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大相撲、春場所中止

2011-02-06 | つぶやき
日本相撲協会は八百長問題を受け、春場所(3/13初日)の開催中止を決めた。1964年夏場所以来65年振りの中止となるが、不祥事が原因の中止は初めてとなる。実に不名誉なことだし、経営的にも約10億円の入場料収入と約5億円のNHKからの放映権料収入がなくなるという。大相撲の八百長疑惑は過去に何度も浮上してきたが、その都度、協会は八百長を否定し、証拠も無いことから、裁判でも勝訴してきた。しかし、今回は証拠(メール)が発覚したことから、過去のケースとは決定的に異なる。石原都知事は大相撲の八百長は昔から当たり前のこととしてあったと発言しているが、それが現実味を帯びてくる状況だ。●今日のテレビ朝日の番組で、あるスポーツジャーナリストは大相撲には①神事、②興行、③スポーツの3つの側面があり、スポーツの側面だけを捉えて大騒ぎするのはおかしいというような発言をしていたのには驚いた。その人は、大相撲を宗教法人にするのが一法とも語っていた。日本相撲協会を公益財団法人に認定するかどうかの議論も注目を集めているが、スポーツでないなら当然、公益財団法人とは言えないであろう。何れにしても、今回の事件を契機に、日本の大相撲とは何なのか、その位置付けを明確にすることが重要であり、そのような方向に議論が展開することを期待したい。

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