沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩631 沖縄を生きるということ、とは 13 国政選挙

2017年10月25日 08時48分05秒 | 政治論

有権者数  106、091、229人

投票者数   56、952、672人(小選挙区)  投票率53.68%

自民党獲得票数  26、500、722.635票   実質獲得票率 25%(小選挙区)

自民党獲得票数  18、555、717票   実質獲得票率 17.4%(比例代表)

計算の出来ないネトウヨ、安倍応援団、右傾標榜のインテリらが今回の選挙結果を手放しで、安倍自民が圧倒的に国民的支持を得たと言揚げしているが、上記数字は残念ながら真逆のうすら寒い現状を示している。国民有権者の半数が棄権している状態にあり、実質的には殆ど少数派の数字としか言えない得票率でふんぞり返っている彼等の無様な能天気ぶりが浮き彫りになろう。かかる政党が国会の2/3以上を占めるという、実質国政空白時代を経過している事実に国民は本来慄然としなければならない(司法がこの違憲状態の選挙制度をグダグダ容認しているせいもある)のだが、どういうわけか、自公維系改憲勢力の改憲実効性は奇妙な足止めを食らっていると言える。つまり、米国追従の法案(集団的自衛権行使容認、安保法制、共謀罪等)は、日米同盟の幻想的「核の傘」のもと、なし崩しに成立しているものの、肝心の憲法自体は彼ら自身の及び腰から手も付けようもなく安泰で経過している。

 盲目的組織票で小選挙区を総なめにしている自民党は、馬鹿馬鹿しい出来レースの選挙には勝っているが国民的支持は少数派の域でうろついている。彼等の帝国憲法復活の在り様は決して国民的支持を得ることが出来ないことがわかろう。



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