トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

液晶ドライブは難しい

2008-09-24 15:40:45 | 電子工作

電子工作サークルの次のテーマを何にしようかと、ネットで探していたら簡単に出来そうなPIC16C711を使った2チャンネルの温度計が見つかり、相談したら、電池駆動にしたいので、出来れば液晶にして、測定温度範囲も-10℃位から計りたいと要望があった。

取り敢えずは秋月の3.1/2桁表示7SEG液晶(500円)かキャラクタ液晶(550円)のどちらか使用することにして、吉本先生が確認。配線数やソフト開発を考えるとキャラクタのが良いということになった。

P1010001早速、先日試作品を持って来てくれた。これは基本にしたのと同じ0℃からで、マイナスから測定表示させるには、プログラム、OP-AMP回路・定数、温度センサーなど全て考え直さなければならないので、拡張性を持たせて、今回の工作はこれで進めることにする。PICは安価な16F818を使用した。

ただ、完成品のデジタル温度計(-50~+100℃)が秋月で、500円で販売されている。いつもながら、自作の方が高く付く時代だが、勉強のためには、いい教材になると自分に言い聞かせている。

Img_4966_r 一方、先日100円ショップで購入したデジタルクロックだが、表示部液晶が使えないものかと、あるだけ(7個)買い占めた。接続ピンは13P有り、オシロスコープで観測すると階段状(0V、1.5V、3.0V)の波形(周期:約32Hz)が1と13ピンで観測され、タイミングはずれている。2~12ピンは矩形波だが夫々のタイミングまでは調査出来なかった。

ところが、全く同じ時計を見事解明したホームページ100円時計の液晶ドライブを解明があった。ただ、タイミングの説明が当方の能力では解読出来ない。ただ言えることは、簡単に流用することは難しい(10分のところが0~5しか表示出来ないということ:確かにそれ以外必要無いですね)ということです。

吉本先生にも解明を御願いした。

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携帯用ACアダプタのノイズについて

2008-09-24 14:59:18 | 電子工作

市販のFMステレオトランスミッターを電池運用(単3×4本)しているが、電源を良く切り忘れて、電池がもったいないので、タイマーかACアダプタの接続方法を教えて欲しいと、ブログを見た方からメールで問合せがあった。

電気的知識はゼロに等しいとのことだったので、ACアダプタを接続する方法を連絡。

もともとはアダプタのジャックが無いので、電池ボックスにダミーケースを作り(木工は出来るということだったので、その寸法と接続方法を連絡)接続することにした。先日、連絡が有り、ACアダプタとして、手持ちの携帯用ACアダプタを接続したが、ブーンと音が入るという。コンセントによって、その音の大小は有ると言う。電圧的には5.3V位なので、問題は無い様だ。

気になったので、当方も手持ちのDOCOMO用アダプタで実験。出力をオシロスコープで観測。すると、無負荷の場合、約500Hzのノコギリ波が観測された(電圧は100mV位)。

負荷を上げて行くと周波数も上がっていく。70Ω位で約5kHz、80Ωにしたら消え、本来のスイッチング周波数250kHzが観測される。

無負荷でも電解コン1000μF/10Vを接続すると、リップルが、ほぼ無くなる。

1次入力との抵抗は無限大。

もう1つの、ユニバーサルな携帯電話用アダプタは、発生していない。

だから、メーカーによって、いろいろだとは思うが、これが原因かも知れない。

ということで、連絡したら、コンデンサは地元のパーツショップで入手可能とのこと。また、普通の6V用ACアダプタもお持ちとのことなので、これに交換しても同じか、更にACコンセントの差込を逆にすることで低減されるかなどを確認してもらうことにした。

携帯用は充電しか考慮していないだろうから、また、負荷も重いと思うので、この様な現象が有っても問題無いのだろう。

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