作品展2011

昨日と今日の二日間6年ぶりとなるＰの教室の作品展が蒲田のアプリコで開催されている。





想えば3月11日の11時に今回の作品展の打ち合わせにここを訪れ、帰りに中華街へ寄り道して震災に遭った。

一時はこの作品展をどうしようかと思い悩んだ時期もあったようだが、皆さんの希望もあって

開催にこぎつけた。



　　　　　　　　　　　　　

しかし残念なこともあった。

楽しみにしていた作品展でも、今回の震災で勤務先の状況が色んな意味で厳しく、参加を断念した方もあった。




金曜日、朝から準備設営を手伝った。

本人は4時に起きて市場へ花を仕入に向かった。

凡そ50人分の生花を一人一人の使う種類と数に揃えておく。

水汲み、水揚げ、振り分け、名札付け、テーブルクロス掛け、指定された場所への振り分けと、

5人で2時過ぎまでかかった。

その頃になると作品制作のために生徒さんがやってくる。

細々と必要以上の世話を焼きながら、閉館時間の9時ぎりぎりまでその作業は続いた。




そして昨日、午前中かけて準備を進め、午後1時開場。

アタシの役目は終わった。

慣れない仕事で思いっきり疲れたし、立ったりしゃがんだりのスクワットの連続で

今日は腿が痛い。

日ごろの運動不足を恨んだ。

そして、Ｐの作品。


「祈り」

と、

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　「SQUARE DANCE]

この二つの作品の下準備で2か月間の週末はほとんど潰れた。

生花は素材が揃えば数時間で作品が完成するが、プリザーブドはイメージする形によって

その下準備の大変さを身をもって知った。




この形を作るために、番線とネット、べニアを使った。





これを作るために、針金一本一本にフローラルテープを巻き、金糸を巻いた。

ヒヤシンスの小花を一つ一つほぐし、脱色し染色し、ワイアーで通し形を作る。

根気と集中力の作業だ。



なにはともあれ、お疲れさん。。。


これで解放


　　　　　さあ、来週から、、

　　　　　　　　　　　　　　　　何して遊ぼうか・・・