呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

鶴齢 純米吟醸 愛山 雪室熟成

2021-04-18 | お酒
今回の一本は鶴齢 
鶴齢 純米吟醸 愛山 雪室熟成
頂き物です。

何か勿体なくて良い事があったら飲もうと保管して
おいたのですが良い事が起こらない!
仕方がないので招福祈願で飲みます。





鶴齢は新潟県の青木酒造株式会社さんのお酒です。
http://www.kakurei.co.jp/


開封
ほどほどの吟醸香があります。
またこの香りには厚みのような雰囲気がありますね。
味が濃いのかもしれません。
色はごくごく僅かな黄色です。

では頂きます。
ふむ、一番強いのは酸味です。
さらに開封時に感じた濃い香りが口腔内に広がりますが
舌の上には然程残らず。かといってサラリと消える訳では
無く上あご辺りに暫く残ります。

後口にはしっかりとした苦みがありますがえぐみでは無く
苦みとして残る為これもまた重厚さを印象付けます。
濃いけどしつこくない、それでいてしっかりと印象深い
味わいです。
日本酒度でいうと+3くらいでしょうか。+5までは無いように
思えます。


初日のおつまみはさきいか。
日本酒のおつまみの定番でもありますので合わない訳がない。
イカ独特の臭みを和らげて且つ味わいが増します。
これは良い組み合わせです。

続けて二品目。
サンマときのこのオリーブオイル漬
某コンビニ製です。
これも合うでしょうと狙って買ったのですが…うーん。
おつまみ単体ではニンニクとオリーブオイルの風味が
広がるのですが、お酒を投入するとすべてを洗い流し
お酒の風味が強く残ります。
ここまで強く出てくるのは予想していませんでした。
相性が悪い訳では無いですがつまみの良さは潰されます。


さて二日目
少し苦みが強くなった感じがします。
相変わらず濃く強いお酒です。

二日目のおつまみは厚切りベーコン。
濃い味に脂身満載の強敵です。
が、全く負けません。
良いのですがちょっと双方濃すぎる気もします。
サラリと洗い流してくれるビールの方が良いかも。


前回、前々回ととてもフレッシュな生酒が続きました。
今回は正反対の落ち着いたお酒でした。
傾向的にはひやおろしに似ているかもしれません。
角の取れた丸みのある味わいは生酒では中々難しいですね。

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