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里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

山の樹が芽吹き始めました

2019-03-24 17:11:47 | 春入口
 昨日は寒かった。霙まで降って 一昨日の夏日からいきなり冬日へ逆戻りで 震えあがりました。昼からは雨も殆ど上がったんで 裏藪に溜まった竹や樹の枝を盛大に燃しましたが 焚き火の温かさが良い具合でした。これでホーレンソウに遣る灰が1斗缶に3つばかり 採れました。

 昨日は別として このところの暖かさで周りの木々で早いのが芽吹き始めました。家の藪では タラの芽がこんな具合です。いくつか採って 春の味を楽しみます。

 玄関先の 山椒も良い香りの木の芽を 吹いてきました。魚料理には本当に良いツマです。もうじき 山椒漬けが出来ます。
 
 ここには 雄雌2本を植えて 大きな樹になってました。が 雌の樹に大きな天牛が入って 大きな穴を開けました。コノヤロウ!と殺虫剤を穴に注ぎ込んだら 樹の方が枯れてしまいました。しまったと気が付いたときには 後の祭りでした。前に聞いた事がある話、銘木の泥棒が、お宮なんかのご神木に穴を開けて 除草剤を注入して枯らして 切り倒し、云々、そのもの、
 残った雄の樹には 早く連れ合いの樹を見つけて 植えてやることにします。

 先週満開になった 白木蓮が散り 寂しくなってしまいましたが、横の雪柳が咲き始めました。雪柳は灌木ですが 切り詰めて無いんで 背が高くなって見上げるようです。これで 入口は暫く明るい雰囲気が保てます。山が新緑に変わる前の 早春の花々が続いてくれます。 
 
 枇杷も新芽を勢い良くふいてます。後の山の土手が北風を防いで 日当たりも良いので芽吹きは早いんです。実も膨らみ始めました。

 桃が開花です。大きめの蕾が桃色に色付いて 3輪4輪と開いてきました。春になった温かくなるよ、と教えてくれるようで、嬉しい花です。
 
 畑も蒔いた露地野菜が芽を出して来ました。地温が上がってきているようです。これは大根です。先週蒔いたものです。
 
 こっちはホーレンソウです。一晩水に浸けて蒔きました。寒かったり乾いてもいたんで心配してましたが 先週末のほんの少しの雨でもよく芽を出してくれました。季節に合わせて蒔けば 種が時期を感じて起きてくれるようです。

 蚕豆が育って来てます。これから伸びて背が高くなると 春の風で倒されます。そうならない様に株元に土を寄せてやってます。ここは Aさんの畑です。となりのから来て作ってます。村の神様が蚕豆を作るのを禁じているんで 作れないんで、私が種を蒔いたんです。こっちの方が家のより ずっと良く出来てます。
 花が咲いて来ました。土寄せなんかの世話位は神様も見逃してくれるだろうと Aさんは土を寄せたり 追肥したり、けこう面倒をみてます。
 
 夏葱を植え始めました。Aさんが苗を沢山作って余ったと、くれたんで植える事にしました。春一番で蔓延った草を払って溝を掘り、元肥を入れて植えます。冬のネギは葱坊主が出始めました。そろそろ硬く木質化して来て終わりです。
 
 玉葱は今から急に育ってきます。これは早生種で 他のより1月位早く出来上がります。普通の種類を作っている皆の分も今年は作りました。この種は保存が利かないんで 出来たら新玉葱で 皆に食べて貰うつもりです。
 
 豌豆にも花がついてきました。いつもの年は 冬の終わり頃 ヒヨの食害でかなり遣られるんですが、今年は幸いにも食われませんでした。結果 早く成ってくれそうです。
 
 道の脇や畑の周りの菜の花が満開です。小松菜やアブラナなんかの株が半野生化して お花畑になってます。良い香りもします。

 冬野菜の菜っ葉や大根なんかは 短日性ですから、日が長くなれば薹立するのは当然、なんですが、もう少しは良いだろう、もう少しは育つだろうと置いていたのが 全部薹立ちして来ました。
 蕪の薹は黄色い花が見える前までは 軟らかくて、甘くて美味しいんで随分食べましたが もう硬くなってきました。大根も根は太くならず薹の茎の方が太い位です。
 ブロッコリーも花盛り、ホウレン草も水菜も小松菜も皆薹立ちしました。全部抜きます。
  
 ベランダの夏野菜の苗が順調に芽を出しました。出にくいピーマンも出てくれました。順次ポットに移してます。こいつ等を出してやる畑の支度もそろそろ始めます。
コメント
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