9月9日宜野湾海浜公園多目的広場で開かれたオスプレイ配備反対県民大会は炎天下老若男女10万人が集結し圧倒的な県民民主パワーを見せつけて終わったが、これに先立って午前10時から放送していたテレビ朝日の報道ステーションはこの模様をライブ中継しながら長野智子キャスター司会のもと森本防衛大臣、佐々淳行、等まさしく安保是認というより堅持主義者あるいは強化主義者を寄せあつめて安保のために辺野古移設推進を言い募り(オスプレイは危険だから嘉手納配備とする、という)、沖縄から基地を分散移転する方向ではなく、あくまで負担を沖縄に集中させるというアメリカ追随のしかたで乗り切る従来の意見から一歩も出ないガチガチの保守停滞主義をぶって番組を理念なき報道に貶めた。琉球朝日放送が地元特番で実況中継するのが本来の報道なのだが、何故キー局主体番組にしたのか全くわからない。しかも沖縄配慮など微塵もない、日米憲法違反軍事同盟強化推進論者をかき集めてなんのために「沖縄いじめ」番組にしたのか、到底理解できない事態ではあった。考えてみると、古舘君が平日夜にキャスターを務める同番組では「上からの」何らかの圧力があって思うようにコメントできないという彼の暴露があり「降ろされる覚悟で」報道する「場合もある」という奇妙なことわりをいれたことがあった。(中断)
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