒とレモン風味の
から○げクン。唐揚げ率が高いな。
どちらも良い感じに美味しいです。
お酒の辛さがほんのり和らいで飲みやすくなり、甘さも
微妙にですが感じられるようになります。


久しぶりに直球な辛口のお酒でした。
ガッツリ火入れした辛口の日本酒も良いですが辛口で
ありながら香りあり、フレッシュさもある辛口生酒も
良いものです。
何度か書いておりますが個人的には甘く香る日本酒の
方が好きですが、今回のような真っすぐな辛口も飲んで
みるとこれはこれで全然ありです。

自分が飲んだ長野のお酒は辛口傾向が強いかも?
たまたまかもしれませんけどね。
新潟が淡麗辛口ばかりだと思っていたところに『あべ』
『村祐』『越の誉』などなど甘く香る日本酒があった
という例もありますからね。



そういえば日本酒界隈はもう夏酒が出回り始めたそうで。
まだ4月に入ったばかりなんですけどね。
辛口傾向が強く、すっきりとした飲み口の夏酒は好きですね。
ただ出来れば本当に暑い時期に飲みたいものですよ。

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