呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

廣戸川 純米大吟醸 生

2021-03-28 | お酒
久しぶりな廣戸川です。
しかも純米大吟醸です。

今回の一本は廣戸川 純米大吟醸 生です。




廣戸川は福島県の松崎酒造株式会社さんのお酒です。
http://matsuzakisyuzo.com/

何度か飲みたいなと思った時があったのですが、そういう
時に限って売り切れているんですね。
では物が無いのかというと別のお酒を買いに向かった時は
案外見かけたりする縁のないお酒でした。

今回は久しぶりに出会えたのと、大吟醸なのもあってとても
ワクワクしております。


開封
香りはほぼ無いですね。
物凄く遠くに存在があるような無いようなそんな程度です。
色も水と比べれば黄色っぽさがあるのでしょうがそのままでは
殆ど透明です。

では頂きます。
甘酸っぱくて旨いです。
わずかに酸味が勝っている感じもしますがほぼ同等。
少し舌に刺激があり苦みも感じます。極僅かな炭酸が残っている
ような風味です。

鼻から香りを抜くとこれも僅かですが心地よさが残ります。
荒々しさ皆無なとても大人しいお酒ですね。

初日のおつまみは〇ゃがりこ のり塩ごま油味。
思ったほど悪くはないですがごま油が強敵過ぎました。
とりあえず加えておけば美味くなるごま油が幅を利かせます。
選択した味が悪かったようです。

甘酸っぱさはあるものの控えめなお酒なので味の濃いおつまみとは
相性が悪く思えます。お酒単体で味わうのが良さそうです。


さて二日目。
少々苦みが強くなった感じがありますが端正なお酒である事は
変わりません。

二日目のおつまみはえびせん。
かっぱでは無い丸い形のエビを練りこんだお菓子です。
エビの香りは思いの外強いのでどうなる事かと思いましたが
お酒の甘味が広がっていい塩梅に。
ごま油には負けますがエビには勝てるようです。


久しぶりの廣戸川でした。
これぞ大吟醸、箱入り娘といった風体です。
二日目に少々苦みが目立ってきたのはちょっと苦手ですが
それでも十分に満足な一本でした。


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