社説[オスプレイ横田配備]安全への懸念置き去り
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/232910
CV22は県内で離着陸訓練や空対地射撃訓練のほか、夜間飛行など過酷な条件下での訓練を計画していることが既に明らかになっている。伊江島補助飛行場やキャンプ・ハンセン、高江のヘリパッドなどが使われる可能性が高い。
米軍機の事故やトラブルが相次ぐ中、海兵隊だけでなく空軍のオスプレイまで沖縄の空を飛び回れば、基地負担は間違いなく増大する。
沖縄県は住民の安全を第一に考え、このオスプレイに関する米軍訓練自体の差し止めこそ必至的に論うべきだ。最早狂っているとしか言いようもない米軍米国の沖縄蹂躙実態を広く国際社会に知らしめ、効果的世界的な強烈な批判に晒すべきだ。一方又辺野古海底の軟弱地盤上に新基地建設を企図する日米合作の愚劣極まりない軍拡路線を、国民挙って非難することが民主国家の最低限の民主的在り様である。