読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

群馬県・吹割の滝を描く

2014年06月10日 | 水彩画

◇ 新緑の吹割の滝
  ふきわれのたき?ふきわりのたき?結論は、どちらでもいいようです。地元のパンフでは
 ふきわれの滝ですが。
  26年度の水彩画教室の一泊写生旅行は群馬県沼田市・吹き割の滝。ここは昔利根町で
 したが合併して今は沼田市。尾瀬ヶ原への玄関口です。
   「吹割の滝」は国指定の天然記念物です。また、日本の滝百選にも選ばれており、国指
 定名勝のひとつです。
  片品川の流れにできた巨大な岩の割れ目(熔結凝灰岩)におち込む姿が、あただかも地
 の割れ目から水が噴き出しているかのように見えるからか。
  ほとんど常にしぶきがあがり、オゾンが満ち満ちている感じです。

  この時期(5月14日)新緑が眩いばかり。その緑も濃淡とりどり、いずれもまだ柔らかい色
 で、空気もみどり色でした。

  そんな緑の中で滝を描くと、水も緑のような、しかし川底の岩の色も映して茶色に見えたり、
 空の色を映して薄紫だったり…。
  滝のしぶきも表現が難しい。
  たたずむ二人連れはどの程度ぼかすのか。
  課題の多い題材でした。

   

コメント
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