9月29日に、令和2年7月1日時点の全国の基準地価が、国土交通省から発表されました。
この基準地価は、知事が基準地を選定し、不動産鑑定士の鑑定評価を求め、その結果を審査、調整し、当該基準地の単位面積当
たりの標準価格を判定します。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、全国の全用途平均で0.6%の下落、3年ぶりの下落になったと、しています。
地方都市の不動産市場からすると、もっと基準地価が下がってもいいのではないか。
新型コロナウイルスの感染拡大の前から、地方の土地については、売買価格が下がっている状況です。
こういった国主導型の調査結果は、あらゆる公的価格に、影響するので、市場価格を無視した官主導型ですねぇ。
固定資産税の積算根拠にもなり、市場価格が下がっても、固定資産税評価額が下がらないのも、これが原因です。