コンビニでレジをやってると、色んなお客様がやってきますが、その中に、とても優しく良いお顔をした、農家のおじいちゃんがいます。
物腰がやわらかく、店員の私に対しても優しく声をかけてくださり、決して威張ったり文句をいったりすることがありません。
いつも、畑仕事の作業着を着て、長靴を履いているので、身なりは決して綺麗とは言えませんが、その人相、刻まれた皺の一つ一つに、その人の人柄が現れ出て、本当に良い人だなとわかります。
その人の雰囲気が、とても神々しいのです。
そういうおじいちゃんを二人見つけました。
逆に、ビシッと背広を着てやってくるお客様でも、店員を見下げたような態度や、雰囲気がとげとげしい方もいます。
どんなに服装を取り繕っても、その人の魂が発するオーラのようなものは、変えることはできないのですね。
私の見つけたおじいちゃんは、決して裕福そうではありませんが、日々農業に精を出して、一生懸命働いています。
そういう、つつましく暮らしている人の中に、決してお金では買えない、神々しい雰囲気を持つ人がいるみたいです。
そう言えば、「奇跡のりんご」の木村秋則さんも、神々しいと思います。
私のコンビニにやってくるおじいちゃんも、雰囲気が木村さんに似ています。