里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

藪のエビネが満開です

2021-04-10 14:48:34 | 

 朝一番に大きくなり過ぎた筍を 何本も倒し蹴倒し、頭を出したばっかの奴を10本ばかり掘って土産にして、今朝、小雨の中 里山を下りて来ました。暖か過ぎる日に慣れた身には 風が染みる冷たさでした。

 家の敷地や 繋がっている山には エビネが生き残ってます。春蘭は本当に根こそぎ 掘り取られ尽くされて、全く見ない中、エビネが残っているのは 不思議です。 

 裏の山際の一群れが満開になりました。この群れが一番大きな群落です。派手さはないんですが これだけ群れて咲いてくれると 明るくなります。

 

 去年は前の年の台風の所為で 大きな木が倒れてきたりで 株も痛めつけられたか 花茎の上りが少なかったのです。が、今年は見事復活してくれました。

 屋敷と言っても 山みたいなもんで、ほったらかしの藪です。木と竹の日陰になって 日当たりは朝だけですんで 被る程の草が来ないのが良いのかも知れません。

 山の方の群れも ここよりもっと日当たりが少ない所にもう少し疎らに自生してます。一時春蘭のブームが有って 仲間の家にも春蘭の株は植えられてます、が エビネは認知度が少なかったと思われます。

 今年の異常な気候かなんかの所為で 筍が早くも最盛期の様です。裏の山際にはこんなに列になって伸びてきてます。この辺は日当たりが良く 毎年早くに出るところで 今年もこの辺りで もう10本以上掘っているんですが 一昨日来たら この状態です。草に隠れてあと何本か頭を出しかけてますんで 放置したら竹藪になってしまいます。

 

 もっと山側で ナメコの榾木を転がして置いた間にも 榾木を押し退けて 出て来てました。

  

 これからは 屋敷が竹林にならないように 出て来る奴を1本残らず倒す仕事も追加されます。

 筍は出始めは有難い自然の恵みですが、これからは邪魔者、困った侵入者になって来ます。消費してもらえる皆には限りが有るし----

 畑はじゃが芋の土寄せが ようやく終わりました。トマトとパブリカを一昨日下したんですが 昨日今日の冷たさが心配、前に下した胡瓜も元気が無いし、

 未だカラスの食害が終わりません。やっと採れるまで大きくなったレタスは外の葉を残して玉を食われ、早生の玉葱迄食われてます。辛いだろうに、

 棚田は水が入り、今朝出て来る時見た横田の田圃はもう 早苗が植わったのが何枚か有りました。

 山は若い緑で 盛り上がってきました。山は笑うから動く!に移ってきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早くもホタルカズラ(蛍蔓)が

2021-04-02 15:36:15 | 

 今年は野の者共が急いでいるようです。先週出始めた筍は裏の藪のそこら中に頭をだしてきてます。去年よりは2週間は早い。掘って町の皆に配って喜んでもらってますが 一度に出て来るんで 掘るのが間に合わない。

 蛍蔓の濃い紫の花も早くも咲いてました。村へ上がって来る道の山側の法面、コンクリートの壁上の山藪から蔓を垂らしてその先にも花を着けてます。 

 私のカメラでは青味の強い濃い紫の花色が出なくて、藪の中に宝石を置いたような感じが伝えられないのが残念。

  

 この花もやっぱり去年よりは半月ばかり早い。

 畑の仲間との立ち話では 日が経つのの早さがいつものぼやきになってます。が、野の者たちまでが まさか先を急いでる訳でもないでしょうに。何か起きるんじゃないよね、と言い合ってる位 皆早い。

 蛍蔓を2回り位小型にした 整った形の紫の花、勿忘草のポット植えがD’2に有ったんで 買ってきました。里山の家の居間前に下しました。

 居間の前や裏口周りに 前には随分増えていたんですが 絶えてしまって何年かになります。

 

 この花の色や形が好ましく、今度は居付いてもらうように気を付けて遣る積りです。

 畑は蚕豆が背を伸ばし、花盛りになりました。むこうで 雉がケーンケーンと騒いでます。

 じゃが芋が伸びてきたんで 草取りしながら土寄せを始めました。

 ベランダで作ったトマトやパブリカなんかの 苗を植え始めてます。草があっという間に蔓延って来るんで そいつ等を退かすのに 無用な重労働を強いられてます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

筍が出始めました

2021-03-28 15:14:58 | 

 枯れ色だった山のあっちこっちに桜が咲いて そこだけが明るく目立つようになりました。

 耕され始めた田圃の畔に タンポポが黄色い大きな花をこれ見よがしに並べてます。蕗の薹や つくしは ばけてしまい 山菜の季節になって来ました。

 椎茸の春子を採りに裏へ来てみたら 足元の藪に 筍が頭を出してました。先週来た時に探したんですが一つも見つからなかったんで 初筍です。

 1本だけと言う事は無い筈、と 周りを探ったら 結構出てました。箕に2杯 10本余りも出てました。

 唐鍬を出してきて 掘り始めました。出始めの筍は 地下茎の深い方の芽から出るようで 短いわりに深くに頑張ってます。下まで掘らない内に 鍬を打ち込むと、食べられる殆どを地下に残して 皮だけしか採れない に、なりかねません。

 

家の藪は全く手を入れて無いんで 竹の地下茎が縦横に這っていて 筍の基の方まで掘るのは結構大変です。それでも 初筍を採って 75日長生きしようと頑張りました。 

 

 去年は親の竹が台風で痛めつけられた所為か、あんまり出が良くなかったんですが、今年は少し回復したのか 初物の出が良かった。

 屋根が半分吹き飛ばされた小屋の中にも 出て来てました。

 コロナの前迄は 友達が来てくれて 掘って行ってくれましたが、今年はどうなりますか、

 筍の周りの草藪は 花盛りです。早く刈ってしまわないと 大藪になってしまいます。特に この木苺なんかは 花は綺麗だし実も甘くて美味いんだが 棘いっぱいの茎がどんどん伸びるんで 始末に負えない。

 こんなのも居ます。浦島草。大きな傘を差して長い釣り糸を伸ばして、妙な草です。朱い実をジョウビタキなんかが蒔いたか いっぱい生えて来ます。

  

 これも小鳥が蒔いた アケビ。そこら中芽生えて来てます。

 梅が 花殻を尻に着けた小豆粒位の実を枝先に見せてきました。桃は未だ花盛り、枇杷も少し膨らんできました。

 昨日はベランダで作った胡瓜やピーマンの苗をもって来て 下しました。NさんやKさんの畑を借りて 若者達が作っているキャベツが 着いて 見事な列を見せてます。

 Kさん家の稲は 芽を出して、この処の気温の変動が大きいもんで手が掛かると大変の様です。

 燕も来たし 春が進んでます。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桃も咲き始めました

2021-03-20 13:44:05 | 

 夜の冷え込みがゆるんで 霜はもう来ないんじゃないかな、日中は陽を受けて鍬を使っていると汗ばむ程です。

 前庭の白桃が咲き始めました。朱い蕾が3分ほど開いてます。甘い大きな実になる筈ですが 狸もハクビシンも狙ってるんで 対策が要ります。

 

 桃の木の下は 春の草共がこんなに競って花を着け種さえも成らせてます。小さく可愛いに絆されてこんな藪になってます。

 刈払い機を引っぱり出して 退かします。こんなになる前に、芽を出したばっかの時に 始末しとけばよかったのに、後の祭りで また言われちゃいます。

 中でも 偉そうな大柄の草が 草の王。誰がつけたか 黄色い花の立派な株です。

 入口の土手の角、雪柳が咲いて 明るくなった感じです。上がって来る道の棚田は耕され、春の作業が始まってました、が 家も草を刈って 動き始めねば、

 

 先週芽吹いたばっかだった 山椒が葉っぱを広げてきました。春は足が速い、

 雪柳の向かいの土手上、見上げたらヤブウツギと思しき花が咲いてます。上がって来る辺りの山には 山桜もかなり見えていたし 季節の進みは加速しているみたい、年寄りがもたついてると 置いて行かれそうです。

  

 畑は じゃが芋が 土を割って芽の先を覗かせてきました。蚕豆は 花が咲き出し 丈が高くなってきました。鍬を使ってると 菜の花の甘い香りに包まれます。

 カラスは柿の木の枝を折って 運んでます。猪も腹ごしらえで大変みたいで 小屋に置いた米糠が 食われてました、大きな樋爪の跡を残して。

 タヌキやハクビシンが動くんで目に付きやすくなり、また 大きなアライグマもそこの祠近くでみたよと 隣のOさんの話。みんな忙しくなってるみたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

躑躅が綺麗です

2020-04-19 12:50:26 | 

 昨日は酷い吹き降りで 合間に突風が恐ろしいほどでした。

 外には出れないんで 台風で遣られた部屋の床張りでした。断熱の発泡パネルは敷き終わってましたんで、合板を敷く作業です。

 9㎜厚みの杉の合板なんですが、重いんで往生しました。6畳の間に定寸の合板を6枚、2枚はそのまま、後の4枚は部屋に合わせて切って敷きます。切る方の内 2枚は長さのみ、残りの2枚は幅も長さも合わせて切ります。

 電動のノコが有れば直ぐですが、手引きのノコで引き切るのは結構な仕事です。養生テープを切る部分に張って 寸法の線を引き、何とか切りました。部屋と言うものは 直線の4方で出来ていないんで 後で何かしなければ成らなくなると、細かく合わせなければならず 道具もろくに無い素人には 大変な工作になってしまいます。

 来週は敷いた板を サンダーで均しワックスをかければようやく終わります。

 

 今朝は北風が残ったものの 良く晴れました。田圃の向こうの富士山が真っ白に大きく見えてました。

 むらの皆の家の躑躅が見事に咲きました。生垣に びしっと切り揃えたのや、丸く形作ったのやで見事なもんです。

 この躑躅は Kさんの生垣の一部です。自分で刈込むんですが よくまあ 綺麗に出来るもんです。

 田圃や畑を作っていながら、梅に始まって 桜、躑躅、夏前まではアジサイ等 何かしら花の木が咲いてます。合間には牡丹や石楠花、山百合等も咲かせているし、感心です。

 畑は豌豆が採れ始め、ピーマンなんかの夏野菜を少しづつ植え出してます。草が凄い勢いでのさばって来るんで 野菜の畝を作るのに何倍も手間が掛かります。

 筍は出来が悪いようで 細いのばっかりです。今朝も10本ばかり掘ってアパートへ帰ってきました。友達や従兄へ配ったものの 不作で小さいよ、との言い訳付きです。

 去年までは筍掘りに 友達が来てくれてましたが、今年はコロナを口実に 集まらない事にしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする