えぬ日和

日々雑記。第二、第四土曜更新を守っているつもり。コラムを書き散らしています。

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2010年11月18日 | 雑記
とうとう今年は秋が来ませんでした。
冬の寒さに、焦りながら水気のない茶色に染まるけやきやさくらを横目に
いちょうだけはあざやかでみずみずしい黄色を空に投げかけています。

ほかの葉が、夏から秋にかけてだんだんと水気を落して冬に備えてゆく、
あるいはつやつやの油を身にまとわせて寒さを防ぐしたくにかかるのに、
この木は秋がもっともみずみずしく映える色なのでしょう。

朝しごとに出かけて見渡す公園の秋が目に焼きついた青天でした。
今日も晴れていた。明日も晴れますように。

つかれた目にはいっそういちょうのうるおい溢れる黄色が染みるのでした。
コメント (2)
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