3日くらい前に、あるブログを読み、唖然となった。
そのブログの内容は、サイババがある時、未来の世界地図を信者に見せたのだそうだ。
その地図の陸地はとても小さくなっていたというのだ。
その原因は、今から12年くらいの間のある日、一日にして地球にポールシフトが起こるからだそうだ。
その地図には、日本が無かった。
これを読んで、このサイババの予言が本当かどうかもあやしいし、ブログの内容もあやしく感じた。
良い事も書いてあったのだが、そのまま鵜呑みにはできないと思った。
まず、ポールシフトが起こり、人口が激減し、その後パラダイスがやってくるというあたりだ。
善男善女しかいなくなり、世界は統一され、サイババを神と崇め、人々は幸せに暮らす?
そして、亡くなった人々も、その後パラダイスのような世の中に生まれ変わり、幸せに暮らす?
ありえない・・・
人間が自分で自分を成長させない限り、レベルアップすることは無理なのだから。
いくらサイババでも、強引に人々をレベルアップさせることなどできないのだ。
サイババは、人々がレベルアップすることを見守る導き手なのだから。
仮に、ポールシフトが起きて、運よく善男善女が生き残ったとしても、みんなが神様のようならいざ知らず、その善男善女の中でもレベルの差があれば、必ず争いは起きるはずだ。
食べ物やエネルギーを求めて。
人間は自分ではどうすることもできないような困難に遭遇すると、確かに神様に祈らずにはいられないが、だからそれだけで人間が一足飛びにレベルアップなどできるわけがない。
人間は苦労して一歩一歩成長するしかないのだ。
欲というものを、すこしずつ取り除きながら。
私は、このブログを読んで、○○という神様を心から信じれば救われるという、ありがちな宗教の危なさを感じた。
その○○という神様の教えを心から守り、その神様の奴隷となりなさいという、間違った教えの怖さ・・・
○○という神様を信じ、その教えを忠実に守るならば、その人は天変地異が起こっても神様が救ってくれるという、誤った考え。
私は、どんなに立派な神様の教えでも、自分が納得できない限りは信じないし、従わない。
自分の考えを持たずに、○○という神様の教えの通りに生き、何をするにも神様に聞かなければ決められないという、馬鹿げた考え・・・・
まるで、インチキ占い師にひっかかったような生き方である。
神様、創造主は、確かに存在すると思うし、カルマの法則もあると思うが、神様は、人間に何も指図などしない。
ただ、じっと、人間が自分の力でレベルアップしてくれるのを、見守っているだけだ。
自分を助けるのは自分。
自分がやったことが、のちのち自分を助けることになるのだから。
ただし、レベルがものすごく高くなると、テレパシーが使えるようになったり、一瞬にして相手の人間性がわかったりするのは信じている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます