犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】災害大国日本、災害の備えを

2022年11月07日 | 日々是好日なり
 町とボランティア連絡会による講演「能登半島地震から15年の節目を迎え災害対策を見つめ直す」が開催された。
 経験豊富な講師に依頼し、災害に備えるために知るべきことを学ぶ機会であり、ボランティア活動のグループの一員として参加した。

 21世紀は水害の世紀であり、気候変動のため台風は大型化する。
 災害大国の日本では、決して他人事ではない。
 といっても向かうべき敵は災害ではなく、自分自身。知って備え、行動すること。
 そして、災害時に頼りになるのは住民の「つながり」だ。地域全体で備えるなどなど。

 ここのところ、毎年全国でつづく豪雨災害、阪神淡路・東日本大震災・熊本地震などの被害について悲惨な状況に心揺さぶられる話があった。
 災害に備えることの重要さを学んだ。
 ここで学んだことを持ち帰って住民の方々に伝えるなど行動してほしいということで話を結ばれた。
 
 振り返って奥能登の状況を考えてみた。
 地震、水害、山崩れの土砂災害など発生はするが全国の大規模な災害と比べるといささか憂うるほどのことでもない。
 近年の地震をとりあげてみた。
 1993年、能登半島沖地震、マグニチュード6.6、最大震度5 ⇒ 死者0、全壊家屋は1戸
 2007年、能登半島地震、マグニチュード6.9、最大震度6強、⇒ 死者1名、全壊家屋は約700戸
 2022年、能登半島珠洲地震、マグニチュード5.2、最大震度6弱、⇒ 死者0名、全壊家屋は無し

 大袈裟に備えを強調して行動をすると空振りが多くなりそうな気がする。
 あまり、空振りが多いとオオカミ少年になりそうだ。
 一般論は一般論として、地域の事情を判断すると、
 地震対策は、家具や食器棚の転倒防止、ブロック塀の倒壊などの各戸の備えなどは求められるが、食や被災者の避難場所などはほとんど懸念がない。
 講演は感動的だったが、当地は災害が少ない、住みやすいところだということに思い至った。
 
 【追伸】
 保存食として、「ペットボトルの水」と「乾パンと氷砂糖入りの缶詰」を提供された。
 缶詰にするなら、乾パンでなくて普通のパンでもクッキーでもビスケットでもいいような気がするが。糖分をとるために氷砂糖をわざわざ入れるのであれば。
 だが、クッキーやビスケットだと、非常食でなくて、常食されそうな気もするな^_^;
コメント
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