呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

信濃鶴 頑卓 無濾過生原酒

2024-01-14 | お酒
今回の一本は信濃鶴 頑卓 無濾過生原酒。





信濃鶴は長野県の酒造株式会社 長生社さんのお酒です。
https://shinanotsuru.com/

前の信濃鶴 田皐がかなり好みで美味しかったので
グレードを上げてみました。
ただうちの場合、グレードを上げない方が好みの
場合も多いんですね。
七田とか大嶺とか浦里とか…。


開封
おー、結構強めの吟醸香があります。
甘さが濃い青りんご風の印象を受けます。
色はガラスの酒器に注いでギリギリ色がついているかも?
という程度のほぼ透明です。

では頂きます。
甘いっ。かなり甘いです。
傾向的には千葉のきのえね 純米大吟醸生原酒に近いです。
ただきのえねの場合は口に含んだ瞬間の甘さからドーンと
強く突き抜けた後にそのまま押し出される感じがありますが、
今回の信濃鶴は口に含んだ瞬間の風味の広がりは似ております
が後口は案外アッサリとしています。

また飲み始めから甘さと並走して苦みがあります。この
苦みが飲み干した後まで余韻を残します。初日の苦さは
ギリギリ許容範囲ですが生酒故に二日目にこれ以上苦く
なるとちょっと気になるかも。

初日のおつまみは久しぶり?なからあ〇クン。
コク旨明太マヨネーズ味。個人的にあまり魚卵が得意では
無いんですね。明太子も食べれば美味しいのですがすすんで
選ぼうという程でもなかったり。
つまみ単体の味は唐辛子マヨネーズ味ですね。明太子感は
薄いです。
今回のお酒と合わせるとお酒の甘さが若干弱めになり
苦みというか辛口感が増します。思ったよりも合います。

調子に乗って二品目。
辛子マヨのカニカマ。
魚介っぽいですし、辛いマヨネーズなのでいけるはず。
と思ったのですがこれはダメですね。
辛子マヨネーズの辛さが思いの外強く、そこにお酒を
入れると辛さが倍増。ただ単に辛いつまみになりました。
これはダメです。
カニカマは実は難敵だったりしますかね?


さて二日目
懸念した通り苦みが強くなりましたが甘味も増した感があり
飲んだ瞬間のインパクトが若干増しています。
全体的にアップなので苦いより濃いの方が強いのでこれこれで
ありかもしれません。

二日目のおつまみは最近多いぞなポテチ。
しょうゆマヨ味。しまったまたマヨだ。
今回のお酒と合わせると苦みが消えますね。
合うかと言われると微妙ですが甘いお酒である事を考えると
結構頑張っている方だと思います。


という事で信濃鶴でした。
先の火入れ、加水済の信濃鶴と比べると予想通り濃いですね。
ただどちらが良いかと言われると返答は難しく、別物かなと。
同じ酒造のお酒で使い分けが出来るのは便利かも。
問題は欲しい時に二種揃っているかなのですが。
兎も角美味しいお酒でした。

コメント
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