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気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

人工知能 vs クイズ王

2011-02-11 | つぶやき
IBMの「ワトソン」という人工知能(スパコン)が米国の人気クイズ番組「ジョパディ!」でクイズ王の2人に挑戦する。賞金100万ドル(約8200万円)をかけた本番は2/14~16に放送されるそうだが、模擬対戦ではワトソンが勝ったそうだ。ワトソンは97年にチェスの王者を破ったディープブルーの後継機。しかし、数学的に定義される有限のルールに従うチェスと違って、曖昧で、文脈で意味が変わり、暗黙の了解みたいなものがある言語処理はコンピュータにとっては信じられないほど大変な仕事だという。ワトソンは本や映画の脚本、百科事典など本100万冊分の知識をデータベースとして保存し、2880個のCPUで数千のアルゴリズムを並列に実行することで人間と勝負できるようにしたそうだ。さて、本番での勝負のゆくえは如何。 ⇒ 2/11朝日新聞
このような分野では人間の脳の素晴らしさをあらためて認識することになるが、これも人類誕生以来、長年かけた進化のなせる自然界の偉大な力と言えるのだろう。

鳥の起源論争に終止符か

2011-02-11 | つぶやき
鳥の祖先は恐竜との説が有力視されていたが、恐竜の前脚の3本の指は、「親指、人さし指、中指(薬指と小指は退化)」であるのに対し、鳥の翼(前脚に相当)の指は、「人さし指、中指、薬指」の3本と考えられていたため、これが唯一の矛盾点となっていた。ところが、鳥の翼の指も実際は恐竜の前脚と同じ、「親指、人さし指、中指」であることが、東北大の発生生物学の教授らの研究で分かったという。ニワトリの卵で、受精後の発生過程や遺伝子の働きなどを調べた結果、発生初期では親指と小指が成長しないが、指が形成される段階では「親指、人さし指、中指」の位置で指になることが確認できたという。専門家からは、最古の鳥である始祖鳥の化石が1861年に発見されて以来続いてきた鳥の起源を巡る150年間の論争に終止符を打つ成果との意見が出ているそうだ。 ⇒ http://www.asahi.com/science/update/0210/TKY201102100547.html、 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E2E2E6828DE3E2E2E0E0E2E3E39180EAE2E2E2;at=ALL

Carole King

2011-02-11 | つぶやき
がマイブログに登場するのは2回目。1回目は昨年7/11のマイブログで、40年振りにJames Taylorとツアー共演している話題を取り上げた。2人の初共演は1970年にロサンゼルスのトルバドールという老舗クラブで行われた。何と、07年に同クラブで行われた、この2人のジョイント・ライブが2/17にNHK BShiのワールド・スーパー・ライブという番組で放送されることになっているのだ! 今から楽しみだ。 ⇒ http://www.nhk.or.jp/bs/superlive/
●後記@2/19
キャロルの名曲「You've Got A Friend」がアルバム「Tapestry」で発表される前に、その曲をJamesが歌うことを許してくれたというエピソードが紹介され、キャロルの寛大さにJamesからあらためて感謝が述べられる場面もあり、フレンドリーで暖かみのあるライブだった。名曲は時間を超えて色褪せないことをあらためて感じることができた。

MUSIQUA

2011-02-07 | つぶやき

先日、テレビを何気なく見ていたら、感じの良い音楽が流れてきた。「MUSIQUA(ムジカ)」というグループだ。Official Websiteや所属プロダクションCACUUのWebsiteによると「2001年音楽学校のパート最優秀クラスで出会い結成。10代から50代の男女までファン層を持つ。ヴォーカルの石橋 沙弥香はMUSIQUAの作詞作曲を手掛け、圧倒的な歌唱力をもつミュージシャンでありながら、その人間性は一般的な枠を出ない一人の女性である。 新世代が生み出した独特なニュースタンダードポップス。」とのこと。今までに3枚のフルアルバムをリリースしているが、2009年の最新アルバム「ヒューマンクイズ」の中の「プレゼント」という曲のプロモーションビデオがYouTubeにアップされている。(http://www.youtube.com/watch?v=1N4Q8TsrxUk)その他、昨年10月と12月のKDDIデザイニングスタジオ@原宿でのライブステージもYouTubeで見られる。後者のライブでは「世界の別名」という新曲が披露されている。(http://www.youtube.com/watch?v=SfIZth6ftWw&feature=related、http://www.youtube.com/watch?v=BRRWXBSPOBs&feature=related)
●追記@2/19
沙弥香さんはインタビュー@JUNGLE★LIFE(http://www.jungle.ne.jp/interview/?vol=142&no=23URL)の中で、自分の原点はミスチルとドリカムだと語っているが、確かにミスチルのフレイバーが強く出ている曲(「君は歌う」など)もあるし、ドリカムの歌い方に似ていると感じる部分もある。また、ギターの保道氏とキメラというアコースティックユニットでも活動しているが、基本的に曲をピアノと歌で作るのでバンドではできない部分を伝えられるし、より素に近いありのままの自分がそこにいる感じがすると語っている。「僕らの「またね」」という曲をキメラで弾き語りしている動画がYouTubeにアップされている(下記)が、確かにMUSIQUAとはまた別の良さが伝わってくる。インタービューの最後に今後の目指す姿として、誰かの中で原点になれるような存在になることができればいいと思うと語っている。息の長い活躍を期待したい。

 

 


世界初、天然ウナギの卵発見

2011-02-06 | つぶやき
東京大学海洋研究所と水産総合研究センターなどの研究チームは天然のニホンウナギの卵の採集に世界で初めて成功したそうだ。採集場所は05年に誕生直後のウナギ幼生を捕獲したことがあるマリアナ諸島沖(水深3千~4千m)の深さ200mまでの浅い海だという。今までウナギの産卵は謎に包まれ、古代ギリシャのアリストテレスは泥から自然発生すると考え、また、今回発見した研究者も、かつて深い海の底で産卵すると考えていたそうだ。卵の状態で漂うのは僅か1日半のため、今回の発見は運が良かったと言えるようだ。実際に採集したのは2009年5月であるが、分析などに手間がかかり公表が遅くなったという。(それにしても時間が掛かり過ぎでは?)●ニホンウナギは5~9月にマリアナ諸島付近で産卵し、成長しながら黒潮に乗って日本近海にやってきて、川へ上ってウナギに成長し、回遊して産卵に向かうという生態だそうだ。また、食用ウナギの殆どは稚魚か非常に若いウナギを海で捕獲し、養殖場で育てたものだそうだ。養殖に年間1億匹近い天然の稚魚を使っているそうだが、近年は乱獲や気候変動の影響で1970年頃の1/5~1/10に激減しているという。水産総合研究センターではウナギを卵から育てる「完全養殖」に昨年春に成功しているが、稚魚が生き残る率が低く、大量生産のメドはついていないという。今回、卵を発見した海域の水温や塩分濃度などのデータは完全養殖の実用化を加速する有効な手掛かりになる可能性があるという。 ⇒ http://www.asahi.com/eco/TKY201102010617.html、http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819595E2E3E2E39F8DE2E3E2E0E0E2E3E39C9CEAE2E2E2;at=DGXZZO0195579008122009000000、http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2784267/6763853?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
ウナギの産卵が謎に包まれていたとは知らなかった。今回のニュースはウナギの蒲焼きが好きな人には朗報かも。

大相撲、春場所中止

2011-02-06 | つぶやき
日本相撲協会は八百長問題を受け、春場所(3/13初日)の開催中止を決めた。1964年夏場所以来65年振りの中止となるが、不祥事が原因の中止は初めてとなる。実に不名誉なことだし、経営的にも約10億円の入場料収入と約5億円のNHKからの放映権料収入がなくなるという。大相撲の八百長疑惑は過去に何度も浮上してきたが、その都度、協会は八百長を否定し、証拠も無いことから、裁判でも勝訴してきた。しかし、今回は証拠(メール)が発覚したことから、過去のケースとは決定的に異なる。石原都知事は大相撲の八百長は昔から当たり前のこととしてあったと発言しているが、それが現実味を帯びてくる状況だ。●今日のテレビ朝日の番組で、あるスポーツジャーナリストは大相撲には①神事、②興行、③スポーツの3つの側面があり、スポーツの側面だけを捉えて大騒ぎするのはおかしいというような発言をしていたのには驚いた。その人は、大相撲を宗教法人にするのが一法とも語っていた。日本相撲協会を公益財団法人に認定するかどうかの議論も注目を集めているが、スポーツでないなら当然、公益財団法人とは言えないであろう。何れにしても、今回の事件を契機に、日本の大相撲とは何なのか、その位置付けを明確にすることが重要であり、そのような方向に議論が展開することを期待したい。

スーパー・ウクレレ奏者、Jake Shimabukuro

2011-02-06 | つぶやき

1976年生まれ、ハワイ州ホノルル出身、日系5世のウクレレ奏者。超絶的な演奏テクニックを持ち、ハワイのグラミー賞と称されるナ・ホク・ハノハノ・アウォーズを何回も受賞している。「ハワイのジミヘン」との異名もあるらしい。以前にローカル局の企画で、NY/セントラル・パークでジョージ・ハリソンの"While My Guitar Gently Weeps"を演奏した際のビデオ映像がYouTubeに投稿され(下のビデオ)、それが大ヒットして一躍有名になった。今年1月に最新アルバム「Peace Love Ukulele」をリリース。最近、NPRのWorld Cafeに登場、インタビューとライブ演奏で2曲を披露した。「ウクレレは比較的易しい楽器。皆がウクレレを弾くようになれば、世界はより良いところになる」と語っている。 ⇒ http://www.npr.org/2011/02/01/133399766/jake-shimabukuro-on-world-cafe
ウクレレというと、ハワイアンの伴奏楽器程度のイメージしかないが、シマブクロ氏の手にかかるとウクレレが実に魅力的で素晴らしいソロ楽器に変身する。驚くべきパフォーマンスだ。


ずさんなCO2削減試算@家電エコポイント

2011-02-05 | つぶやき
2009月5月から始まった家電エコポイント制度による「CO2削減効果は年間400万トン」とした試算は実態とかけ離れた前提で行われ、実際の効果はその1/6であることが分かったという。算出に関する資料の廃棄が昨年判明し、環境省が当時の担当者から聞き取り調査する中で判明したという。●試算では、家電1台あたりの消費電力の削減率が50~60%に達すると想定したが、昨年3月の実際の販売データに基づく試算では、削減率はエアコン23%、冷蔵庫46%、テレビ14%で、CO2削減量は69万トンと当初予測の約1/6に過ぎなかったという。誤差の原因は、①買い替え対象商品を全て1995年製と設定したが、09年時点の一般世帯の平均使用年数は約9年~10年で、買い替え前の家電製品は95年製よりエネルギー効率が良い、②全て同じ大きさの製品への買い替えを想定したが、95年時点では殆どのカラーTVが30型未満なのに対し、エコポイント制度で買われたTVの36%が37型以上であり、「増エネ」になる。③買い替えで無く、2台目を新しく買う「増エネ」を想定していない。全くお粗末な話である。 ⇒ http://www.asahi.com/digital/av/TKY201102050170.html

「一期一会」

2011-02-05 | つぶやき
朝日新聞のアスパラクラブでのアンケート結果(回答:2513人)によると、座右の銘にしたい四字熟語の1位は「一期一会」だそうだ。回答者の半数近くが選び、2位に倍近い差をつけてダントツ1位となった。人との偶然の出会いを大切にしたいと考えている人が多いようだ。歌人の俵万智さんは日本人の受け身体質が見え、日本独特ではないかと指摘している。2位以下は、七転八起、温故知新、一所懸命、質実剛健、誠心誠意、晴耕雨読、家内安全、不言実行、有言実行など。時代背景を映して、全体的に、平穏な家庭志向や努力志向など「いい人」日本人の姿が浮かび上がるという。逆に、自由奔放(44位)、天衣無縫(52位)などの勢いのある言葉や、右肩上がり時代の勇ましい言葉(立身出世、粉骨砕身、猪突猛進、前人未到、滅私奉公)などは影が薄いという。米国出身の日本文学者、ロバート・キャンベル東京大教授によると、米国人なら威風堂々、不撓不屈、気宇壮大、天衣無縫、当意即妙、明快闊達などが上位だろうという。不言実行の上位は有り得ないという。国民性の違いと言ってしまえばそれまでだが、閉塞感漂う日本の現状を反映しているようにも思う。 ⇒ (2/5朝日新聞be)