トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

旧周波数カウンター動作確認

2011-05-31 00:59:35 | アマチュア無線

Img_8695_r Img_8696_r Img_8697_r  クラニシ製6565Bカウンター(1987/4製造)が調子悪いので、新しいカウンターを落札して仲間入りとなったが、処分するのも可哀想なので動作確認を行った。
Img_8701_r周波数安定度5×10-7 (10MHz0.5ppm MT-7Pソケットタイプの水晶発振器使用)
INPUT-A 10Hz~100MHz
INPUT-B 50MHz~600MHz
の測定範囲となっているが
まずは10MHzクロックを新しいカウンターにより周波数をぴったり合わせる。但しオーブンが付いていないので、安定するまで時間が掛かる。
Img_8698_rImg_8699_rImg_8700_rINPUT-Bが表示されなかったのは、BNCコネクタに接続されている同軸線の半田付け部分が外れていた。前回修理が不完全だったための様だ。
半田付けし信号発生器を接続してみると
INPUT-A 10Hz~90MHzと高域が少し悪いだけだった。
INPUT-B 40~80MHz・410~660MHzは正常、190~320MHzは2倍の周波数表示
これ以外はデタラメの数値表示となった。
  以前(2010/5/15)プリスケーラを交換した時もおかしかったが、この時は広帯域の発振器が無かったので、こんなに変とは分からなかった。
内部の信号増幅部をオシロで観測してみると、触ると波形の変わる部分が有った。コンデンサの容量抜け、トランジスタの劣化が有るかも知れない。
時間が有る時、調査してみようと思うが、必要に迫られないと、大体そのままとなってしまう。
取り敢えずINPUT-A 10Hz~90MHzの用途には使えそうだ。(CR発振器の周波数表示等)
でも、このカウンターは電源を入れると高調波ノイズが異常に大きくラジオに雑音が入る。異常発振しているのかも知れない。

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