読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

北海道大学植物園

2014年06月05日 | 国内旅行

◇北大植物園のライラック
  煉瓦造りの旧北海道庁建物の西側に北大植物園がある。札幌駅から徒歩で10分。
 普通のツアーではコースに入っていないので、隠れた観光スポットかもしれない(入園
 料400円月曜日休園)。
 植物園の北には旧札幌農学校(現在の北海道大学の前身)がある。後に北海道開拓
 使は博物館を造り、植物園用地を手当てした後これを札幌農学校に移管した。
  初代園長となる植物学者宮部金吾は近代植物園として全体を設計し、明治19年
 (1886)に開園した。
  アイヌを初めとする東アジア北方民族が利用した200種の植物園、北海道に自生す
 る150種の多年生草本の展示、バラ園、各種ライラックの並木、ハルニレの巨木、ブナ、
 イタヤカエデ、ミズナラ、ハンノキなど落葉広葉樹の原生林が残り、昼なお暗い都会の
 中の自然のオアシスとなっている。

  5月下旬の植物園では、ハルニレの新緑、リラの花々、オオバナエンレイソウ、レブン
 アツモリソウ、クロユリ、クマガイソウ(クマガエソウ)などの珍しい花々にも出合えた。


                    
             時計台          北大植物園         宮部記念館

            
    わが国最古のリラの株     ハルニレの樹群      リラの並木 
 

            
        湿生園                           ハンカチの木

            
      ロックガーデン        クマガエソウ          クロユリ

            
    チョウセンキバナアツモリソウ  マガイソウ       レブンアツモリソウ

    (以上この項終わり)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする