沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩488 検証 38 警鐘?

2013年10月30日 15時44分53秒 | 政治論

 実に、この安倍政権の安倍晋三は、取り分けて右翼的な軍国主義的な、傾向と風潮を作り出すことを躊躇しない、古来稀に見る宰相、その功罪、毀誉褒貶、あるいは政治的決着の行方が皆目見当の付かない政治家である。確かにこの政権とその首魁は、民主的理念的革新的な方向の反対方向へどこまでも多様にかつ決定的に舵を切るということをしているし、しようとしている。民主政権が頓挫した結果にしては余りに手のひらを返したこの国の右傾化には違いなく、人民がそれを望む遥か上空を初めから党派的に企んで、民主政治に不可欠な論議、熟議、あるいは稟議、判断力批判、等の手続きを度外視して、さも既定のコースを既定の方法と既定の有り様で、何ら問題なく経過しようとしている。これをどのように捉え、どのように評価し、どのように人民に知らしめるか、ということについて悩まない識者とは一体何者であろうか。無為徒食の輩に過ぎないし、ましてやジャーナリズム、メデア、マスコミの表現にあっては、そのあり方次第ではこの国を再び誤らせる重大な風評的役割を担っているといわねばならないのであり、中途半端な評論家的「当たり障りの無い」言い回しにお茶を濁しているようでは、いつか必ず目も当てられぬ無様をさらすことになろう。(つづく)



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