沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩299

2011年03月20日 14時08分51秒 | 政治論
 相変わらず理論的根拠のない論理性を欠いた右翼の腐れ放言がどういうわけかこのときとばかりに横行している一方、神の業も人事も、弱者においてその極端な悲劇を現実のものにするというのが真相であるにかかわらず一体にマスメデアマスコミ報道政府発表にあっては、かかる実態に付き如実に表現されたためしはないという事実である。我々が目にする記事は「軍事介入」という文言とこれを欧米が実践するという事実報道だがここになんらの「?マーク」もつかないあらゆるジャーナリズムの非情さを視聴者読者はいち早く感得するということだ。非情さ?そうではない、「事実の報道」という金科玉条を信じる余り、「事実」が有する内容を人間的に評価する普通の感覚を怠慢にもどこかに置き去りにしている。「軍事介入」は平和的解決を度外視した地平で決断され実行されようとしている。というよりもあらゆる「平和主義」「人道主義」への無通告開戦だ。どのみち国際間の協調連携連合などは大嘘であり、机上の戦争ゲームを欧米の覇権主義者どもが無感動に楽しんでいるに過ぎない。で報道は、これをさながら「正義の戦争」であるかのように彼ら各国指導者らのする、聞き飽きた「民主主義」強調演説をひけらかすことであらゆる情報傾斜に水流をあたえてしまう。右翼はこれに便乗する。よくできた自然発生の情報統制であろう。原発を巡る緊急事態時の情報統制は、この期に及んでいよいよこの国の欺瞞体質と自己保身政治家実態を浮き彫りにした。大災害が起こるたびに問題が表面化し重大化するこの危険な文明の利器は、やがてその決定的完全防御システムを開発実用化しない限り人類を滅亡に導く最先端をいくことになるが、いずれにしろこのような災厄が断続的に頻繁に世界中でひっきりなしに起こっているのを見ると、地球が活動期に入り、あらゆるマグマが噴出し始めたと表現しても強ち実態から遠くはあるまい。「無常観」は否応なしに運命の底流に染み込みだした。なんてね。


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