沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩305 その2

2011年03月30日 20時03分34秒 | 政治論
 つまり圧倒的物量と豊富な資源乃至陸続として連なる人民軍を抱える大国というものはその数と量において他を完全に凌駕する故にこそその文民統制乃至世界性へのパースペクテブを確固として有する絶対的理由と義務があり、ここを欠けばあらゆる諸国あらゆる人民の共通にして明らかな敵とみなさなければならない。すでにして国際司法などというものの無力さは証明済みだ。多国籍軍がいかに各国の利害関係に左右されるかとうに暴露されている。彼らの偽りの握手を見逃してはならない。アメリカ文学が19世紀で止まっていることを重大視しなければならない。この国はホイットマンの一行を完全に見失っている。「詩人を有しない民族」はその国力に反比例して文化的不毛性に陥る。多くの文化人をラーゲリに追いやったソ連は100年持たずに崩壊した。中国のことはいうまい。この国が1000年革命を実践するなら現今の理由ある矛盾に寛容たらざるを得ない。しかしアメリカはその途轍もない情報戦争を勝ち抜いた膨大な実質的蓄積に支えられて到底余人の追随を許さないのであり、寄ってたかっても勝ち目はあるまい。だからこそ非力にして持たざる国の人民はこの国には決して精神的優位という財産において敗北しないだけの理論と思潮と人民主義を鍛錬練磨熟成させる知的作業を怠ってはならない。(中断)


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