malのあっちこっちブログ

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同窓会

2016-10-26 15:04:26 | 日々のこと
先週末、久しぶりに高校の同級会に出てきました。

と言うのは、二週間ほど前のある日、6~7年ぶりで同級生Wから電話があり「お前の夢を見た。元気か?」「お前が若かったぞ・・・」なんて話でした。

その時は、帰ってきたときは連絡くれ、と言う話で終わったのですが、その二、三日後に別の同級生Kから今度は同級会の連絡でした。

この友人がパーキンソン病を患っていて元気がないという話は中学時代の友人から知らされていたので、そのKからの電話では断れないと出席を約束して電話を切りました。

しかしながら、人の生活は様々で友人WもIも同級会には出ないという、では仕方ない土曜は同級会、日曜は同級生と約束し、せっかくそっちに行くのだからと帰りに静岡の友人宅に寄りたいと連絡すると、

電話口に出たママから快諾をもらい、こうして土日月の飲み歩きミニツアーの計画が出来上がりました。

静岡の友人は14年も連れ添った飼い犬に先立たれだいぶ落ち込んでいることは知っていたのですが、中々行く機会がなく不義理をしていたのですが、今回お邪魔することができて本当に良かったと思っています。



さて、定刻に同級会の会場に入ったアタシは、先着していた同級生の中で分かるものには声掛けし、分からない人は遠巻きに見ながら「あいつ誰?」なんて感じで少しづつ旧交を温めることができましたよ。

アタシ達の同級生は確か357名、内、女子は19名でしたが、既に物故者が50数名に及んでいることも今回知りました。

その物故者も、高校時代や若い時代に威勢の良かった者が多く、その人生の皮肉に少しならず悲しい思いがしました。

まずは電話をくれたKと



もしものことがあったら、使う写真にすると数枚の写真を撮ってもらいました。

当日の出席者は50名弱



全員、「じいじ」と「ばあば」です。

その後、二次会、三次会と続いたのですが、最後までKが一緒にいてくれ、日ごろは引きこもりでデイサービスを受けるときだけが外出日らしいのですが、

こうして無理やりでも友人たちが引っ張り出す方が本人にとっても薬になるんじゃないかと感じましたよ。




翌日、WとIに会う時間は5時だったので、前日約束した友人宅に出かけてきました。



そうなんです、その友人とは曹洞宗の寺の住職です。

この友人は三年のときに同じクラスだったのですが、同級の2、3割が教職課程に進む中で教職をとるか別の道に進むか迷っていたときアタシに相談したんだそうです。

既にアタシは覚えていませんが、その時にアタシが「これからは建築だ」と言ったとか言わなかったとか、、、、、

その後、彼は建築科に進み卒業後、帰ってきて市の建築指導課で定年まで勤めあげ、途中、27歳の時に父親の先代住職が亡くなったので、その後の住職としての務めも果たしてきました。

現在は息子が副住職として同じ道を歩いているので、先代住職の50回忌を機に息子に譲りたいと話していました。

10年ほど前に総額4億円ほどかけて再建したこの寺は、友人Fが22代目の住職ですから、相当の歴史がある寺です。

自慢の寺の中から外まで積もる話を交えながらタップリ堪能させてもらいました。


5時からのWとI



アタシが東京に出て行った当初、このIと半年ほど一緒に住んでいました。

大学受験で自信がなく、発表を見に行く気持にもならなかったとき、WとIが見に行ってくれ「受かってたぞ」なんて教えてくれたこともありました。

家にもよく遊びに来ていた二人を知る姉も加わり、懐かしい昔話に花が咲きましたよ。

写真でアタシが怒っているように写っているのは、一眼レフなんて使ったことのない姉がピント合わせのための半押しが理解できずにガシャガシャシャッターを押すことに

抗議をしているんですな・・・

ま、良くも悪くも楽しかったっす。。。




明けて月曜、静岡の友人からは11時頃においでと言われていたので、その時間に着くように電車に乗り、駅まで迎えに出てくれました。

友人宅には月初めに死んだ「賢クン」の遺影と分骨されたお骨が安置されていました。

早速お線香をたてて冥福を祈りました。

さあて、ママは仕事中ですから、男二人飲るっきゃ有りません。

友人ができる二つ三つの調理の内、メインの肉を焼くことと、アタシのために買っておいてくれたというポテトサラダをつまみに赤ワインの紙パック1.8L入りで乾杯からコップでグイ飲みっす。

途中、休憩で二人で温泉に行き、戻って再開、ママが仕事から戻ってきたと同時に1.8Lは空になりました。

次に白の760CCが出てきてほとんど空になるころ、時間切れで友人は就寝、その後ママと世間話をしながらアタシも10時に布団に入りました。

翌朝、友人が6時半に仕事で出かける音で目覚めたアタシは、昨日、読みかけで落ちてしまった「岳 14巻」を読み終えて階下に降り朝ご飯を頂いた直後に、出かけるママと入れ違うように友人が仕事から戻ってきました。

折角来たのだからと、色々、計画があったらしいのですが、朝の内は快晴だった空も10時ころには雲に覆われていたし、男二人では場ももてあまし気味で「飲む?」なんて話も出てき始めて、

ここで飲んだら、絶対帰れないと、立ち上がって「帰ります!」と伝え、外に出ると雨が落ちてきました。

またまた駅まで送ってもらい、楽しかった友人との夕べを思い出しながら、再会を約束して帰途につきました。


思えば、日ごろから晩酌をしないアタシにとって、この三日間で飲んだ酒の量はひょっとすると人生最大かもしれない、そんな面白くも楽しいミニツアーでしたよ。

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2 コメント

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お疲れ様でした~ (賢パパ@晩酌開始まであと1時間我慢)
2016-10-26 17:44:21
1年ぶりの再会でしたねぇ。

久しぶりで楽しく飲んでしゃべって良い一日になりました。

翌日は天気が良ければ観光地を案内するつもりでしたがあいにくの天気だったので朝から飲ろうとしたのに逃げられちゃいました。

今度は相方さんを交えて飲りましょうね~。
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あのメルシャン・・・ (myu)
2016-10-27 08:23:16
しかし、賢パパ、、二人きりで過ごした7~8時間は結構濃密でしたねぇ・・・

間が持たなくてしゃべり続けたせいで、声が嗄れてましたよ、ちょっとばかり。

あそこで捕まったら、アタシはまた泊まっちゃって、相方をひもじくさせちゃいますからやばかったっす。

賢のヤツ、あそこに居ましたね、、、帰ってきてそう感じました。
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