読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

甦れ青いトマト

2008年11月04日 | 畑の作物

どうする青いトマト

  四月末に苗を植えて、丹精込めて育てたトマトは、暑い最中は太陽の恵みを
 一杯に受けて、食卓を楽しませてくれた。昔は品種も桃太郎など限られていた
 が、最近はいろんな大きさや味のトマトが出てきて、戸惑った。黒いトマトに挑
 戦したが好みに合わなかった。もうつくる気はない。

  さて、太陽の日差しも弱まり、気温も下がってくると、トマトもなかなか育たない。
 そのうちにとうとう11月になってしまった。まだ青いトマトが2~30個くらい生っ
 ている。木は直径2センチくらいで立派な木である。しかしもう時期の作物に空
 け渡してもらわないといけないので、思い切って木を引き抜いた。(ミニトマトもずい
 ぶん青いのが残っていた、処理が大変なので自滅してもらった。)

  青いトマトが一杯ついているのでさあどうするか。何か手立てがあるかもしれ
 ないとネット検索すると、ありました。糠漬け、粕漬け、味噌漬けはメロンやスイ
 カに例があるので想像はついたのだが、フライ、チャツネ、ジャムなどいろんな
 利用方法があって驚いた。

  中でもちょっと興味を惹かれたのが「ピクルス」。
 早速作ってみました。1ヶ月くらいで食べられるとか。楽しみです。

   ①青いトマトを洗って、1キロ当たり100g(10%)の塩水に1時間くらい漬け
     る。

     

   ②ピクルス液を作る。
     砂糖60g、酢2カップ、水1カップ、ローリエ1枚、粒胡椒少々を煮立て
     冷ましたものを使う。

     


   ③塩漬けしたトマトを5ミリ幅くらいに輪切りにする。

     


   ④種とぐにゅぐにゅした部分を細身のスプーンなどで丁寧に取り去る。

     

   ⑤広口のガラス瓶に青いトマトとピクルス液を入れて冷暗所に保存。

     


 
生き返った梅酒の梅

   前出の「青トマトピクルス」を入れるために3年前につくった梅酒を瓶に移
  した。丁度シーバスリーガル12年物がシングルショット分残っていたので、まだ3時
  でアルコールを口にする時間ではないが、えいやっと飲んでしまって、よく拭い
  て、ピクルスに空け渡した。
   さて、残った梅の処遇。
   昔娘どもが家にいた頃は競い合ってこの梅を口に入れていたが、今は
  育児中、妊娠中で口に出来ない。そこでジャムを作ることにした。毎朝食
  べるヨーグルトのトッピングにお誂えではないか。

         
       
       ①梅酒梅を包丁で出来るだけ細かく種からはがす。
 
   
      
   ②水を多少加えてから、とろ火で煮る。
   ③粒々が気にならない程度につぶし器でつぶす。

          

   ④梅酒は氷砂糖が入っているのである程度の甘みはあるが、好みで砂
    糖(200gくらい)を加えてかき混ぜ甘さを整える。
   ⑤好みのとろみまでじっくりと煮詰める。ちょっと火を強めにすると、すぐ
    に焦げ付くので要注意。

   以上、器に移して出来上がり。  

コメント (2)
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