読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

夏の野菜を描く

2014年07月20日 | 水彩画

今頃出回っている野菜

   
     CRESTER F6

  トマト、ナス、胡瓜・・・を差し置いて、ゴーヤときゃべつ、トウモロコシ、パプリカ。
 去年描いた野菜は止めようという単純な選択基準で登場した野菜をおよそ2時
 間で描いた。あとで手直しもしたが、風景画に比べれば構図が決まれば比較的
 簡単である。
 
 トウモロコシの粒や、ゴーヤのいぼいぼなど丁寧に描いていたら日が暮れる。
 トウモロコシである、ゴーヤであるということが判別できる程度に描けないいの
 だが、あまりいい加減でもいけない。その「程度」が決め手である。
  キャベツの葉脈は葉っぱの葉脈と違って太くてはっきりとしている。色抜きで
 いくことも考えたが、太いところは最初から塗り残した。細いところはあとで水で
 色抜きした。葉脈をはっきりと描くとキャベツだということがわかってもらえる。

 新聞紙においた野菜はそのまま新聞紙も描いた。これも新聞紙だということが
 わかる程度に活字っぽく描く。しわを入れると一段とそれっぽくなる。
 背景色は野菜を浮き上がらせるためには或る程度濃くした方がいいのだが、
 これ以上濃くすれば新聞紙が白なので、上の方が重くなって落ち着きが悪くな
 る。これも程度ものである。

                                   (以上この項終わり)

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