マイケル・サンデル教授による対話型の講座「正義」が、8/25に東大安田講堂で公開授業を開講することになったそうだ。ハーバードでは全学生の1/6にあたる千人が受講する超人気講座で、NHKが4~6月に「ハーバード白熱教室」として放送。身近なジレンマ問題を取り上げ、正義とは何か、公共とは何かといった命題を考えて貰うのが主眼という。サンデル教授はもともと政治記者志望だったが、大学4年時のヒューストン・クロニクルでの記者見習いの時（74年）の、ニクソン弾劾取材が契機となり、記者でなく学者の道を考え始め、英オックスフォード大留学を経て政治哲学を選んだという。東大での公開講座については、ハーバードでもアジア出身の学生は概しておとなしく、東大生は活発に意見を言ってくれるか気がかりとのこと。授業の様子はNHKが収録し、秋に放送するらしい。 ⇒ （8/5朝日新聞） 昨日、偶々、本屋でサンデル教授の著書「これからの「正義」の話をしよう」が目にとまり購入したところだったので、今日の新聞記事はタイムリーだった。 尚、「ハーバード白熱教室」は8/16からNHK BSで再放送されるようなので是非見てみたい。