malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

松本城・・・正月風景

2014-02-05 17:50:34 | 雪山
明けて3日、帰るには早いと松本に行く、たって、どこもかしこもお正月、山の格好をしたアタシ達が違和感あるかな・・・って思ったけど、

寒い土地ならば全然なし、ウキウキ正月気分で無料の松本城に・・・


この日はお正月、ベーゴマ、羽子板、アルプスホルン、武者と盛り沢山、甘酒なんぞを飲みながらそぞろ歩きで堪能した。



ここからは西に

北アルプスが見え

お城とのバランスが素晴らしい
 

 



時刻は昼前、なんか食べて帰ろうとお城から出て間もなく右側に元銀行のしゃれた建物があり、レストランを併設している。

おしゃれな雰囲気でランチのカレーが1000円、釣られて入った。


中は
 


残せるものは残した内装が重厚で素晴らしい。

トイレのドアなんて

元金庫のドア

閉めたら生涯出てこれないねぇ・・・



写真は無いけど、サービスも、フルーツたっぷりのカレーも値段以上のもの、大いに堪能した。


その後は、食後の散歩で神社へ、そして、旧町並みが保存されている通りへ。。。


いやあ東京では味わえないお正月を堪能した山行となりました。

正月山行・・・ブリザード

2014-02-04 18:12:04 | 雪山
今年の正月は3年ぶりに雪山に入りました。

事前予報はまったくだめ。

過去4~5回正月に北アルプスに入っているけど、天気が良かったことはありません。

今年も悪いのを承知で、西穂に入りました。



31日に都内を出発、平湯にある穂高倶楽部という入浴施設で泊まっても1900円程度で過ごせます。

翌日は西穂山荘までなので、のんびりめに出発。

下は薄日もさす天気なのだが、上は完全な雪雲の中。

ロープウェイ駅から新雪を踏みしめて1時間半ほどで山荘到着。
 


この日は、元旦の宴会。

運び込んだ500mlのビール缶6本とワインや持ち寄ったつまみで楽しく過ごす。

大きな小屋なので5人1部屋をあてがわれた。

天気予報も良くないので入山者も少ないのかも・・・

3日以降は回復するので、そこで入ってくる人も多いのかもしれない。



明けて2日、外は風も雪も、、それなりに、、、

それでも行ってみようか・・・ってことで出かけたけれど、前日来の新雪で小屋から丸山へ向かう最初の斜面をラッセルするのに手間取る。


それでも上に出ると、雪こそ風に飛ばされて無いけど、歩けないほどの風が吹きまくっている。

一歩、一歩進んではみるけど、足を上げるタイミングで吹かれると、戻される。

こりゃ駄目だわいってことでリーダー判断で小屋戻り
 

まぁ、予想通りなので、これにて正月山行は終了ってことで新雪の消えかかっている登山道を駆け下りた。
 

 

やはり1時間半ほどでロープウェイ駅に到着。

装備を解除して、のんびり下山
  




今日は新平湯温泉で泊まり

宿からは正面に焼岳が
 


のんびり温泉につかって、宿に泊まるなんてのは雪山に比べたら、まるで天国。

まさに天国と地獄

このギャップ、堪えられませんなぁ・・・・・

4月21日・・・

2012-05-23 22:10:54 | 雪山
予想では天気は良くないはずだった。


剱への訓練山行を頼まれて入会一年足らずの新人さんと一緒だ。
最終電車で水上に入って、いつものステビバでぐっすり寝られた。
6時に起きるとまもなくタクシーが入ってきた。
予約してないので、これを逃すとまたしばらく捕まらない。
てっとり早く荷物をまとめてベースプラザに向かった。

荷物をまとめ、身支度を整え、ゆっくり朝飯を食べてロープウェイに向かう。

空は相変わらずどんよりしていて今にも降り出しそうだ。




ロープウェイを降りると、そこは雲海から突き出た別世界だった。



雲海の向こうに白毛門が浮かんでいた。

                 

現金なもので急にテンションも上がってくる。



             

ところが熊穴沢ノ頭の手前の鞍部は雲の中だ。

                    

どうやらこの雲は1500mを境にたなびいているらしい。

肩の小屋への斜面から振り返ると

               

その高さで一面の雲海だった。


余り良くない天気予報に接していた我々には、思いもよらない
プレゼントだった。

しかし、当然のように雪は腐りまくっていて、アイゼン、ワカン、ツボ足、
スキーと思い思いのトレースが刻まれてゆく。

斜面の下部はビリビリ状態、谷川本谷や万太郎谷方面からは
時折ドーンと雪崩れる音が聞こえてくる。

例年と同じように対岸の松ノ木沢ノ頭下部の斜面は雪崩の筋が何本も
見えた。

露岩の場所はまるで春の小川状態。

近ずくにつれて川音が聞こえてくる。

トマで休憩後、オキに向かう。

             



鳥居の向こう側から回り込んで上の岩場に上がった。

そこから見える一ノ倉に息をのんだ。

                



                           

見える範囲の壁の雪はほとんど落ちていたが、ニョキニョキとした岩の上には
まだ雪の団子が乗っていた。

帰りの天神平からの下山路の田尻コースは、上部の雪崩の影響か「KEEP OUT」の表示だらけ、
訓練だからと重い荷物と歩くつもりだったTさんはガッカリした様子。

天気予報にサングラスを忘れて油断した私は、人生初の雪目となって、その夜はかなり痛く、雪目の涙目で辛い夜を過ごした。

4月29日・・・

2012-05-17 23:09:43 | 雪山
前夜発の最終電車で土樽に入った。
水上だと最終電車は2406頃着くのだが、土樽となると20時台になってしまう。
確かに水上以降、アタシ達の車両には数人だけだった。
その内の若者二人が土合で降りた、谷川に行くのだろう。

土樽で降りたのはアタシ達だけ。
久し振りに貸切で寝ることになった。

今回は剱に向けての最終訓練。目標は12時前に茂倉に着いたら天神平まで一気に行こうと決めていた。

29日、4時起床、5時出発。

湯檜曽川は雪解け水で轟々たる水量だ。

                 

茂倉新道の取りつきは雪があったが、ほどなく夏道となった。が、900mを過ぎた辺りの
ブナ林から1100m辺りまでは完全に雪、美しいブナ林をサクサク行く。  



                 


やがてブナ林が終わると同時に雪と夏道のミックスとなる。
歩ける場所歩けない場所があり思いのほか時間がかかる。
夏道上から滑った雪は斜面の藪と灌木に引っかかり根こそぎ引っ張る力で
至る所で地割れが起きていた。
登山道の崩落のプロセスをまじかに見た思いがする。

                       



             
             斜面の崩壊した雪のブロック

逃げ場のない夏道上でスノーブリッジ状の雪の塊を突き崩しているとき、崩壊した
1m大の塊とまともに押し相撲することになり、押し負けた。
可能性のある危険には、その対応が必要と感じた。

                      

目指す茂倉岳避難小屋を目標にひたすら歩くうちに茂倉岳に到着、11時56分。
避難小屋は屋根すら見えない雪の中だった。

                   
                   小屋は右手前の雪の中だった

一週間前とは比べ物にならないほど雪が落ちた谷川周辺は湿雪が滑って歩きにくい。



                

一ノ倉とオキの間で二人が持っていた2.2Lの水が100ccほどになったため、
綺麗な雪をかきだしてペットボトルに詰める。

15時前、肩の小屋着。28日に開けたばかりという小屋にはジュースとビールしかないと言う。
ビールが飲みたかったが、ここは我慢してジュースをがぶ飲みする。

前夜の電車で一緒だった若者がそこにいてかき氷を出してくれた。

小屋の親父も頑張ったからと水を一本サービスしてくれた。

15時半、小屋出発。しかし、小屋直下の下りでビビったPで思いのほか時間がかかる。
水をふんだんに含んだこの時期の雪は良く滑る。

途中でロープウェイは諦めたが、雪に慣れたPのペースが上がる。

ゲレンデ上部に17時15分着。ロープウェイは動いている。

駆け降りて乗り場に駆け込んだときロープウェイは止まっていた。

すまなそうに謝る係員に大丈夫と言って、自販機の飲料をがぶ飲みする。

乗れないロープウェイを横目に見ながら田尻コースを快調に下山、三つある橋の内、最後の沈下橋?まで来たとき目を疑った。

橋の上を雪解け水が轟々と流れている。

裸足で渡ることを考えたが、不安そうなPを見て、戻ってすぐ上の橋から左岸に渡った。

小さな支沢の渡渉で不安がるPを説得し渡る。渡った瞬間、あれ簡単だったねという顔をされた。

今年最初の沢始めを冬靴で無事終了、コースに戻る。

此処が今回の核心とは、まったく予想できなかった。

ベースプラザ到着19時。長かった一日が終わった。

参考までに、アタシは3kg体重が減したが、Pは1kgだった。ナゼ???

5月5日・・・

2012-05-16 23:59:26 | 雪山
前夜来の風雪で外の積雪は30cmほど積もった。

雨も降ったので、テントロープやアイゼン、ピッケル等全部凍っていた。

モチベーションが上がらないアタシだけど、新人君はやる気満々。

で、真砂岳方面に行くべく7時前にテントの外でスパッツを付けていると、、、

PのPLの前会の仲間T氏がテントに書かれている会名を見て訪ねてきた。

昨日の朝、長次郎から登ったPのパーティが今朝になっても降りてこないと言う。

可能性と方針をその人たちと話をし、援助を申し出てくれた他パーティに

お礼と断りを入れ、T氏には長次郎出合に戻ってもらい、アタシは剱山荘経由で長次郎に

向かうことにした。

30分後、前日5時過ぎ、そのパーティは本峰から下山して確かに泊ったと言う・・・

そういえば、テンバから剱山荘に向かうとき小屋の前に数人の人が見え、剱沢を下って行ったので

珍しい行動パーティだなぁ・・・と思ったけど、まさかアレが仲間とは思わなかった。

一気に力が抜けた。

このころから天気は好転

           

           剱沢も

              

              八つ峰、源次郎も

                      

                      剱沢上部もクッキリ見えてきた。


長次郎の出合が見える雪渓上でデポした荷物を纏めて出発準備をしているPたちを見ていると、

富山県警の山岳救助隊がふらりとやってきた。

剱沢のテンバから引き上げた誰かが今朝の騒ぎを報告したらしい。

しかし、アタシと出会った時は、既に剱山荘に無線で安否は確認できていて、様子見に来たらしい。

この時点では白馬の遭難はまだ報告されていなくて、岐阜側で6人パーティが下山遅れがあって

一人死亡した件で大騒ぎになっていたらしい。

県警の話では5日の午後から、6日も午後から天気が崩れると言う。


そのうち下からPLが上がってきた。

                

                状況を聞くと、長次郎を上ったが、源次郎側からの雪崩や

シュルンドが大きくて、下山は安全な尾根にしたらしい。

しかし、アイゼンを付けた状態でのカニのヨコバイ通過と前剱からの急こう配で時間がかかったし

全身ずぶ濡れで緊張で疲れているからと、剱山荘に止まったとの事。

なんだ、アタシ達よりいい条件じゃん。。。

ほっとした状態でみんなが来るのを待ってテンバに向かう。

                          

雲の流れが激しい

        


昼過ぎやっと本峰が顔を出した。

               



                        

早月からの1パーティも無事到着。

良かったよかった。。。



翌日は2時半起床4時半出発。

余りの強風に剱御前小屋に逃げ込む。

尾根道は風に降られて滑落が怖いので雷鳥坂の雪渓を下る。

室堂に着いたとき雨が降り出した。

5月4日・・・

2012-05-15 21:53:44 | 雪山
今回はまだ剱には登れない新人訓練のため、剱沢定着だ。

昨日は12時半ごろ剱沢着、早速テンバの設営に入った。

今年は天候が不順なのでテンバの雪壁作りをより念入りにした。
モチロン、本体もフライもペグでしっかり固定した。



5時起床、7時出発で前剱に向かう。

                

                視界はせいぜい100mと言うところか、、、


尾根に取りついたころから風と雹と雪と小雨交じりの天候になった。

それでもモチベーションの高い新人君はめげない。

2時間半ほどで前剱到着。

           

           上を目指すパーティもいたが、天候を考えてみんな戻ってきた。


アタシ達は降ったりやんだりの天候の中、前剱からの下降で4ピッチのロープワークと

アイゼンでの岩歩きで訓練だ。

              

トップで降りる。
ロープ一杯で支点確保とセルフビレーを取る。
セカンドは新人君。クレイムハイストで確保しながら降りる。
途中2度ほど滑ったが、ロープが止めてくれたようだ。
バックは肩がらみとスタンディングアックスビレイで確保する。
バックが下りる時は半マストで確保。
そんな基本訓練をしながら新人君を下してゆく。

一服剱ではアイゼンの岩トレだ。

              


こんな天候でもライチョウは顔を出す。

                 

しかし、さすがに今日は雷鳥を構っている余裕はなかった。

12時半テンバに戻ったが、全身びしょ濡れ。

このころから風雪が強まり、雹と雪が叩きつける。

風でテントがひしゃげる。

Pはどうしているんだろう・・・

これって、、、春山?・・・

2012-04-09 22:11:33 | 雪山
なんか、ホントに、、週末になると天気が悪くなる。

今までは自然のせいにしていたけど、なんだかアタシの所為?って気分になる。


先週末も金曜からの悪天で、山は降雪があった。

情報では五竜・鹿島槍方面も1.5mの積雪とか・・・


そんな金曜の夜から五竜に向かって出発した。

24時前後に駅に到着、翌朝は7時集合、、サッサとシュラフに潜り込んだ。

翌朝起きてみると、前夜から降り続いていた雪で一面の雪景色。

雪国で雪景色とは変な話なのだが、到着時には道路を含めて除雪された雪を除いて

ほとんど雪らしい雪が無かったのだ。



今回はかなりの人数での山行になったが、ピークへのアタック組と白岳までの組と

訓練組の三班に分かれた。

アタシは新人3人を連れての訓練組のサポート。

小遠見と中遠見の中間の尾根での訓練だ。



テレキャビンから歩く。

空は今にも雪が降りそうな重い感じだ。

時折吹く風が地吹雪を起こす。

前夜来の雪は膝上のラッセル。

アタシ達以外は2,3パーティが入っている。

小遠見を14時通過。このころから風は吹きっぱなしの状況になってきた。

しかし、訓練。テン場を北斜面の東側に決め、斜面を切り崩して作る。

斜面ゆえに高い方を1.5mほど掘り下げ平らな床を作った。

16時30分、完成。このころから気温は急激に下がってきた。

早々にテントに潜り込む。

この日は、一晩中風と雪が吹き荒れ朝には4~50cmの積雪となっていた。


翌朝は3時半起床、5時40分行動開始。

快晴、早朝は風があったが徐々に収まってくる。

訓練の尾根に着き、訓練開始。

天候はどんどん回復、風は時折猛烈に吹くが止んでいるときは正に春山JOY。


五竜も

          
          唐松も

                    
                    八方池山荘も

                                 
                                 妙高までもが丸見えだ

でも、尾根は要注意

                
                雪庇が張り出している。

天気は良いが

             
             稜線の風はかなりのものだ。

                                
                                鹿島槍

訓練地から

            
            五竜、白岳

                        
                        小遠見

                                  
                                  八方尾根を見る。

風が強く

           
           風紋ができていた。



尾根から、見渡せる山々の斜面を見ていると、至る所でスラフや、小さめの雪崩が起きている。

土曜にやったピットチェックでは、金曜の新雪以前の結合状態はそんなに悪くない感じがしたが、

南斜面では頻繁にスラフが起こっていた。



昼の集合時間にアタック組が戻ってきて話を聞くと、大遠見から先は猛烈なラッセルで

大阪からやってきたかなりの経験を積んだ3人組がワカンを持ってこなかったために立ち往生で

アタック組の最後尾について行ったが、全員白岳の手前で時間切れ敗退だったらしい。

急斜面では腰から胸のラッセルの上、重い雪で自他組み合わせて17人くらいのラッセルでも

どうにもならなかったらしい。

最もこの日の風では稜線に上がっても進めたかどうか・・・



おかげ様?で、日焼けで顔が痛い。

訓練山行・・・2

2012-03-27 23:26:56 | 雪山
小屋下のテン場に着いて、早速土木工事開始。

雪を均し、転圧する。

夜、星空と眼下の秩父の夜景がきれいだ。



翌朝は7時出発。

ミッションは2時間以内に出発できる態勢にしておくこと。

起床は5時。フライングは法度。。

起きる、シュラフカバーとシュラフを畳む。

ガスヘッド、バーナー、トレイ、コッヘル、テルモス、プラティパスを出し、早速湯沸し。

各自お茶を飲みながら、食当は準備をする。

やがて、全員の身支度が整い集合したのが6時58分。2分前だった。



晴れてはいるのだが・・・

            

            大気は相変わらず不安定だ。




もの30分で山頂到着。

           

           ガスってきて何も見えない。天気は目まぐるしく変わる。


この日は朝から調子が悪い。

雑炊もおたま1杯を食べるのがやっとだ。

やたら喉が渇くし、唇も乾く。


ピークから引き返すかと思いきや、訓練だから三宝山へ行くと言う。

しょうがねえなぁ・・・と思いつつ、動き出すが、今度は胃が痛くなってきた。

チームを先に行かせてわき道にそれる。

いやぁまいった、絶不調だ。


1時間かけて着いた。眺望のない、このお椀を伏せたような山を早々に引き払って戻る。

9時半、テン場着。

         

         いやぁ~絶不調だ。


みんなはワカンの装着のアレコレをやっているのを横目で見ながら、またわき道に入る。

まいった、どんどん悪くなる。

早く降りたい、早く帰りたい、、



やっと、出発の時間になった。

やった、帰れる・・・って思ったら、、、

ゲッ、木賊山に登り返さないで巻くと言う。

訓練だからラッセルしましょう、、、だって。

どうぞどうぞ、お若い方たちはどんどんやって下さい。アタシは最後尾で結構っすから。。。

やがて、破風山からの分岐に合流。

ぢゃあ、新人諸君、ここから近丸新道へルーファイしながらショートカットで行ってください、ってアンタ!!!

ルートをそれて、ものの20m、ラッセル、踏み抜き、しゃくなげの三悪が立ちはだかって敢え無く敗退。

アタシはルート上から一歩も動くことはなかった。。。



ここにきて天気は回復

          

          金峰山もバッチリ

                  



腹に力が入らないアタシは登りは地獄でも、下りは重力に任せて降りられる。

朝の雑炊以来、水分だけで8時間以上、、仲間がくれたブドウ糖が効いたのかいくらか元気が出た。



帰りの中央高速はいつもの渋滞。

9時過ぎにたどり着いて風呂に入ったら、やっと人心地がついた。

腹も動き始めたので、何か消化のいいものを・・・

                       

                       ってんで、納豆に頂き物のめかぶを混ぜてかき込んだ。


磯の香りがプ~~~ンと鼻孔を刺激する。

温かい味噌汁が腹にしみる。



んまかったぁ~・・・って思った瞬間、またまたわき道に駆け込んだアタシでした。。。。。           

訓練山行・・・1

2012-03-26 21:10:38 | 雪山
もともとは越後にある雪深い山での雪山訓練の予定だったのだが、

折からの気まぐれ低気圧の影響で大荒れに荒れる予想で転進をすることになった。

転進と言ったって、この天気が避けられて、それなりの距離があって、雪があるとこなんて、

太平洋側には中々ない。



儚い望みを託して甲斐・武州・信濃に跨る2475mの山に決まった。

                                


登り口は西沢渓谷の近丸新道。

登山口は1150m、端っから雪なんて何にもない。


200mほど高度を上げるとヌク沢を渡渉するのだが

                        

                        周りに少し雪があるものの水流はジャバジャバ。

実はこの沢のちょっと手前に小さな支沢を渡るのだが、ここが微妙に凍っていて最初の訓練となった。

もっとも滑っても汚れるくらいだろうけど・・・



1400mあたりから雪が現れ始めたのだが、この時期、こういう中途半端な雪は大変難しい。

雪と氷と土のミックスで油断ができない。



予想に反して天気は好転。

            

            しかし、雲の動きは早く

                       

                       陽は出たり入ったり・・・



晴れ・曇り・霙・風の四拍子の繰り返し・・・

晴れれば温かく、曇れば急激に気温が下がる。

それでも富士のすそ野が見えた時は嬉しかった。

                     



やがて、1800mからは完全に雪道。

この週末ではアタシ達が一番乗りだったが、トレースは明瞭。

しかし、弱くクラストしている表面は歩きにくく、10mに一回くらいは踏み抜きがある。

体力を消耗する二つ目はシャクナゲ・・・

こいつがザックの突起物に抗うこと夥しい。



シャクナゲから解放されると展望が良い場所に出る。

                       


目指す小屋まであと少しだ。

山・・・

2012-03-19 18:20:44 | 雪山
武田信玄と言えば、甲斐と信濃の一部を収めた武将。


そして、武田信玄と言えば

                   

                   山本勘助



なんの脈絡もない話で始まった今回のテーマは「八ヶ岳東部地方の山」とでも言いましょうか・・・



最近の週末って天気悪いと思いませんか?

最近に限らず、ここ半年くらいそんな感じがするのはアタシだけ?

そんなんで、土曜は完全に宴会と化した。。。。。



っで、明けて日曜日、期待されるような天候ではなく今にも降り出しそうな空模様。

さっさと登ってさっさと降りて来ようと、近場の低山にハイキング。


前日に立ち寄った蕎麦屋のカミさんが曰く、「380°の展望よ~」って言う山なんだけど、

この天候ぢゃあ望めない。

それでも八ヶ岳は正面

                

最高峰をズーム



周りを

          

                    

                              

歩いてきた道を振り返る

                  

                  雪がない

遠く甲斐駒も見えた

         


谷を押し出されてくるガスが、ユックリユックリ流れてゆく

                           



7時過ぎには登り始めて、10時には雨が降り出していたから、ほんのわずかなつかの間の山行だった。