呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

白龍 純米大吟醸 R5BYしぼりたて無濾過生原酒

2024-01-04 | お酒
新年あけましておめでとうございます。

といっても2024年は年明けから自然災害に事故と
とんでもないスタートになりましたね。
被災された方々にはお見舞い申し上げます。

自粛しても何も始まりませんので少しでも気分を
盛り上げていきましょう。新年ですよ。

という訳で年明け一発目は恒例の大吟醸。
白龍 純米大吟醸 R5BYしぼりたて無濾過生原酒です。





白龍は福井県の吉田酒造株式会社さんのお酒です。
https://yoshida-brewery.jp/


開封
中々良い吟醸香があります。華やかではありますが
そこまでフルーティーでも無いような?
色はガラスの酒器に注いでほぼ透明といっていい
レベルの薄い黄色です。

では頂きます。
ラベルから想像はついておりましたがなるほど甘め。
前回の花邑が甘さ主体の甘酸っぱさでしたが、今回の
白竜はどちらかというと酸味多めの甘酸っぱさです。
味こそ甘酸っぱい風味がありますが香りはそこまで
広がる感じはありません。お酒を口に含んで鼻から
香りを抜いてもふわりと香る程度。

今回も後味にわずかに苦みが残りますがそこまで余韻を
残すほどでは無し。結構飲みやすい一本となっています。

とはいえ日本酒度-3で実際に飲んだ感想もかなり甘いので
辛口好きにはちょっと厳しい味かもしれません。

初日のおつまみは柚子胡椒味の豚タン焼き。
うーん、合わない。
濃く塩辛い肉に甘酸っぱいお酒は相反します。


さて二日目
酸味と苦みが強くなった感があります。
初日よりも甘さの主張が弱まったので個人的には
二日目の方が好みです。



という事で2024年新年一本目は白龍の大吟醸でした。

良く言うと大吟醸らしい大吟醸。
きっちりまとまっていますし、雑味も無く良い風味。
悪く言うと平均的な大吟醸。
前の花邑がとても派手な大吟醸でしたのでちょっと
地味だな等と思ってしまったり。

比較対象が花邑の大吟醸ですしたのでもう少し推しというか
アピールというかちょっと尖り目な部分があっても良かった
かなという感想になりました。
お酒自体はきっちり美味しい味ですので年初めの一本目と
しては打って付けの銘柄だと思います。



最初に書きました通り色々大変な事になっておりますが
自粛しても良い事は無いんですね。
では少しでも盛り上げようとなるのですが、勝手に物資を
送っても迷惑になるだけ。個人が押しかけても足手まとい
且つ邪魔をするだけですので、ずばりお金を使いましょう。

一番直接的なのは支援募金。物を送る数百倍効果的です。
お金はちょっとという方は被災地の物を買いましょう。
うちの流れであれば中部地方、特に日本海側のお酒を買う事
かと思います。

ただし通販はちょっと遠慮した方が良いかも。
被害が大きい地域はもちろん、そこまで酷くなくてもお酒の
製造に支障をきたしている酒造が多々あるようです。
そこに大量の注文を入れても足を引っ張るだけです。
近場の酒屋の中部のお酒を買い占めるとか、飲み屋で中部の
お酒を飲み干すくらいであれば許されるのでは?と思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする