malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

山菜・・・秋山郷

2015-05-29 14:51:46 | ハイク
先週末、山菜採りに秋山郷に行ってきた。

秋山郷は長野県と新潟県にまたがる山間の集落で、石打塩沢ICから十日町、津南を経て大赤沢が新潟県、小赤沢が長野県というところだ。



山の仲間うちで、この地に年に数回は通う人達がいて誘われて行ってきた。

目的地は鳥甲山の北にある五宝木沢。

まだこの周辺は山の上には雪が残り、沢や谷にも雪渓が残っていた。

釣りも兼ねていたのだが、すでに釣られてしまったのか全くアタリは無かった。

沢ではウドが目的だったのだが、既に成長しすぎていたりで数本は採れたのだがほとんど収穫は無かった。



諦めて鳥甲牧場の方に行ってみると、車道の両側にコシアブラがあった。



山菜と言うものは、その時期が微妙で一週間単位で出るものと終わるものがある。


ウドは成長しているものが多かったので、新芽を摘んで天ぷらにすることにした。



タラノメもあることはあったのだが、一つを残して摘んだため一人一個くらいしか口には入らなかった。



宿泊地の近くにはワラビの群生地があって



かなりの大きめの物が収穫できた。



泊まるのは一泊3000円の宿。

知ってる人しか泊まらない中津川沿いの県道から不安になるほど下ってゆくところ。

途中、一回のハンドル捌きでは曲がりきれず、2回も切り回しをしなければならないほどのヘアピンがある道なのだ。

まず、ここを訪ねてきて泊まる客は皆無と言っていいだろう。

この日はアタシ達7人と別に6人が泊まることになり、盆と正月が一緒に来たようなにぎやかさだった。

もっとも、盆はともかく正月にはここには来られない、何しろ数メートルも雪が積もるからだ。

積雪中にここへ来るためには、中津川の対岸から荷物用のゴンドラに命がけで乗り、人力で漕いで来るしかない。


そんな別組の宿泊客が行者にんにくを採ってきていた。

実はこの秋山郷でも行者にんにくは栽培しているのだが出荷はしていないらしい。

この美味しい行者にんにくを津南の道の駅で購入した。



おしたしで食べると、マジ旨い。


この日の宿泊客13人は全員が山菜採りの客。

どこから採ってきたのか大量の山菜を持っていた。



この宿、基本的にご飯とみそ汁くらいは用意してくれるのだが、あとの食べたいものは勝手に持ち込んで作ったり作ってくれたりしながら食べる。

この日の夜は、山菜尽くし。

天ぷら、辛子マヨネーズ、おしたし、酢漬け、炒め物等々その日の収穫物で満載だった。

翌朝はそれに、海苔、山芋納豆、しゃけなんかが用意してあった。

炊き上がったご飯を木のおひつに写し、濡れ布巾を被せてあるのをホントに久し振りに見たけど、気のせいかご飯が旨かったっけ。。。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しそうですね~~ (kao)
2015-06-09 13:49:14
車二回も切り返していくのですかあ?
うちの車では無理ですね~~(笑)
山菜はなかなか食べれませんから 良い週末でしたね~~
ヘルシーでよかったですね!!
返信する
ほんの・・・ (myu)
2015-06-19 10:55:41
10年ほど前まで山菜って食べたことはありませんでした。多分、子供の頃の食卓に、わらびやゼンマイ、ふきなどはのったのでしょうけど、それを美味しいと思って食べた記憶がない。
だから、数年前に山菜取りに行って、その美味しさに驚いてからの変化には自分でもびっくりです。
返信する

コメントを投稿