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トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

NJM1496プロダクト検波基板製作

2011-03-21 23:03:53 | アマチュア無線

Ssbdethaisenダブルバランスド変調/復調用ICであるNJM1496(MC1496)を使って、選択レベルメーターML422A(中間周波数:450kHz)のSSB検波回路を製作してみた。
検波回路は、データーシートの応用回路をそのまま使用。
発振器には、1kHz~30MHzまでの周波数を抵抗で可変することができる小型オシレータモジュール基板(LTC1799)秋月で600円を使用することにした。
発振器の電源は5V用3端子レギュレータで12Vから安定化する。
LSBとUSBの発振周波数をそれぞれ微調整出来る様に多回転半固定ボリューム2個をスライドスイッチ切り替えとする。
外付け部品は少し多くなるが、正弦波も発生出来るファンクションジェネレータIC(XR2206)でも使えるかと思う。
Img_8371_rImg_8370_rちょっと接続のミスが有ったが、修正するとビート音が聞こえて来た。LSB/USBの周波数を微調整する。
本来はSSBを出して確認するところだが、AM放送を受信して、それぞれの音声がセロビートになる様にする。
例えばTBSラジオの場合、中心周波数が954kHzなので953kHz(-1kHz)に合わせてLSB調整、955kHz(+1kHz)に合わせてUSBの調整をする。
Img_8372_rImg_8375_r矩形波でも、動作したが455kHzセラミックフィルタが有ったので発振器出力とMJM1496のCARRIER-IN間に入れる。そのまま使用。但しレベルが高すぎる様なので結合コンデンサを100PFにする。フィルタ出力波形をオシロで観測したが、完全な正弦波にはならない。インピーダンスマッチング(入出力:3kΩ)させればいくらか改善されると思うが。
キャリアーを止めると、音声出力は殆ど聞こえなくなるので、回路は正常に動作している様だ。
発振周波数の安定度だが1時間放置して、出力音程シフトが殆ど無いので実用にはなりそうだ。

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