沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩595 沖縄からの発信 37

2015年09月29日 16時37分56秒 | 政治論

 

 

 9月26日(土)は区の豊年祭だった。折悪しく台風21号周辺の雲に脅かされて時々俄かな降雨に見舞われたが、プログラムは概ね滞りなく進行し、午後10時過ぎに閉幕した。自分たちは中央部分の特等席(雨の恐れがあって前もって準備されなかった)を確保できず、若干見にくい両脇雨除けテント末席にいたので、4年前の興奮や感動そのままとまではいかなかったが、それでも4年に一度の豊年祈願の仕込みに仕込まれた歌舞音曲の数々に魅入られて息継ぐ間もなく、最後まで十分にその伝統芸能の粋を堪能した。勿論これらの芸能につきそのウチナーグチもシマクトゥバも殆ど了解してないのは何とも歯がゆいことなのだが、それでもその演者の所作、勢い、語りの調子から何となく納得しながらの鑑賞でもその雰囲気はよくよく伝わってくるのだった。

メイン幟

道ジュネー(演者練り歩き) 今回は降雨気味で大部分省略され、これは最初の演目「長者の大主」出演者行列

島唄 (群舞)

戻りかご (一種の狂言回し)

あやち獅子(無形文化財措定)

 

これはほんの一コマで、実際には30演目が用意されていた。因みにこの時季各あざでは連日のようにどこかで豊年祈願祭が執り行われている。RBC(琉球放送)ニューススタッフも雨空を気にしながら撮影に打ち込んでいた。



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