里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

梅が咲きました

2015-02-17 15:44:12 | 日記
 2週間ぶりに里山の家に帰ってきました。寒さが続いて、何やかやあって開けてしまったんです。
 餌台は空っぽ、気の毒な事をしました。小鳥の餌、粟や稗等の皮着き、ヒマワリの種なんかをやって、水をやりました。早速鶸や頬白、雀にずうずうしくも 大食いの鶫とその仲間が集まって来ました。やっぱりこの寒さで餌を探すのに大変のようです。

 前庭の老木の梅が咲いてました。境の竹薮の所為で 日当りが良くないので他より遅くなりました。元々の幹は殆ど枯れてしまって 脇から出た枝が頑張って花を付けたんです。多分 白加賀の系統だと思うんですが、良い香りの肉厚の梅が成ります。今年は幾つ成るか、楽しみです。
 
 まだ3分咲き位です。咲けば良い香りに虫も寄ってきます。梅は蕾が良いですね。 
 
 日が良く当る方には いつの間にか春の草がびっしり。オオイヌノフグリが撒いたように日の方を向いて咲いてました。思わず見とれます。一足先にこの日当りの庭には春が来たようです。
 
 家の周りで春の知らせを探してみました。オオイヌノフグリやハコベに混じって伸びてきたネモフィラにも花がありました。寒いので葉っぱに隠れるように咲いてます。人見知りの子供見たいです。あと1ヶ月もすると大っぴらに花を伸ばしてくるんですが。
 タンポポも咲いてます。未だ寒いもんで本当に地面にへばり付くようです。こいつだって すぐに大きな株になって 困りもんなんです。今だけは春の使いとして歓迎です。 
  
 畑は霜が未だ支配しているようです。取り残した草の中にバイオレットが咲き始めてます。可愛そうに、せっかく咲いてきた花弁は 先っぽは霜枯れてしまってます。早くに咲きだすのも大変なようです
 畑の縁に植えたパンジーも健気にも咲きだしました。やっぱり花弁の先の方は傷められてます。皆もう少しの辛抱、頑張れ。
 
 畑の作物にも今が寒さの影響が来る最後の時期です。蚕豆は冷たい風に吹き曝され、霜に痛めつけられて 我慢の時です。伸び過ぎた茎は凍って焼けて枯れました。株の元まで凍みて枯れたのがかなり在ります。なかには 株が駄目になったかと 根元を掘ってみると 下から新しい茎の芽を作って頑張ってるのもあります。畑仲間で種が余ってるよ、と言ってくれた友に貰ったのを蒔いて、今元気に芽を出しているのが一杯あります。時期に遅れてしまったのが却って良かったかも知れません。枯れてしまったのの代わりを植え直しても 幾畝分かは有りそうなんで、植えてみます。
 
 玉葱の若い奴が今年もかなりの数、霜に持ち上げられて抜かれてしまいました。見回りに行って 抜かれたのを見せられるとがっくりです。なまじっか回りの雑草を抜いたのが大きな要因みたいです。草を引っこ抜く時、玉葱の根を傷めるようです。それで玉葱は踏ん張りきれなくて抜かれるようです。
 
 春はすぐそこまで来ています。あと半月位の辛抱でしょうか。
コメント
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