呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

墨廼江 純米吟醸酒 中垂れ

2020-06-07 | お酒
今回の一本は宮城県のお酒
墨廼江 純米吟醸酒 中垂れ です。





墨廼江は宮城県の墨廼江酒造株式会社さんのお酒です。

開封
香りはごく僅かです。
フルーティーではありませんがクセの強い感じも無いですね。
どことなく酸味を彷彿させる感じがあるようにも思えます。
色は酒器に注いでぎりぎり分かる程度の黄色です。

では頂きます。
酸っっっぱい。香りどおりの味でした。
甘味はほぼ無く僅かな苦みが後を追います。
強い酸味ですが抜けるのが大変早く『ザ・夏酒』と言いたいような
スッキリさです。
その抜けの早い酸味もごくごく僅かに後味として残ります。
一緒に苦みも居りますのでグレープフルーツの食後といった感じ。

初日のおつまみは冷凍焼き鳥。
冷凍で焼く…不思議な日本語です。
最近の冷凍食品は物凄く美味しいですね。
いきなり出されて冷凍と分かる人はほぼ居ないでしょう。
お酒との相性は悪くはないです。
一瞬退いたようにみせかけて後半になって酸味のアピールを
しっかりしてきます。
元々辛口風のお酒なのでこれはこれでありです。


さて二日目。
風味はほとんど変わらず。酸味が突き抜けます。
生酒では無いようなので味の変化が少ないのかもしれません。

二日目のおつまみは唐揚げ。
二日連続で鶏肉じゃないか。
唐揚げにはレモンをかける派ですが酸味の強い今回のお酒は
同様の効果で良い感じです。
焼き鳥よりも脂っぽさが多い分口の中がすっきりします。
それでいて酸味も衰えません。


安定して美味しいお酒だと思います。
ただ自分の中の夏酒の理想が
『アッサリとしてキレがよく、風味的には冷ややっこと良い勝負』
こういう感じなので少し酸味が強く感じました。
辛口風ですが個人的には単体で飲むのが良さそうです。
コメント
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