呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

祐村

2021-08-01 | お酒
取って置き第三弾。
これで弾切れなので来週分を探さねば。

そんな訳で今回のお酒は





村…では無いのに思わず『む』から始めそうに
なるお酒で、造っている酒造も村祐酒造さん
だったりするのですが品名は『祐村』。
という訳で今回は祐村です。
祐村は新潟県の村祐酒造株式会社さんのお酒です。

ググるとどうやら甘めな傾向にある村祐とは反対に
辛口方向で攻めているお酒なので祐村だとか。

予め味の傾向が分かっているのは安心半分、未知への
チャレンジ感が薄まって残念さが半分ですね。


開封
ふむ。しっかり醸した感のある香りを
薄めたような感じがありますね。
また酸味を感じさせる風でもあります。

では頂きます。
ほうほう。辛口と言われれば辛口ですが、
どちらかというと甘くないという方に近い
味です。
甘酸っぱいお酒から甘さを抜いたとでも
言いましょうか。
強めなのは酸味ですが、その酸味も然程強くなく
柔らか。

前の九平次の時にほんのり風味のある水のよう
と書きましたが、あれよりも苦みが薄く酸味が
強いといった感じ。
レモンでは無いけど柑橘系の風味のついた水な
感じがありますね。

あと水と明らかに異なるのは開封時に感じた
醸した感のある香りが口に含んだ瞬間にスッと
鼻に抜けます。
ただしつこくなくすぐに消えるので存在だけを
示しているようです。

初日のおつまみは辛口と分かっていたので
定番の海鮮丼。マグロばっかり。
むむ!このお酒、化けます。
海鮮丼と合わせると辛さが増えますね。



さて二日目
全体的に丸くなった感じです。
酸味もトゲが取れたようで良い感じですが
辛口感は少し弱くなっているかも。
飲みやすさでいうと二日目の方が良いですね。

二日目のおつまみは鶏鍋。夏ですが良いんです。
悪くは無いですが合ってるとも言えず。
柔らかい味わいのお酒ですが鍋と合わせると
お酒の味が目立ちます。
物腰は柔らかいですが芯は強いです。



いつもとは趣の異なる祐村でした。
風味も悪くなく飲みやすい辛口のお酒です。
ただなぜか飲み進めるといつもの村祐が飲みたく
なる不思議な感じ。
極端な辛さはなく随所に村祐っぽさを感じられる
そんなお酒でした。

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