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「一期一会」

2011-02-05 | つぶやき
朝日新聞のアスパラクラブでのアンケート結果(回答:2513人)によると、座右の銘にしたい四字熟語の1位は「一期一会」だそうだ。回答者の半数近くが選び、2位に倍近い差をつけてダントツ1位となった。人との偶然の出会いを大切にしたいと考えている人が多いようだ。歌人の俵万智さんは日本人の受け身体質が見え、日本独特ではないかと指摘している。2位以下は、七転八起、温故知新、一所懸命、質実剛健、誠心誠意、晴耕雨読、家内安全、不言実行、有言実行など。時代背景を映して、全体的に、平穏な家庭志向や努力志向など「いい人」日本人の姿が浮かび上がるという。逆に、自由奔放(44位)、天衣無縫(52位)などの勢いのある言葉や、右肩上がり時代の勇ましい言葉(立身出世、粉骨砕身、猪突猛進、前人未到、滅私奉公)などは影が薄いという。米国出身の日本文学者、ロバート・キャンベル東京大教授によると、米国人なら威風堂々、不撓不屈、気宇壮大、天衣無縫、当意即妙、明快闊達などが上位だろうという。不言実行の上位は有り得ないという。国民性の違いと言ってしまえばそれまでだが、閉塞感漂う日本の現状を反映しているようにも思う。 ⇒ (2/5朝日新聞be)

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