goo blog サービス終了のお知らせ 

トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

またUNICラジコン・これも動作する様に

2011-06-04 22:03:54 | アマチュア無線

 ブログの修理記事を見た方から下記メールが有った。

Img_8726_rImg_8725_r

「ラジコン(RC-32R)は送信機を車両で踏みつぶし、粉々ですが、部品はあります。 また、同様の送信機を入手していますが、周波数が合わないのか動きません。 送信機や受信機、破損した部品等は送付できます。 修理して頂けないでしょうか?」
詳細を確認したところ
「入手の送信機は破損品とは、型式の末尾が違っています。(DB722とCB778A)
この末尾が受信機とも同じで基盤にも記載されています。
設定端子は受信機と破損した送信機は合致していますが、入手品とは違っています。」

更に周波数確認すると
Img_8711_rUnic32 「部品番号X401(CB778A)に記載されているのは「295.8625 TS114 NDK98G」壊れた基盤(DB722)のものは「296.6875 TS114 NDK02H」です。
この部品(水晶)の外観状態は壊れていません、ただし接着剤で基盤に密着されています。
また、CB778A側は「フック格納」の押しボタン機能が追加された送信機です。
また、同基盤には手書きで番号が書かれていますが横線で番号が消されて「2002/06 CB778A」となっています。」

取り掛かっているラジコンの修理が完了してからと断った上で、基板・周波数・設定の写真を送ってもらったところ、修理出来そうな感じがしたので送ってもらった。
型式の最初のアルファベット(C,D)が周波数、数字3桁がアドレス設定、最後のA有り無しが機能のバージョンだと考えられます。
カスタムICはホビーラジコンでも有名な双葉電子工業製だ。
Img_8720_rImg_8721_rImg_8722_r_2Img_8723_r見ると、ケースは粉々になっているが、基板はガラス基材エポキシ樹脂なので、折れてはいるものの切り離されてはいなかった。
まずは、壊れていない送信機のケース上蓋を外し、水晶振動子とアンテナ出力の波形を見て見たところ、問題無さそうなので、壊れた基板から水晶振動子を外して交換する。
ちなみに水晶の発振周波数は送信周波数の1/6となっている。
水晶振動子は衝撃で壊れない様に基板に接着されているので、カッターの刃を入れて切り離す。
Img_8716_rImg_8717_rImg_8718_r_2Img_8719_rImg_8706_rまた、コード設定用のDIPスイッチが8ポジション×2有るので両方メモしておく。後に受信機側の設定と見比べたところ、当たり前だが一致していた。
交換した後、電波が出ているかオシロで波形確認したところ観測出来たので、次にICOMのオールバンドレシーバーIC-R9000の受信周波数:296.6875MHz、モード:CWとし受信する。
変調音が聞こえる。
受信信号レベルが最高になる様に発振周波数と発振回路の同調コイルを調整する。
オシロでアンテナ出力を見るとP-Pで84mVだった。
Img_8705_rImg_8703_rImg_8704_rImg_8708_r受信機側も蓋を開けて、DC24Vを供給する(最初12V印加したところ動作するので、依頼者に供給電圧を確認したところ24Vとのことだった)。
Img_8707_rImg_8724_rアンテナ代わりに50cm程度のコードを接続して、送信機を操作したところ、操作と一致したポジションのLEDが点灯、どうやら正常に動作している様なので、距離を離して行くと10m程度までは動作OKだったので、組み上げて発送。実環境で最終確認してもらうことにする。
送信機がA機能になったので、「フック格納」の押しボタンを押すと受信機側では表示の無いLEDが点灯する。
アンテナはM型コネクタが2個有るので、ダイバシティーなのかも知れない。これだともっと距離が伸びてくれるだろう。
同じタイプの送信機がヤフオクで現状58,000円の値が付いていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧周波数カウンター動作確認

2011-05-31 00:59:35 | アマチュア無線

Img_8695_r Img_8696_r Img_8697_r  クラニシ製6565Bカウンター(1987/4製造)が調子悪いので、新しいカウンターを落札して仲間入りとなったが、処分するのも可哀想なので動作確認を行った。
Img_8701_r周波数安定度5×10-7 (10MHz0.5ppm MT-7Pソケットタイプの水晶発振器使用)
INPUT-A 10Hz~100MHz
INPUT-B 50MHz~600MHz
の測定範囲となっているが
まずは10MHzクロックを新しいカウンターにより周波数をぴったり合わせる。但しオーブンが付いていないので、安定するまで時間が掛かる。
Img_8698_rImg_8699_rImg_8700_rINPUT-Bが表示されなかったのは、BNCコネクタに接続されている同軸線の半田付け部分が外れていた。前回修理が不完全だったための様だ。
半田付けし信号発生器を接続してみると
INPUT-A 10Hz~90MHzと高域が少し悪いだけだった。
INPUT-B 40~80MHz・410~660MHzは正常、190~320MHzは2倍の周波数表示
これ以外はデタラメの数値表示となった。
  以前(2010/5/15)プリスケーラを交換した時もおかしかったが、この時は広帯域の発振器が無かったので、こんなに変とは分からなかった。
内部の信号増幅部をオシロで観測してみると、触ると波形の変わる部分が有った。コンデンサの容量抜け、トランジスタの劣化が有るかも知れない。
時間が有る時、調査してみようと思うが、必要に迫られないと、大体そのままとなってしまう。
取り敢えずINPUT-A 10Hz~90MHzの用途には使えそうだ。(CR発振器の周波数表示等)
でも、このカウンターは電源を入れると高調波ノイズが異常に大きくラジオに雑音が入る。異常発振しているのかも知れない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

UNIC用ラジコン修理・原因判った

2011-05-29 14:50:43 | アマチュア無線

Img_8669_r_2 UNIC用ラジコン修理を依頼(4/14)されていたが、発振回路が発振していないので、水晶(表示は287.0375MHz)が壊れているのではと推定し、アルト電子製作所に発注していて、これが先日届いたので修理を開始した。
交換しやすい様にソケットピンを使用。差し込んだものの発振しない。
発振用のトランジスターも交換してみようとやはりソケットピンにして、手持ちの5種類ほどNPNのトランジスターを差し替えて見たが、やはり発振しない。
BCEの電圧を測定してみると、Bは1V程度掛かっているがCに電圧が掛かっていない。Cにはトランスが接続されており、巻線の反対側にはちゃんと6V印加されていた。テスターで導通チェックしても導通が無いので取り外して調査することにした。
Img_8657_rImg_8658_rケースを挟んだおかげで、内部のポットコアが割れてしまった。それでも外れないので、ノコでケースに切り込みを入れて外す。コイルのリード線が途中で断線していたので、細線で接続して、基板に仮付けしてみると、ちゃんと発振する様になった。
アルト電子製作所さんにお礼の電話を入れたついでに、このコイルの件を話したら、捲き線作業者のレベルによってピンと張った状態で、半田付けされている場合が有り、経年変化や衝撃・振動で切れるケースがたまに有るとのことだった。
(水晶以外にも、良く知っている)
震災による修理品用の他に、大手水晶メーカーが少量生産から撤退しているので、相変わらず忙しいとのことでした。
Img_8665_rImg_8666_rImg_8667_r発振波形を見ると約15MHzで、これを逓倍して287.0375MHzにしている様だ。アンテナの出力波形は弱いながら280MHz付近が観測されたので、先ほどのコイルを本付け。シールドケースは足が折れてしまったので隣のコイルケースと半田付けする。
波形を見ながら最大出力となる様にコアを回す。壊れたコアが心配だったが調整可能だった。
次にトランジスターを交換してみる。2SC3112-Bと2SC2120がほぼ同じで一番出力が大きかった。一般的な2SC945は少し弱い。高周波用の2SC380は更に弱かった。
どうやらhfeの高いのが発振回路には良さそうだ。2SC3112-B(hfeA: 600~1800, B: 1200~3600)を本付けする。
この周波数帯は微弱電波しか許可されていないので、元々出力は弱い。

また水晶も基板に接着しソケット差し込み部を半田付けする。
Img_8661_rImg_8662_rImg_8663_rImg_8664_r次に、受信機を接続し、ちゃんと受信出来るか確認する。
受信機はDC24V入力で特殊ケーブルに含まれているので、蓋を開け、DC24V用ACアダプターから直接接続してみる。
送信機のボタンを押すと受信LEDは点くが、個別の受信表示が点かない。そこで送信機の周波数可変のトリマコンを回してみると、動作する点が有るので、距離を離しながら、最良点に調整する。室内で約10m届いた。(その後、送り返そうと箱を見たらアンテナの片方が入っていた。ダイポールが正解なので、もっと届いてくれると思う)あとは現地で確認してもらうことにする。
5/31 依頼主に到着し、動作確認の結果、ちゃんと動作し到達距離も問題無いとの連絡が有り、安心した。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

周波数カウンターを更新

2011-05-26 08:34:20 | アマチュア無線

 今まで使用していた周波数カウンターだが、以前プリスケーラーの交換をして動作していたのだが、とうとう周波数表示がデタラメになって来て、使えなくなったので、オークションで安いのを探していた。Img_8639_rImg_8640_rImg_8638_rImg_8637_rADVANTEST製600MHz9ケタ周波数カウンターTR5824Aというのを落札して(約8000円)、先日届いたので基準発振器(校正してないので基準とは言えないが)の出力を測定してみた。どちらがずれているか判らないが、近い値が表示されたので動作は問題なさそうだ。50MHz入力で表示が-4Hzだった。
基準発振器も周波数カウンターも水晶発振器は恒温槽になっており電源OFF時でもヒーターにより温度を一定に保っている。従って、省エネには反することになるのだが。
600MHzまでの仕様となっているが800MHzまでは誤差無く測定出来た。
秋月で販売してる8GHzプリスケーラIC(HMC434)を使用すれば8倍の4.8GHzまで測定範囲を伸ばすことも可能だ。
波形の種類の違いに対しても、切替で正確な周波数測定が可能な様だ。
また、低周波数に対しても「レシプロカル方式」により、短時間で高分解能の測定が出来る。
マスタリング機能ではチャッタリング・ノイズなどをマスクして正確な測定が出来る。
Img_8636_r落札品にはオプションのTR1644カルキュレーション・ユニットが付いていたのだが、使い方はこれから試して見る。
 ダメ元で、株式会社アドバンテスト・MS(計測器)コールセンタに操作方法の説明部分を送ってもらえないかメールしたところ、スキャナしたPDFファイルを親切に送っていただいた。
(英文のマニュアルはネットでダウンロード出来たのだが、英語力ゼロに近いので、辞書を首っ引きで見ないと訳せない)これを見れば使えそうだ。
例えば、トランシーバーのVFO発振周波数に対し、中間周波数を+または-して、実際の受信/送信周波数を表示させるというのが可能になるのだろう。
【カタログよりTR1644の機能を抜粋】
■測定値の良否判別,%偏差,スケーリングなどが可能です
TR1644カリキュレーション・ユニットを併用することによって,次のような測定が可能になり,現場や研究室で使用するのに,大変便利です。
●測定値とキー・ボード設定値との良否判断ができます。
●測定値と設定値との加減算(+,-)によるオフセット測定。
●測定値と設定値との乗除算(×,÷)によって回転数,流量,速度などへの単位変換ができます。
●Δ機能によって経時変化や現象変化などの差分変化量の測定可。
●スケーリング機能によって直線的に変化する物性を電圧,抵抗,温度などに換算した測定ができます。
●測定値の%偏差量の測定ができます。
●最大値あるいは最小値の測定ができます。
Img_8897_r Img_8898_r Img_8899_r Img_8900_r Img_8901_r Img_8902_r Img_8903_r Img_8905_r Img_8907_r

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JO1OELさんとアイボールQSO

2011-05-21 14:40:51 | アマチュア無線

Kc3s0298_r_2Kc3s0299_r_2 今日は21MHzのコンデションが珍しく良い。ワッチしていると、当方の地元、筑西市に移動の局「JO1OEL」がCQを出していたので呼んで見た。筑西市は珍しいらしく他にも沢山の局が呼んでQSOしていた。
移動地を聞いて見ると家から近い(車で10分位)ので、行って見ることにした。
下妻市との境にある小貝橋の河川敷まで車を飛ばす。
小貝橋の手前から逆Vアンテナが見えたが、曲がるのに間に合わなかったので引き返し、車を止めて挨拶する。
私の車が年に似合わずスポーツタイプなので、まさかと思ったそうだ。
ワゴン車に無線・パソコン一式を積んで、電源はホンダの発電機を使用していた。
初対面でもアイボールQSOで話が弾む。これが無線家の楽しいところだ。
急遽印刷したQSLカードを手渡しする。
Kc3s0300_rKc3s0301_rリグはヤエスのFT-450M(50W)、アンテナは写真の様に釣竿を2本逆Vにして伸縮マストに取り付けてある。ベース部分は手作りというタイヤで押さえつけるというものだ。
自作移動運用PADDLEも見せていただきました。
90%は移動運用とのことだった。
移動地はGoogleマップから航空写真を元に目ぼしを付けて、大体合うという。都内の境目で車を止める場所を捜すのは難しいらしい。
所属している会員で夕方から泊まりがけでバーベキューパーティだそうだ。
30分以上話しただろうか、お空での再開を約束し帰路についた。
JO1OELさんのブログ
Ja7fjp110521 JO1OEL(山田)さんから、一緒にセルフタイマーで撮っていただいた写真をメールで送ってくれました。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

50MHz(Eスポ)で北海道網走と初交信

2011-05-15 13:43:00 | アマチュア無線

 午前中は、県西生涯学習センターにてボランティア総会と講演会が有り、自宅に帰り時間が有ったので無線機のスイッチを入れて見た。オールバンドカバーのトランシーバーで無いので(3.5~28、50、144/430MHzの3台)煩わしい。しかも古い機種なので大飯食いである。
21MHzではコンテストがやられているみたいでアジア地域が聞えてきた。ということで50MHzはどうかとTS-660のダイヤルを回すと網走の局(JA8WJI/8)が59+(FM)で入感していたのでコールしたら取ってくれた。フェージングはあるものの、当局も59のレポートを頂いた。交信時刻は13:42だが、その後電離層(Eスポ)が消えたのか、30分位で聞えなくなった。
アンテナはディスコーンを使用しているが、開局以来50MHzで初の遠距離通信が出来た。
ネット検索すると、同時刻にはEスポが発生していて、中国、ロシアのTV放送が見れたとの報告が有った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

往復1200km、実家へ行って修理して来ました

2011-05-08 22:42:00 | アマチュア無線

Kc3s0263_r5/5夜から5/8まで、実家のある秋田県能代市まで、しばらくぶりに帰省してきましたのでブログの更新が滞ってしまいました。
行く前に、留守番の姉に連絡したら、修理してもらうのが沢山有るというので、工具一式を車に積んで出かけた。
前回は自分の愛車であるスズキ-エブリィワゴンで出かけたが、今回は長男が置いていったスポーツタイプで行くことにした。
馬力も有るし、バケットシートなので長距離でも疲れないとのこと。
東北道→秋田道の片道約600kmの距離がある。
東北道は大地震の影響でアチコチ段差が有り、全区間70~80km/hの最高速度制限が出ている。夜間なのでこの段差が見えず走りにくい。道路は空いていて、乗用車は少なく、殆どがトラックと長距離バスだった。
一人きりなので1時間ごとに小休止し、行きは7時間半掛かって朝の7時前に到着。
車の影響も有るが、トラブルシュートで鍛えられた精神力・忍耐力?はまだ衰えていない様で安心した。
街並みの写真の様に、シャッターを閉めたお店が多く、行く度に寂しくなる。
少し休憩して、修理に取り掛かる。
家の修理
今冬は雪が多く、また実家も年数が経っているので、落雪でアチコチ壊れたとのこと。
雪除けの屋根があるのだが、錆びてボロボロになってしまっている。
暖房用ファンヒーターの屋外煙突の雪除けガードもアングルが曲がってしまっており、外壁へのネジも利かない様子で、これは治せそうに無いので、業者に頼んでもらうことにした。
雪国は、こういった設備の保全が大変である。
通用扉
Kc3s0261_rKc3s0260_r_2Kc3s0262_r_2まずは通路の扉支柱が外壁から外れてしまったというもの。         
木ネジががたがたになっており、取付穴も歪んで通り抜けているので、外壁の穴にはパテを流し込み、柱の穴にはワッシャを入れてねじ込む。
これでも、モーメントが掛かると再度外れる可能性が大なので、近くのホームセンター(コメリ)に接着剤を探しに行った。あまりに種類が多くて迷ってしまうのだが、用途や使用方法を読み比べながら最適と思われるのを購入。コーキングタイプのもので、柱の色と同じのにした。
ポスト
Kc3s0259_r_3ステンレス薄板をスポット溶接で接合している構造だが、落雪の衝撃で殆どの溶接部が剥がれてしまっていた。溶接することは出来ないので、瞬間接着剤(ロックタイト401)を塗布し、固着するまで動かない様にクランプで固定する。
これも、扉と同じ様に周囲をコーキング剤で接着し、補強した。
トイレ
ドアロック部分が引っ掛かるので、ぶつかる部分を削って対処。
内部棚の突っ張り棒がゆるいというので調整し直し、また手の届く位置に変更する。
テレビ
寝室で見ているという20インチ程度の液晶テレビだが、音声は聞えてくるのだが画面がクモの巣の様に映るだけという。
見ると、どこか角にぶつけたのだろう、内部のガラスが放射状に割れていた。これがクモの巣状に見えていたのだ。これは修理不可能で新品を買うしか無い。地元の家電量販店で見ると29800~39800円程度が相場の様だ。
携帯充電器
携帯電話は同じAuなので充電器を借りることにしたが、差し込むと外れなくなって しまう。ロック解除のボタンが無くなっているとのこと。分解してロック爪を外すことで対処した。
街の活性化
Kc3s0277_r_2 お昼は、歩いて3分位のところにバイキングのお店があり美味しいというので、出かけた。
市で運営しており、コーヒー付きでなんと550円/人の安さ。
能代ならではの山菜が多く、また魚類も新鮮で美味しかった。
反対方向に歩くと、これも市で運営している「のしろ街なか木工体験場」というのが出来ていた。木材の町「のしろ」ならではの体験が出来る。
墓参り
Kc3s0267_r海岸沿いの松林(防風林)にそって共同墓地がある。
しばらくぶりに親父の墓参りをした。
丁度、この季節は桜が満開となり、もう散り始めていた。
水は、今では珍しい手こぎの井戸を使って汲み出す。
買い物
お土産を買いに近くの公設市場に出掛ける。
ネットでも購入出来る石田鮮魚店で定番の筋子、たらこ、はたはた鮨を、八百屋さんでは、じゅんさいを購入。
秋田ならではというか、この季節はいろんな山菜が売られている。(茨城では、山菜は自分で採りに行く物で、スーパーでは一般に売られていないのだが)
茨城産の野菜を探すと、レタス、キャベツ、白菜、ピーマンが流通していた。
居酒屋・カラオケ
私も姉もカラオケが大好きなので、居酒屋で腹ごしらえしてから、近くのカラオケに出掛けた。2時間で何曲歌ったろうか、久々に盛り上がった。
アマチュア無線

一応、TS-770(144/430MHz)と車載ホイップアンテナを積んでいったので、市営体育館(前日までバスケの大会を開催していたとのこと)の駐車場に停めてワッチ。出ている局は少なく、ブレークしたものの信号が弱くて交信出来ずに終わった。
ミニ同級会
ブログ同士で交流のある、地元にいる同級生に連絡したら、昼食だったら付き合えるということで、焼肉屋さんに集まった。といっても、もう1人の計3人だけだが。この同級生は卒業以来の再会で、双方共に直ぐには思い出せなかった。
地震や原発問題、仕事について盛り上がり、再会を約束した。
帰路
5/7の夜に出発しようと予定していたが、雨が降り続いており、道路が見づらいだろうと、朝の出発となった。
Kc3s0280_rKc3s0278_rKc3s0279_r_2 途中、秋田と岩手の県境にある「錦秋湖」で休憩。
駐車場には除雪した雪が少し残っており、災害救援だろう自衛隊のトラックが停まっていた。
Kc3s0284_rKc3s0282_rKc3s0283_r_3Kc3s0281_r_2 中に入ると有名?な「ババヘラアイス」が売られていた(210円)。
普段は夏にしか見ないのだが、最近では観光地であれば年中、出没?しているらしい。
購入して、ドライブの疲れを癒す。
帰りの高速は乗用車が多くなり、横風もかなり強く吹いていたが、渋滞は無くスムーズに流れ、約8時間で帰路についた。

    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雷?で自作FMブースター壊れる

2011-05-01 13:32:54 | アマチュア無線

先日のブログで紹介したUPC1651Gを使ったFMブースターだが、今日、FM放送を聞こうとしたらシグナルメーター指示が弱い。
もう1台、試作機が有ったのでこれに交換してみると問題なく増幅している。アンテナでは無い様だ。
当地では先週から、毎日の様に雷が続いている。このせいだろうとICを交換してみると、問題なく動作した。
このままだと、また雷サージでやられるので、入力にショットキーバリアダイオード(1N60P)2本を双方向に入れて防止することにした。
実のところ、この用途にはどんな保護素子が良いのか判らないところである。ご存知の方はコメント下さい。
通信機器設計の頃は1個1万円~2万円もするアレスターを使っていたが、種類によって装置のスプリアスの値が変わった。高速のダイオードを使ったものが良かったと記憶している。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FMトランスミッタ製作開始

2011-04-10 22:25:38 | アマチュア無線

Img_8422_r 秋月から入手出来るFMトランスミッタモジュールNS73Mを購入してあったがSMDで、配線では壊す可能性が有るので変換基板を使用することにし注文した。
Img_8427_r Img_8429_r アイテムラボ製ピッチ変換基板2枚組QFP32-P8 320円 というものだ。
モジュールは変則SOP(8Pと7Pで千鳥になっている)なので、これ専用の基板が無く、合いそうだと想定して購入した。
千鳥になっているので少し傾けてロックタイト460で仮固定する。
Img_8423_r ICのピンと変換基板フットプリントの重なる部分がごくわずかわずかなので、一旦、コテを横向きに当てて半田を流した後吸い取ることで、くっつけることが出来る。
水晶もSMDなので空いたフットプリントにくっつけて配線接続する。
メイン基板とはピンヘッダーとソケットを使って接続する。
Img_8424_r Img_8425_r メイン基板は、吉本先生にお願いして作ってもらったもので、ネットで公開されていたPICにより周波数制御するものだ。
これとの接続して、動作するか、もう少しである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FM波受信ブースター製作

2011-04-03 10:35:54 | アマチュア無線

  先日のブログでUPC1651Gのアンプを紹介したが、簡単に出来るので、FM放送受信用ブースターを作ることにした。
Img_8403_rImg_8400_rImg_8405_rただ基板で作るのは面白みが無いので、余っていたUV2分配器の中に組み込むことにした。
入力/分配間のパターンを削除してこの間にUPC1651Gを組み込む。DCジャックはホットボンドで基板にくっつける。空中配線で最短に接続する。
動作は確認済みなので、何無く動作した。

Img_8406_r電源には、ジャンクのトランス式(スイッチング式のが小さいのだがスイッチングの高調波が放送受信に影響するので)ACアダプタでSONY製3V出力のものを使用する。トランス式なので無負荷では4V程度の出力電圧がある。前日の動作確認では3V以上であれば問題無さそうなので良いだろう。消費電流は20mA以下なので100円充電器のトランスでも良い。

FMチューナーのミューティングをOFFにして無信号帯域を聞いて見る。これまで使っていたFM/VHF/UHF用ブースターは、雑音が結構目立ったが(増幅度も大きいが)、このアンプの場合、チューナーのシグナルレベルメーターは振れない位で、ブースターの電源OFFと比べても少し増える程度だった。なのでFM受信については実用上問題無いだろう。

Fmtx1651 UPC1651を使用したFMトランスミッターの記事も簡単に出来そうで面白い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高周波アンプの製作

2011-04-02 18:12:53 | アマチュア無線

 高周波の周波数特性測定の信号源として使用しているのがFM/AMシグナルジェネレータ(100kHz~110MHz)だが、チューナー調整用なので出力信号レベルが低い。
そこで出力アンプを作って見た。
Img_8399_r 使用した素子は以前、秋月より購入(現在は販売されていない)してあったUPC1651Gというワイドバンド(1200MHzまで対応)アンプICだ。
購入当時は5個で500円だった。
現在は若松通商から126円で入手出来る様だ。
形状は高周波用トランジスタに似ているフラットの4本足の物だ。
Img_8388_r Img_8389_r Img_8392_r 高周波基板の知識は殆ど無いが、ベタアースのが良いだろうとユニバーサル基板に銅箔テープを貼ってパターンとする。
BNCジャックが有ったので入出力接続用に使用。電源はMAX6.0VなのでACアダプタからDC5Vを供給することにしDCジャックを取り付け。
ACアダプタだが、FM帯域ではスイッチング方式でも問題無いが、AM帯域ではアンプを経由して影響を与える場合が有るのでトランス方式のが良い。
入出力のカップリングコンデンサと電源パスコンしか無いのでパターンを作ってやると後は簡単である。
Img_8393_r Img_8394_r Img_8396_r 何の問題も無く動作したので、入出力特性を見て見る。
-2dBmまでは正弦波が出ている。この時のゲインは16dBとなった(規格のMINの値)。
110MHzまでしか測定出来ないが低い側では100kHzでもちゃんと増幅している。
Img_8398_r FMチューナーのアンテナ入力に入れて見ると、アンテナ直結時:Bayfm(78MHz)が目盛1だったのに対し、アンプを入れると4まで振れる(フルで5)様になり、歪も感じない(FMだから、当たり前かな)。
Img_8387_r では地デジではどうかと試して見る。元々ブースターが入っているのでテレビでの信号強度が50以上有ったのだが、アンプを入れることで43程度まで落ちてしまう(画面の乱れ:ブロックノイズは無いが)。広帯域アンプなので、他の周波数が悪さをしているのかも知れない。
ということで、FMブースター用としてもう1台製作することにする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NJM1496プロダクト検波基板製作

2011-03-21 23:03:53 | アマチュア無線

Ssbdethaisenダブルバランスド変調/復調用ICであるNJM1496(MC1496)を使って、選択レベルメーターML422A(中間周波数:450kHz)のSSB検波回路を製作してみた。
検波回路は、データーシートの応用回路をそのまま使用。
発振器には、1kHz~30MHzまでの周波数を抵抗で可変することができる小型オシレータモジュール基板(LTC1799)秋月で600円を使用することにした。
発振器の電源は5V用3端子レギュレータで12Vから安定化する。
LSBとUSBの発振周波数をそれぞれ微調整出来る様に多回転半固定ボリューム2個をスライドスイッチ切り替えとする。
外付け部品は少し多くなるが、正弦波も発生出来るファンクションジェネレータIC(XR2206)でも使えるかと思う。
Img_8371_rImg_8370_rちょっと接続のミスが有ったが、修正するとビート音が聞こえて来た。LSB/USBの周波数を微調整する。
本来はSSBを出して確認するところだが、AM放送を受信して、それぞれの音声がセロビートになる様にする。
例えばTBSラジオの場合、中心周波数が954kHzなので953kHz(-1kHz)に合わせてLSB調整、955kHz(+1kHz)に合わせてUSBの調整をする。
Img_8372_rImg_8375_r矩形波でも、動作したが455kHzセラミックフィルタが有ったので発振器出力とMJM1496のCARRIER-IN間に入れる。そのまま使用。但しレベルが高すぎる様なので結合コンデンサを100PFにする。フィルタ出力波形をオシロで観測したが、完全な正弦波にはならない。インピーダンスマッチング(入出力:3kΩ)させればいくらか改善されると思うが。
キャリアーを止めると、音声出力は殆ど聞こえなくなるので、回路は正常に動作している様だ。
発振周波数の安定度だが1時間放置して、出力音程シフトが殆ど無いので実用にはなりそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ML422A用AM復調器を製作

2011-02-28 23:43:00 | アマチュア無線

 先日のブログで復調器の製作予定を書いたが、気が向いたので、まずは簡単なAM復調器を製作してみた。
Ml422aamdet_4 検波回路にはAMストレート方式ラジオ用で3端子のLMF501(類似としてはUTC7642有り)を使用。特性はほぼ同じだがピン配列が異なるので注意!
AGC付き(30dB)高周波増幅と検波回路が入っており、少ない外付け部品で構成出来る。
但し動作電圧が1.0~1.5V(UTC7642はMAX6Vと書いてあるが不明)なので12Vを使用するにはドロップさせる必要が有る。赤色LEDでは1.7V程度と定格をオーバーしてしまうので、Vfの低い赤外線LEDを使うことにした。実測では約1.2Vだった。
赤色LEDで安定化後、シリーズにシリコンダイオードを入れてドロップさせるという方法でも良いかもしれない。
この状態でオーディオアンプ入力に接続してみた。レベルは低いが、ちゃんとAM放送が聞こえてきた。
選択度を変えると、それに応じて音が変わる。最も40Hzや8Hzでは音にならないが。
次にスピーカーアンプ回路を組む。
小出力スピーカーアンプ用として一般的なNJM386BD(DC4~18Vで動作)を使用。

同様なICとしてはTDA2822Mというのも有る。
データーシートにある基本回路通りで製作。LMF501との間には半固定抵抗を入れて音量調整出来る様にする。
Img_8350_rImg_8353_rImg_8352_r完成しスピーカーを接続すると綺麗に聞こえて来た。
と言っても帯域は最大3.1kHzなのですこしこもった感じになるし、ノイズが入る。ノイズは入力を外すと無くなるので、ML422Aから出ているのだろう。「低雑音」を「低歪」に切り替えるとノイズが増えて音が消されてしまう。入力信号に測定用アッテネータを入れて音声を聴いて見ると少し減衰させたのが良さそうなので抵抗を追加する。
LMF501は増幅度が大きい(70dB)ので、IF入力の代わりに50cm位のビニール線を付けるとAM放送が聞こえて来る。同調回路が無いので強い局が聞こえてくる。これは帯域制限が無いので良い音で聞こえて来る。だから同調回路を付けると簡単なラジオにもなる(当たり前か)。

Ssbdethaisen An531d次は空いたスペースにSSB復調(プロダクト検波)回路を組むのだがNJM1496D(MC1496とコンパチ)を使うことにし、部品を注文することにした。共立エレショップで189円/個
SIP9PのTA7320Pというのもエーエレで入手可能。310円/個
局部発振にはタイマーICを使うと安価に出来るのだが、LTC1799モジュールの手持ちが有るのでこれを使ってみようと思う。正弦波が必要の場合は455kHzセラフィルを発振出力に入れるかXR2206を使うことになる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選択レベルメーター交代

2011-02-27 21:53:51 | アマチュア無線

Img_8336_r Img_8345_r使用していたアンリツ製選択レベルメーターML422Cだが、壊れたままになっていて修理不能となっていたので、オークションを時々覗いていたが、安いのが見つからなかった。そしたら、やはりML422Cユーザーで交流の有る方からML422Aが安く出ているとメールで情報が有り、落札した。
Img_8317_rImg_8318_rImg_8319_rImg_8322_rImg_8325_rImg_8326_rImg_8327_rImg_8328_r到着して見てみるとML422Cとは別物だったので、ML422Cのトラブルシュート用には使えない。
動作確認すると、問題無い様だ。しかし落とし穴が有った。ML422CはAM/SSBの復調機能が有って、受信機として使えた。Img_8337_r_2ML422Aも写真では同じスイッチが付いていたので使えると思ったのだが。
スイッチを押すと切り替えのLEDは点くのだがモニターが聞こえて来ない。分解してみると、なんとスピーカーは付いていないし、音量調整、フォンジャックの配線も無かった。
Img_8320_rあとで気づいたのだがスイッチボタンに*(アスタリスク)印の有るのはオプションだった。
なのでフラットレベルメーター機能や選択度400Hzはオプションになっていた。
日本電波工業製のクリスタルフィルタが3個使用されていた。型番から6.7MHzと450kHzか?
Img_8329_rImg_8330_rImg_8333_rImg_8332_rImg_8348_r なんとか復調機能は欲しいところなので、IF信号の出所を探してみるとシールド線の接続箇所に450kHz信号が出ていたので、後で復調回路を実験しやすい様にフォンジャックを外してBNCコネクタを付け替えて同軸接続した。
ショットキーダイオードで検波回路を組んでTBSラジオ(954kHz)を受信して見たがレベルが低すぎるのか音声がかすかに聞こえるだけである。
そこで思い出した。大分前に作ったSDRを持ち出して接続してみた。発振器をIF周波数の4倍(1.8MHz)に調整する。
基板を動かして見ると時々聞こえたりするが、ちゃんとした音になっていないので、諦めて後日プロダクト検波回路を作ることにする。
NJM1496データーシート

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TS-770周波数ロックはCALスイッチ接触不良が原因

2011-02-07 01:04:21 | アマチュア無線

144/430MHzトランシーバTS-770の周波数が時々ロックしてしまい、周波数ダイヤルを回しても変わらないという症状が出たので調べて見た。
Kc3s0194_r145/433MHz-CALスイッチを操作していると、現象が再現するので、このスイッチの接触不良と判定し、分解してみた。
周波数表示ユニットを取り外すだけでは見えないので、表面パネルも外して、スイッチの隙間から接点復活スプレーを吹きかけるが、パネルを組み上げると周波数表示が消えている。パネルを外した時にジャンパーケーブルの挿し込みが外れたのと、アース線が切れてしまったからだ。(写真には影に隠れて写っていないのでご了承を)
Kc3s0195_rKc3s0196_rKc3s0193_rこれで、周波数表示が正常に戻り組み上げたら、今度は430MHzの出力が出なくなった。
各段の出力をオシロで見てみるが、ファイナル段の入力が来ていない様だ。
時間切れで「電子工作サークル」に出掛け、帰ってから再開したら、表面パネルの基板に差し込んである同軸コネクタが外れていることに気付いた。
余長が無いので、パネル分解時に引っ張って外れてしまった様だ。これを差し込んで出力も出る様になった。
ついでに、周波数ダイヤルのダウン側がアップになってしまう現象が出るのでエンコーダ基板に有る半固定抵抗2個(片方はトリマコンかも知れない)を交互に調整し、不完全ながら(早く回すとダウンしなくなる)動作する様にはなった。

2/7 早速144と430MHzでガツンと入っている近くの局(結城市と小山市)がいたのでディスコーンアンテナを使い呼んで見た。59のレポートを貰い、変調の度合いも確認してもらったところ丁度良く綺麗に聞えているとのことで安心した。娘が地デジ番組を見ていたがTVIは起きていない様だ。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする