沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩622 琉球独立戦争の端緒 9

2016年08月14日 09時06分10秒 | 政治論

 

     アオカナヘビ 爬虫綱有鱗目トカゲ亜目カナヘビ科クサカナヘビ属

 先週庭にアオカナヘビが現れた。ものの10分ほどじっとして様子を伺っていたが物音に気が付いて程なく姿を消した。雨水だめの小さな囲いに暫くいた数匹のオカヤドカリは、ある日の集中豪雨後どこかへ行ってしまった。ヤモリは家の周囲や家の中を縦横に駆けずり回っているらしい。ヤモリは糞便をそこら中にするのでうちの人の怒りを買っている。ここのところ問題は家の中に侵入する大小の蟻である。一頃これの駆除に東奔西走させられた。聞けば大概の家で困っているらしい。アリメツという液体にカツオダシの粉末をかけ、これを専用パックに入れて彼らの通路に置いておくと数日後には嘘のように姿が見えなくなる。しかしそのまた数日後再び彼らの代替わりが群れを成す。もう一度アリメツを仕掛ける。暫くはこれで解放されるが、ひと月もすれば別の軍団が立現れる。....

 彼らはいずれも我々の脳力で撃退できるが、できないと思わせているのが高江の機動隊だ。何しろ彼らには背後に国家権力が付いているのでほぼ法ギリギリの行為を躊躇わない。始末に負えない。なんにしろ公務執行妨害で身柄拘束、となる。妨害しているのはどっちだかわからないが、官憲はこれをさながら相手に致命傷を負わす武器のように使う。そこに生じている現実の事実関係については問わない。官憲の一種の恣意的な判断でこれを繰り出す。「不当逮捕!」と叫んでも仕方がないが言わなければ適当に時間を稼いで適当に処理するばかりだ。こんなやつらと対峙している市民はたまったものじゃない。

 500人ばかりの機動隊、防衛局職員、民間警備保障その他がそこにデンといる。彼らは機械的に連携し蟻のように獲物をつけ狙う。しかし、彼らが獲物としているのは暴力団ではない、学生運動デモ隊でもないし過激派の武闘集団でもない。そこらにいる一般市民だ。あの人たちには何の力もない。勿論角材を持って攻撃するわけでもない。ただ、声をからして基地建設を止めろと言っているだけだ。何故やめなければいけないかを説明しているだけだ。少しはこれに耳を傾けても上司に怒られるわけではあるまい。全く心の耳を塞いで聞かぬふりをするのは恐らく何の意味もないことだ。あの人たちの言うことに心を動かさないことは少しも褒められる手柄ではない。

 お前さん方が守ろうとしているのは日本人ではなく、アメリカ合衆国である。おまえさん方がそのように行動することで喜ぶのは国民ではない。沖縄県の県土はアメリカの為にあるのではない。沖縄県民、日本国民のためにしかない。沖縄県は戦争に加担したくないのだよ。おまえさん方が加担させようとしているのだよ。おまえさん方がそこにいるせいで、益々この国は、沖縄県は戦争に近づくことになる。わからないかい?お前さん方が仕事を放棄するかサボタージュしてくれればそれが県民国民のためになるのだよ。(つづく)



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