自分で家庭菜園をやっていると、その難しさにものすごく考えさせられる。
去年は、生ごみを肥料をして使うため、畑の畔にたくさん埋めた。
でも、その行為は、やり過ぎると、土を腐らせてしまうかもしれないものだ。
で、今年は、生ごみを畑には埋めないことにした。
ただし、畑で採れたもので、食べない部分は、発泡スチロールで作ったコンポストに入れて、来年の肥料として使うことにした。
去年も、畑で取れて食べられないきゅうりの茎や葉、枝豆の葉や茎は、そのまま畑に置いておいたので、今年の肥料となった。
それで、悩んだのは、一番美味しい部分の、トウモロコシや枝豆、トマト、きゅうりなどは、収穫して食べてしまうので、その分の栄養素を、畑にどう還元するかだ。
畑で採れたものは、畑に返すのは、畑の土も無理なく消化してくれるだろう。
だって、畑が産んだ作物なのだから、消化不良となるような余計な部分など何もないから。
でも、毎年収穫していけば、畑は少しずつ、痩せてきてしまう。
窒素はマメ科の植物が空気中から取り入れてくれるだろうけど、リン酸やカルシウムは収穫量に応じて、少しは補わなければならないのではないか。
考えてみると、畑というのは人間が人工的に作り上げるものでしかない。
自然に任せていたら、絶対に収穫できそうにない作物を育てるために、耕して、適量の肥料をやって、その作物を大きく育てるのだ。
しかし、だからと言って、まるっきり自然に反して良いというわけではないだろう。
なぜなら、畑で取れる作物も、自然から生まれたものだから。
でも、わからなくなった。
人類がこんなに人口が増えてしまったのは、畑に農薬を使って、収穫量をあげたからだ。
もし、農薬を使わなかったら、収穫量は減り、人類も飢饉などで人口が減るだろう。
江戸時代のように。
かといって、これからも際限なく畑に農薬を使い続けていけるのだろうか。
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