えぬ日和

日々雑記。第二、第四土曜更新を守っているつもり。コラムを書き散らしています。

夢のまにまに

2009年11月15日 | 雑記
昨日久々にWiiのコントローラを握りました。弟がやりたい、と言い出し弾みがついて、
「Nights~星降る夜の物語~」をプレイしたのですが、発売されてすぐ買ったにも
かかわらずなかなか遊ばないまま時間が過ぎてゆきました。10年前に発売、機種は
セガサターンの前作をまだ遊んでいたせいかどうも新作に馴染めず、置きっぱなしの
まま時間が過ぎてゆきました。画が綺麗すぎたからかもしれませんが、起動した
画面で踊る「ナイツ」というキャラクターは、しなやかな四肢でかもめのように
翻りながら、セガの青いハリネズミのようなすばやさで空を飛んでいました。
ゲームキューブのコントローラを差し込んでゲームを始めます。

「Nights」は「飛ぶ」ことに絞ったアクションゲームです。飛行機ではなく、自分が
ふわりと飛んでしまう夢を、コントローラを通してかなえてくれるゲームです。
ピエロをモチーフにした紫の帽子をかぶった「ナイツ」を操作して空を飛び、
夜に見る夢の世界を飛びまわってゆきます。プレイヤーは夢の世界を訪れる「ビジター」
のひとりとなり、ナイツと「同化(デュアライズ)」して自分の夢に訪れる悪夢たち
に立ち向かってゆくのです。
男の子と女の子の夢、ふたつのストーリーが用意されています。

前作ではダッシュと空中移動、アクロバット飛行のみでしたが、本作では「ペルソナ」
というアイテムを装備するとさまざまな形に変化し、特徴的なアクションを楽しむ
ことができます。
画はとにかく綺麗ですし、動きもなめらかですいすい飛べて、さくさくっとクリア
できました。ボス戦もわりと倒しやすくて、面白かったです。

ステージを遊んでいて残念だったのが、前作ではしょっちゅう利用していたダッシ
ュが使いづらくなったことです。「Nights」では、空中で早く移動するためのダッ
シュを使うには「ダッシュゲージ」が必要なのですが、このダッシュゲージはリン
グをいるかのように次々くぐると回復します。
まだWiiの立体感に慣れていないせいか、ダッシュを使う距離や頻度に対してリング
が少なくて、ダッシュを連発していたらすぐにゲージがすっからかんになることは
ざらでした。このダッシュが出来ないと、ちょっと爽快感が減るのです。
あと、このゲームには「リンク」といって、アイテムやリングを連続してとるとスコア
がアップしてゆくのですが、今回はリンクに必要なアイテムがコースを一周しても
回復しないので、前作のように時間いっぱいまでコースを廻りまくることが出来なく
なりました。
目的が「いかに早くゴールし、一周のなかでいかに多くのリンクを作るか」という
形に制限されてしまって時間に余裕がなくなっちゃったのですね。

ゲームをやるということではちょっとしょんぼりなことが多かったですが、
ナイツは相変わらずのにやけた笑みを浮かべているし、11年ぶりの邂逅は
悪くはなかったです。



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