沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩349 沖縄と日本 26

2011年12月28日 08時53分36秒 | 政治論
 仲井真君がむしろひょうひょうと公有水面埋め立て許可を承認しない旨発言しているらしいが、沖縄県民の心中にある、あらゆる為政者への根底的不信の念を慮ったら「環境影響評価書」提出の段階でこれを受理しないとして県民目線で事務手続き拒否の姿勢を示すのが礼儀だ。それを国が裁判沙汰にするなら最高裁までいってむなしく敗北するほうが潔い。この場合の法理を認知しないが、憲法9条違背の日米安保に基づく軍事基地建設の根源的違法につき最高裁の判断を仰ぎこの国の法精神の根本を問うのが筋である。彼の一挙一動が現在もこれからも国家対人民の対立軸に微妙な民衆的心情的影響従って抜きがたい民主主義精神の原理的振動を加えることを知らねばならない。(中断)