自筆遺言書の書き方を調べていたら、金融機関によって、「預金」と「貯金」の表記に違いがあることが、分かりました。
銀行に預けたお金のことを「預金」といいます。
普通預金も、定期預金も「預金」です。
これに対し、ゆうちょ銀行や、JAバンク(農業協同組合)やJFマリンバンク(漁業協同組合)に預けたお金は「貯金」といいます。
銀行の普通預金に当たるのが通常貯金、定期預金に当たるのが定期貯金です。
由来は、銀行は明治時代、企業や商店主などのお金を一時的に預かる役割を担っていたことから、「お金を預ける」ので「預金」という言葉が
生まれたらしいです。
一方「貯金」は、「お金を貯める」意味です。
郵便局や、農協に自分のお金を「貯める」ので「貯金」という言葉になったそうです。
小生、いままで、まったく気がつきませんでした。
自筆遺言書で、「貯金」と書くところを、「預金」と書いたら、無効になるんですかねぇ・・・・・・。