電子工作サークルの次のテーマを何にしようかと、ネットで探していたら簡単に出来そうなPIC16C711を使った2チャンネルの温度計が見つかり、相談したら、電池駆動にしたいので、出来れば液晶にして、測定温度範囲も-10℃位から計りたいと要望があった。
取り敢えずは秋月の3.1/2桁表示7SEG液晶(500円)かキャラクタ液晶(550円)のどちらか使用することにして、吉本先生が確認。配線数やソフト開発を考えるとキャラクタのが良いということになった。
早速、先日試作品を持って来てくれた。これは基本にしたのと同じ0℃からで、マイナスから測定表示させるには、プログラム、OP-AMP回路・定数、温度センサーなど全て考え直さなければならないので、拡張性を持たせて、今回の工作はこれで進めることにする。PICは安価な16F818を使用した。
ただ、完成品のデジタル温度計(-50~+100℃)が秋月で、500円で販売されている。いつもながら、自作の方が高く付く時代だが、勉強のためには、いい教材になると自分に言い聞かせている。
一方、先日100円ショップで購入したデジタルクロックだが、表示部液晶が使えないものかと、あるだけ(7個)買い占めた。接続ピンは13P有り、オシロスコープで観測すると階段状(0V、1.5V、3.0V)の波形(周期:約32Hz)が1と13ピンで観測され、タイミングはずれている。2~12ピンは矩形波だが夫々のタイミングまでは調査出来なかった。
ところが、全く同じ時計を見事解明したホームページ100円時計の液晶ドライブを解明があった。ただ、タイミングの説明が当方の能力では解読出来ない。ただ言えることは、簡単に流用することは難しい(10分のところが0~5しか表示出来ないということ:確かにそれ以外必要無いですね)ということです。
吉本先生にも解明を御願いした。